ほぼ日刊おつかれさ馬Times
~JRA登録抹消馬をメインに引退競走馬たちの情報を綴っています~
 



JRAからの移籍馬について、
各競馬場から続々と最新情報が届いています。
 

佐賀競馬からのお知らせ

ニューエスダイオー 手島勝利厩舎
エニフ 真島元徳厩舎
マリアローザ 山田 勇厩舎
以上の3頭はいずれも8月25日に入厩しました。

セブンデイズウォー 大島静夫厩舎
プレトゥール 山田 勇厩舎
以上の2頭はいずれも9月1日に入厩しました。


笠松競馬からのお知らせ

インディアナガール 伊藤強一厩舎
マルヨソブリン 柴田高志厩舎
へそれぞれ入厩しました。
9月19日からの次開催に出走予定だそうですので
9月15日の編成馬発表後にCheck it out!


高知競馬
からのお知らせ

エアレーザーは、雑賀正光厩舎に8月18日付で
入厩しました。


荒尾競馬からのお知らせ

フミノシラユキ 佐伯茂樹厩舎
プリンセスパレス 幣旗昭厩舎
ラフィーナ 後藤禎文厩舎
以上の3頭はいずれも8月25日付けで入厩しました。
能力検査日、レース出走日はまだ未定だそうですので
こちらもHPをCheck it out!


今日のニュース・その2

昨年のJBCスプリント(交流G1)を制し、ダート短距離王者と
なったマイネルセレクト(牡6歳)が、右前脚に屈腱炎を発症、
再発の可能性が高いという診断の結果、引退することが
31日、明らかになりました。

もともと脚元に不安を抱えてはいましたが、3月に黒船賞
(高知・交流G3)での勝利後、10月の東京盃(大井・
交流G2)に向けてビッグレッドファームで調整されていると
聞いていただけに残念な結果となってしまいました。
99年生まれ、フォーティナイナー産駒のマイネルセレクトは、
1番人気で迎えた新馬戦で後続に6馬身差をつけてあっさり
勝ち上がると、その後もダートの短距離路線で安定した成績
を残してきました。
度重なる脚部不安から、重賞制覇までには時間を要したものの
G1初挑戦の03JBCスプリントではサウスヴィグラスのハナ差
2着と好走し、さらに昨年は初の海外遠征となった
ドバイゴールデンシャヒーン(首G1)でも5着に入る大健闘。
今のところ、引退後の予定については決まっていないそうですが、
母方をさかのぼればハギノトップレディやイットーにつながり、
叔母にダイイチルビーといった「華麗なる一族」の血脈。
願わくば種牡馬として強い後継者たちを残していってほしい
ですね。
 

03シリウスS(G3)ウィナーズサークルにて
Photo:(C)★FUTURE STAR


今日のニュース・その3

先月28日、重度の肺炎により死亡したダンツフレームについて
地方競馬教養センターの方からお知らせをいただきました。

6月に同センターへ移動した時から微熱が続いていたことは
ここでもお伝えしたとおりですが、詳しい死因を調査するため
彼の遺骸は宇都宮にあるJRAの競走馬総合研究所へ
運ばれたそうです。
なお、地方競馬教養センターでは、敷地内にある訓練馬たちの
墓地に立てる墓標も既に用意され、遺されたたてがみを埋葬
して供養することになりました。
ファンの方のお墓参りも可能だそうですので、行かれる方は
事前に連絡してからお出かけください。(土日は除きます。)

彼の死に関しては、批判的な報道やファンの方々からの
非難の声も聞かれますが、
センターの方からいただいたお言葉で締めくくりたいと思います。

「こちらへ移動してきてからもずっと看病を続けてきましたが、
 このような結果になって本当に残念です。
 ドラマチックな生涯を送ってきたダンツフレームですが
 最後は安らかに眠ったままで旅立っていきました。
 ありがとうございました。」



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行く先が未定になっていた馬たちの
その後の情報をお知らせします。


地方競馬へ移籍

サクラサヤカ 名古屋 塚田隆男厩舎
サプライズアゲン 金沢 田嶋進一厩舎
ヤクモポイント 名古屋 竹口勝利厩舎
タマエックス 浦和 中矢攻厩舎
カゼノメガミ 金沢 赤間亨厩舎
シルキーギガ 金沢 岩切敏男厩舎
パラダイスアーチ 金沢 赤間亨厩舎

乗馬

マチカネクサモエテ
レガシーフリー

※8月14日から21日までの掲載馬について
 抹消後の情報を追記しました。
 それぞれの日付に戻ってご覧くださいませ。


今日のニュース

01年のアルゼンチン共和国杯(G2)の勝ち馬で
トウカイテイオーの半弟トウカイオーザが、
31日、JRAの登録を抹消することが発表されました。


 
02目黒記念(G2)パドックにて


大阪―ハンブルクC(OP)2連覇など、
芝の中・長距離重賞戦線で骨っぽいメンバー相手に
活躍してきた彼ですが、
8歳という年齢のためか昨秋頃から2ケタ着順が続き、
引退レースとなった14日の小倉記念(G3)では
道中ずっと追っつけっぱなしの苦しい内容。
そろそろゆっくりさせてあげてもいい時期ではと
思っていただけに、引退して新しい馬生を送れることに
なると聞いてホッとしました。

今後は鹿児島大学で乗馬になるそうですが、
長い間がんばってきた分、新天地ではのんびりと
暮らせるといいですね。
本当におつかれさまでした。元気でね!



