ひゃまの飛んでもない光論





Hyama Natural Science Research Institute

後退速度、前進速度

2019-12-10 20:13:26 | 記事

天文学辞典では、後退速度を

宇宙論的赤方偏移を、その天体がわれわれから遠ざかる相対運動によって生じたものであると解釈して計算した速度。宇宙論的赤方偏移は宇宙膨張による空間の伸びが原因であり、相対運動による解釈は便宜上のものである。http://astro-dic.jp/recession-velocity/

と書いてあるのだが、

宇宙論的赤方偏移を、過去の天体が現在の我々から遠ざかる相対運動によって生じたものであると解釈して計算した速度。宇宙論的赤方偏移が宇宙膨張による空間の伸びによる解釈は便宜上のものである。

が正しいように考える。

過去←現在←未来・・・後退速度(物体の相対運動)

過去→現在→未来・・・前進速度(宇宙論的赤方偏移)

つまり時の矢に対して正方向が前進、逆方向が後退

この宇宙論的赤方偏移と、その原因が空間の伸びかどうかは、別の話である。

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プラズマ宇宙論を用いると、直接観測できない正体不明のダークマターの存在を無理に仮定しなくても、銀河の回転曲線問題などを綺麗に説明できる。またこの理論はビッグバンの存在を否定する。しかし宇宙マイクロ波背景放射に関する観測事実を上手く説明できないことや、ビッグバン仮説を裏付ける多くの観測事実が存在するため、現在ではあまり議論の俎上に登らない理論である[注釈 1]。 

ビッグバン直後の均質な宇宙において初期揺らぎから最初に銀河が生まれ、発生した銀河が規模と数を増しつつ宇宙へ拡散し、銀河団、超銀河団、宇宙の大規模構造へと進化したとするボトムアップ説を採用するビッグバン仮説では比較的初期の宇宙(現在から100億年前、宇宙誕生から38億年後)にヘルクレス座・かんむり座グレートウォールのような全長100億光年にも達する超巨大な構造が形成されるに至ったメカニズムが理論の修正なくして説明不能である[13]逆に比較的初期の宇宙に100億光年に達する巨大構造が形成されていたという事実は大規模構造となる巨大なガスのかたまりが最初に生まれ、その次に超銀河団のもととなる塊が分裂し、銀河団、個々の銀河へとスケールダウンするように小さい構造が作られたとするトップダウン説を採るプラズマ宇宙論に有利な観測結果と言える https://ja.wikipedia.org/wiki/暗黒物質

なにせ遠くの過去の天体をみているのだから・・・

宇宙論的物体の収縮なら、このスケールダウンに対して、オールバースのパラドックスや宇宙マイクロ波背景放射に対しても説明可能なので、問題はダークエネルギーやダークマターを標準とするビッグバンモデルとプラズマ宇宙論間にある。

時間が遅れるというより、運動の本質は時間の消費

一方向へ運動エネルギーを加える古典的運動もあるが、
等方向に静止エネルギーを運動エネルギーに変えて
自由落下する運動が、膨張宇宙での運動
どちらにしても、全方向に長さが収縮し、位置関係や距離の変化があることが運動の定義だ

d(wτ)^2 = d(cτ)^2 ±dx^2 ±dy^2 ±dz^2

このーは過去から今もしくは今から未来で、波動速度w^2=光速度c^2 ー前進速度v^2
この+は未来から今もしくは今から過去で、波動速度w^2=光速度c^2 +後退速度v^2
固有時τは、今の観測者の時間から見た宇宙年齢138憶年?だから

d(cτ)^2 = d(wτ)^2 -dx^2 -dy^2 -dz^2

距離x,y,zはー、つまり収縮した観測者からみると、今の光速度は一定ということになります。