1月から兵庫県立美術館で特別展「フィンランドのくらしとデザイン」が開催されています。
フィンランドと言えば、生まれて初めての海外「旅行」で訪れた思い出の地。当時のことは旅行記にも書いております。
そんなこともあって展覧会はかなり前から楽しみにしていて、早々に前売り券を買ったまでは良かったんですが、その後仕事に追われ、気がつけば会期も大詰め。
このままではいかん、ということで、先週末ようやく見に行ってきました。
梅田から阪神電車で岩屋駅へ。掘割になったホームから地上へ出て改札を抜けると、すぐに南北方向に向かう道に当たります。
この道が最近では「ミュージアムロード」と呼ばれているそうで、兵庫県立美術館には、この道を浜側に下って8分程歩いた先にあります。
もっとも、駅からは美術館を簡単に見つけることができます。というか、それはもう分かりやすい目印があります。
屋上にカエル。ちなみに「美(み)カエル」という名前だとか。
この日は風が強く、左にゆらゆら、右にゆらゆら、大変そうでした。
真下から見るとこんな感じ。エサでも見つけたらすぐに喰いつきそうです。
かくいうわれわれも、お昼どきなので腹ごしらえ。カフェではフィンランドスタイルのワンプレートランチがありました。
お昼も済んだところで美術館……なのですが、さすがに展示は撮影してません(当然だ)。会期は来週末まであるので、まだの方は是非現地で見てください。
ちなみに、「くらしとデザイン」というだけあって、絵画やムーミンなどの本の挿絵に混ざり、アアルトのスツールやマリメッコの服、ヘルシンキ市内のピクトグラムなど、現地の日常に根差した展示も結構多いです。
さて、期間終了間際ということで結構混むかと思ったのですが(実際われわれが入館した直後辺りにかなり混みだした模様)、意外と早く見て回れたので時間が余りました。
そこで、先程の「ミュージアムロード」を南から北へ、足を伸ばしてみることにしました。
坂道を上って阪神・JR・阪急の線路を越え、北の端にあるのは王子動物園。おそらく幼稚園だか小学校だかの遠足以来です。
動物園ですが、鳥商の業者が建てたニワトリの顕彰碑などもあります。
海鳥園を見る野鳥。檻から逃げたのでもわれわれが檻の中に入ったのでもなく、野鳥が檻の外から中を覗いています。日常的な光景のようで、注意書きの看板も立てられてます。
そんな王子動物園の自慢は、パンダとコアラが両方見られること。とくにパンダに関しては宣伝も含め、物凄い力の入れようです。笹を食うにも力が入ろうものです。
一方のコアラはマイペース。こちらも人気者であることは間違いないと思うのですがマイペース。
という動物もいいのですが、われわれの目的は、実は別のところにありました。
白ウサギ。首元がふっくらしているからメスでしょうか。寒いせいか大人しく丸まってます。
ただ、王子動物園にいるのは普通のウサギだけではありません。
こちら、世界有数の巨大ウサギの「秋田ジャンボ」。先程の白ウサギとは、首回りに加えて耳の大きさが全然違います。この画像では伝わりにくいと思いますが、サイズも全然違うのです。
動物園の解説(画像クリックで拡大)。並ぶと違いが分かると思います。
この解説では秋田ジャンボが2羽登場していますが、ここにいるのは「しゃもじ」の方のようです。
ウサギたちがいるスペースでは、ニワトリやアヒルも混ざって歩き回っています。こちらの鳥でニワトリと同じぐらいのサイズなのですが、大きさが秋田ジャンボと変わりません。
ただこのしゃもじ、ジャンボと言ってもまだ子ども。好奇心旺盛でアヒルに遊んでもらおうと近づくのですが、どうも嫌がられてしまいました。
今度は普通のウサギに近寄っていきましたが、こちらも遊んでくれません。結局閉園が近づき、職員さんに抱えられて園舎に戻っていきました。
ちなみにこのスペース内では小動物が半ば放し飼いになっていて、人間用の通路でもウサギやニワトリ、アヒルなどが普通に歩いて行き来しています。
むしろ、動物が自由に動き回る中に人間が入り込む、という方が正確かも知れません。
なので、最初は秋田ジャンボが人間の通路を普通に飛び跳ねるのを見て少々驚きましたが、慣れてみると、むしろこの方が本来あるべき形かも知れないな、と思ったりもしたのでした。
