32条(失踪宣告の取り消し)

✅失踪宣告と異なる時期に死亡していることが証明されても、失踪宣告を取り消さなければ、失踪宣告によって死亡したとみなされた時期は変更されない。

✅失踪宣告が取り消されても、双方が善意でした行為に、その取り消しは影響しない。➡被相続人Aが死亡していないことにつき、相続人Bと買主Cが双方とも善意ならば、失踪宣告が取り消されても、売買の効力は失われない。

✅失踪宣告によって財産を得た者は、失踪宣告の取り消しによって権利を失う。返還義務あり➡善意者:現存利益 🔹悪意者:全部(704条)

受領能力

未成年者🔹成年被後見人➡受領能力がない

✅未成年者や成年被後見人を相手に、追認の催告をしても、そもそも催告を受け取る能力（受領能力）がないから、相手方は催告した事自体を主張できない。

被補助人

補助人には

同意権➡付与できる
代理権➡付与できる

どちらも13条メニューに限られない

同意権が付された被補助人➡制限行為能力者

本人以外の請求による補助開始の審判➡本人の同意が必要

被保佐人

保佐人には

同意権➡ある
同意権のメニューは13条

また、13条メニュー以外にも同意権を定めることができる

代理権➡付与できる
13条メニューに限られない

成年被後見人

成年後見人には

同意権➡ない

✅同意したって意味がないから