鋭い
2007年05月17日 | 店
先日お店が終わる頃に、ふらっと酔った勢いで遊びに来たとおっしゃった方が来ました。
確かにお酒の香りもするし、楽しそうに酔ってる雰囲気でもあります。
私自身には、とても優しい口調でお話もされる方でありました。
ですがね・・目がとても鋭い印象でした。
職業柄という感じよりも、率直に言うと人間不信の威嚇したオーラなんです。
時間が経過する度に、その目は更に強く。
そして、神経が高ぶるばかりで心と体がアンバランスな状態で、
なんか妙に気になり、それとなく聞いてみました。
すると、我慢していた物がまるで噴出すかのように、
お話しを始めました・・・やはり私が思う様に人を一切信用してないと
おっしゃってました。
そんなオーラを放っていたら、そんな人間しか側に来なくなってしまうように私は思います。
「ちょっと寂しいね・・そんな人ばかりでないと信じたいけどね」と私。
「女房にも目が鋭い事は指摘されてるし、考え方を改めるように言われてるけど」
とその方。
元からその方がそうあった訳じゃない筈です。
そこまで鋭くさせてしまう世の中、社会がいけないんだと私は思いたい。
いつかまた優しい瞳に変わる事を、心から願います。
世の中、捨てたもんじゃないと思う日が必ず来ると思いたい。