ほぼ日刊おつかれさ馬Times
~JRA登録抹消馬をメインに引退競走馬たちの情報を綴っています~
 



JRA発表の登録抹消馬は3頭でした。

★マチカネアヤニシキ
 父ブライアンズタイム・母マチカネハナコ
 2002/04/29 待兼牧場生産
 牝3歳 鹿毛 沖芳夫厩舎(栗東)
 生涯成績 0-0-0-3
 ラストレース
  2005/08/14
  3回小倉2日目6R
  未勝利戦 13着
 乗馬

★ヒヤマクインダム
 父トウショウサミット・母シノクインダム
 1998/04/04 篠木牧場生産
 牝7歳 黒鹿毛 菅原泰夫厩舎(美浦)
 生涯成績 3-7-4-28
 ラストレース
  2005/08/07
  2回新潟8日目9R
  湯沢特別(500万) 10着
 繁殖

★ピッピーウエスト
 父マイネルラヴ・母サクラジョイナー
 2002/03/22 西村和夫生産
 牝3歳 芦毛 上原博之厩舎(美浦)
 生涯成績 0-0-0-5
 ラストレース
  2005/09/07
  川崎9R
  オータムフラワー賞(中央交流) 10着
 地方・金沢へ移籍(鈴木長次厩舎へ入厩)

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※8月22日から28日までの掲載馬について
 抹消後の情報を追記しました。
 それぞれの日付に戻ってご覧ください。

9月2日の記事の中で、8月25日に抹消された
ボールドブライアンについてお知らせしましたが、
報道によると今後は乗馬になるとのことです。
得意のマイル戦では抜群の瞬発力を誇り、
重賞勝ちのある彼でも種牡馬になることが叶わない
なんて、厳しい世界です・・・



今日のニュース


85年の米年度代表馬ペブルスが今月5日、
老衰のため24歳の生涯を静かに閉じました。
81年にSharpen Up産駒としてイギリスで産まれた
ペブルス。母のLa Dolceはミレニアムバイオや
アドマイヤタッチの祖母にあたります。
現役生活を送った3年間で15戦8勝、うち4勝が
G1という成績。84年に英1000ギニーでG1初制覇を
達成すると、85年には牝馬として史上初めての
エクリプスS制覇に英チャンピオンS勝ち。
アメリカに渡って挑戦したブリーダーズCでは、
世界中から集まった強豪牡馬を抑え堂々の1番人気
に応えて優勝。欧州最強牝馬の名を欲しいままにした
まさに名牝です。
負傷のため引退した後は繁殖入りしましたが、
自身の輝かしい成績に反してママとしての成績は
今ひとつ。
96年からは日本に輸入されノーザンファームで
繁殖生活を送っていました。繁殖引退後は、門別の
福満牧場で静かに余生を送っていたそうです。
(ちなみに01年生まれの娘・セイウンマドンナは
 未勝利のまま引退。昨年秋に登録を抹消され、
 鵡川で繁殖入りとなっていますが、残念ながら消息は
 つかめていません。)
これまで本当にお疲れさま。安らかに眠ってください。


今日は何だか悲しいお知らせが続いてしまいました。
未勝利馬たちが大量に登録を抹消されていくこの時期、
それぞれがまた新しく生きていく場を見つけることが
できるといいのに、と祈らずにいられません。



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