フィンランドと言えば、生まれて初めての海外「旅行」で訪れた思い出の地。当時のことは旅行記にも書いております。
そんなこともあって展覧会はかなり前から楽しみにしていて、早々に前売り券を買ったまでは良かったんですが、その後仕事に追われ、気がつけば会期も大詰め。
このままではいかん、ということで、先週末ようやく見に行ってきました。
梅田から阪神電車で岩屋駅へ。掘割になったホームから地上へ出て改札を抜けると、すぐに南北方向に向かう道に当たります。
この道が最近では「ミュージアムロード」と呼ばれているそうで、兵庫県立美術館には、この道を浜側に下って8分程歩いた先にあります。
もっとも、駅からは美術館を簡単に見つけることができます。というか、それはもう分かりやすい目印があります。
屋上にカエル。ちなみに「美(み)カエル」という名前だとか。
この日は風が強く、左にゆらゆら、右にゆらゆら、大変そうでした。
真下から見るとこんな感じ。エサでも見つけたらすぐに喰いつきそうです。
かくいうわれわれも、お昼どきなので腹ごしらえ。カフェではフィンランドスタイルのワンプレートランチがありました。
お昼も済んだところで美術館……なのですが、さすがに展示は撮影してません(当然だ)。会期は来週末まであるので、まだの方は是非現地で見てください。
ちなみに、「くらしとデザイン」というだけあって、絵画やムーミンなどの本の挿絵に混ざり、アアルトのスツールやマリメッコの服、ヘルシンキ市内のピクトグラムなど、現地の日常に根差した展示も結構多いです。
さて、期間終了間際ということで結構混むかと思ったのですが(実際われわれが入館した直後辺りにかなり混みだした模様)、意外と早く見て回れたので時間が余りました。
そこで、先程の「ミュージアムロード」を南から北へ、足を伸ばしてみることにしました。
坂道を上って阪神・JR・阪急の線路を越え、北の端にあるのは王子動物園。おそらく幼稚園だか小学校だかの遠足以来です。
動物園ですが、鳥商の業者が建てたニワトリの顕彰碑などもあります。
海鳥園を見る野鳥。檻から逃げたのでもわれわれが檻の中に入ったのでもなく、野鳥が檻の外から中を覗いています。日常的な光景のようで、注意書きの看板も立てられてます。
そんな王子動物園の自慢は、パンダとコアラが両方見られること。とくにパンダに関しては宣伝も含め、物凄い力の入れようです。笹を食うにも力が入ろうものです。
一方のコアラはマイペース。こちらも人気者であることは間違いないと思うのですがマイペース。
という動物もいいのですが、われわれの目的は、実は別のところにありました。
白ウサギ。首元がふっくらしているからメスでしょうか。寒いせいか大人しく丸まってます。
ただ、王子動物園にいるのは普通のウサギだけではありません。
こちら、世界有数の巨大ウサギの「秋田ジャンボ」。先程の白ウサギとは、首回りに加えて耳の大きさが全然違います。この画像では伝わりにくいと思いますが、サイズも全然違うのです。
動物園の解説(画像クリックで拡大)。並ぶと違いが分かると思います。
この解説では秋田ジャンボが2羽登場していますが、ここにいるのは「しゃもじ」の方のようです。
ウサギたちがいるスペースでは、ニワトリやアヒルも混ざって歩き回っています。こちらの鳥でニワトリと同じぐらいのサイズなのですが、大きさが秋田ジャンボと変わりません。
ただこのしゃもじ、ジャンボと言ってもまだ子ども。好奇心旺盛でアヒルに遊んでもらおうと近づくのですが、どうも嫌がられてしまいました。
今度は普通のウサギに近寄っていきましたが、こちらも遊んでくれません。結局閉園が近づき、職員さんに抱えられて園舎に戻っていきました。
ちなみにこのスペース内では小動物が半ば放し飼いになっていて、人間用の通路でもウサギやニワトリ、アヒルなどが普通に歩いて行き来しています。
むしろ、動物が自由に動き回る中に人間が入り込む、という方が正確かも知れません。
なので、最初は秋田ジャンボが人間の通路を普通に飛び跳ねるのを見て少々驚きましたが、慣れてみると、むしろこの方が本来あるべき形かも知れないな、と思ったりもしたのでした。