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JRA発表の登録抹消馬は13頭でした。

★ウォータークエスト
 父バブルガムフェロー・母アイントホター
 2002/4/27 片岡博生産
 牡3歳 鹿戸幸治厩舎
 生涯成績 0-0-0-3
 ラストレース
 2005/8/13 3回小倉3R(未勝利)10着
 乗馬

★ウォータールーラー
 父バブルガムフェロー・母スターライトマリー
 2002/3/9 越湖ファーム生産
 牡3歳 鹿戸幸治厩舎
 生涯成績 0-0-0-3
 ラストレース
 2005/8/20 3回小倉7R(未勝利)18着
 乗馬

★エビスタッチ
 父スキャン・母エビスフレイズ
 2000/2/23 恵比寿牧場生産
 牝5歳 成島英春厩舎
 生涯成績 1-0-1-12
 ラストレース
 2005/1/15 1回京都6R(500万下)12着
 繁殖

★カルストンアルドラ
 父ブラッシングジョン・母カルストンジェンヌ
 2002/4/24 奥山喜義生産
 牝3歳 大根田裕厩舎
 生涯成績 0-0-0-3
 ラストレース
 2005/8/20 3回小倉3R(未勝利)10着
 地方・園田へ移籍(西川精治厩舎へ入厩)

★サクラトレゾア
 父サクラローレル・母ミセスムソウ
 2002/3/9 西村和夫生産
 牝3歳 大根田裕厩舎
 未出走
 地方へ移籍(入厩先未定)

★シアトルリーダー
 父ビワハヤヒデ・母ミヤシロオーバン
 1999/4/30 新井昭二生産
 牡6歳 宮徹厩舎
 生涯成績 6-3-3-20
 ラストレース
 2004/3/13 1回阪神9R阪神スプリングJ(JG2)2着
              (勝ち馬マイネルイースター)
 乗馬

★スタートラッカー
 父サンデーサイレンス・母サンシャインステラ
 2000/3/22 白老ファーム生産
 牝5歳 秋山雅一厩舎
 生涯成績 1-2-3-10
 ラストレース
 2005/6/12 3回東京8R(500万下)11着
 繁殖

★ゼンノガラパゴス
 父コマンダーインチーフ・母シスタースルー
 2002/4/6 アラキファーム生産
 牡3歳 池江泰郎厩舎
 未出走
 地方へ移籍(入厩先未定)

★チェリーグローリー
 父ウイニングチケット・母オリオンフレンズ
 2000/5/5 大塚牧場生産
 牡5歳 島田功厩舎
 生涯成績 3-2-1-9
 ラストレース
 2005/4/10 3回中山12R(1000万下)14着
 乗馬

★ノースダンサーズ
 父ダンスインザダーク・母タガノロリエット
 2002/2/22 三枝牧場生産
 牝3歳 池添兼雄厩舎
 生涯成績 0-0-0-3
 ラストレース
 2005/8/21 3回小倉8R(未勝利)14着
 乗馬

★ライブリーユー
 父ライブリーワン・母エブリアスユー
 2002/5/30 北島牧場生産
 牡3歳 平井雄二厩舎
 生涯成績 0-0-0-6
 ラストレース
 2005/7/3 1回函館12R(500万下)中止(落馬)
 地方・門別へ移籍(堂山芳則厩舎へ入厩)

★リネンイーグル
 父メイセイオペラ・母バトルプロージット
 2002/4/26 福岡敏宏生産
 牡3歳 中尾銑治厩舎
 生涯成績 0-0-0-7
 ラストレース
 2005/7/16 2回新潟2R(未勝利)18着
 地方・園田へ移籍(國澤利照厩舎へ入厩)

★ロードインザスカイ
 父サクラバクシンオー・母ナースアンビション
 2001/5/11 坂本智広生産
 牡4歳 池添兼雄厩舎
 生涯成績 2-0-0-11
 ラストレース
 2005/1/16 1回京都4R(障害未勝利)12着
 乗馬


今日のニュース

秋分の日の今月23日、JRA馬事公苑で「愛馬の日」が
開催されます。

当日は流鏑馬などの伝統馬事芸能の披露や体験乗馬、
ポニー競馬の他、馬たちと触れ合える企画が盛りだくさん。
札幌競馬場でのイベントにも出演するNHK「ファイト」の
女優馬(?)サイゴウジョンコと、ヒロインの本仮屋ユイカさんに
会えるイベントもあります。
実際にドラマの撮影に使われた村上厩舎のセットも公開
されるそうなので、これは一見の価値アリですね。
また、馬事公苑に繋養されている元競走馬たちを展示する
コーナーも設置されるので、ウインブレイズ(03鳴尾記念他)、
サンフォードシチー(00武蔵野S)、ヒコーキグモ(97きさらぎ賞)
など、重賞戦線で活躍した懐かしい馬たちにも会えるかも
しれませんよ。
天高く馬肥ゆる秋の一日を馬たちと触れ合って過ごすのも
すてきです。



サンフォードシチー(00武蔵野Sのパドックにて)



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