きょうは終戦の日・・・
いまの若い人たちは71年前の世界をどう感じているのだろうか・・・?
ボクが二十歳だったころ・・・明治時代は遠い昔の文字に書かれた出来事で、まったく現実感はなかったように感じていた気がする・・・
すでに老人の仲間入りしたボクでさえ71年まえには存在しなかったのだ・・・
ただ父親は戦争に行ってきた。
ボクが子供のころ、親父は戦争の話はしたがらなかった・・・が、一度だけ・・・「人を撃ったことがある」と言っていた。
撃たれた人がどうなったかまでは話してくれなかったと記憶している。
「たまに胸が苦しくなって目が覚めることがある・・・幽霊とはこういうものかも知れない」と聞いたこともある・・・
ライカC(Typ112)