395の缶詰

さば缶の徒然フォト日記

今の女川町

2012-10-17 | 旅缶
宮城県牡鹿郡女川町

1ヶ月ぶりの女川。
建物の基礎が見えなくなり、道路と同じ高さになってきています。

女川町地域医療センター下

あの日のままのフェンス

女川町地域医療センター

この町の象徴のような建物。
訪れる人は、この建物の前から女川を眺めます。

T・P+5.4

国道がこの高さまで盛土をするよう。
信じられない高さ。今立っている場所が、土の中。
すべてが、変わっていく。
思い出も土の中に。

製氷施設

浜を望むと、活気が感じられます。
ウミネコの群れが、水揚げをしているサンマを
我先にと狙っています。
少しずつですが、前に向かっている感じです。

この高さに岸壁

防潮堤を作っていると思ったら、
岸壁がこの高さまで来る工事。
人間の胸の高さまで、上げるよう。
信じられない高さに、また驚きです。

少しずつ変わっていく女川。
嬉しいような寂しいような。
そこにあった風景は、更地になっても、
道路を見ると思い出させられるのに、
盛土で見えなくなったら、何処に何があったのかが、
解らなくなってしまう寂しさ。

でも、変わらなくてはならないんですよね。
気持ちが付いていかない感じです。