旅立ち
2008年03月12日 | 店
初めて会いに来てくださってから、もう2年になるのでしょうか。
とても印象的な目をしていて、体のあちこちを傷めてた。
「人間って言うのは時に、想像もつかない力を出せる時があるんだよ。」と
あなたは言ってました。
その時に、あなたの仕事がどんなに過酷で大変な事か私は把握してませんでした。
4度目になる時、あなたは病院から抜け出して会いに来て下さいました。
その時、私にお仕事の相談をされました。
迷いもなく、体を優先してほしいと申しました。
一度は離れた職に、また2年も経たずに戻られてしまったあなた。
初めて来た時のあの寂しげなまなざしが、今でも脳裏に焼きついてます。
何かを覚悟しているかの様なメール。
「出会えた事を幸せに思います。」
何も力になれなかった私に、あなたはそう言って下さいました。
帰りの知らせのメール、どうかありますように。
どうかご無事でありますように・・心から願います。