庭を眺めながら歩いていると何かに躓きそうになった。
足元を見ると履物のつま先部分に何かが挟まっている。そうーとつま先を持ち上げると、小さな蝉が姿を現した。
足の感覚はまだ、衰えてはいない様で躓く感触が柔らかく感じられて歩行を止めたのが良かったのか、蝉は
無傷で私が摘みあげると、手のひらを伝い歩きして移動した。
小さな蝉である。今月24日に初蝉の声を聴いてから数日が経つが姿を見たのは今年、初 である。
これは、ヒグラシかも? そーと庭の木に泊めてあげた。思い切ってこの1週間を蝉人生をかけて鳴くが良い・・・