BRTは盛駅に着いた。舗装してかさ上げされた道路からホームに降りる。
大衆魚の地位から離れつつあるサンマ。昔なら地域の「イメージアップ」に使えることはなかったであろう。
ただ何でもいい。シーズンのサンマは美味い。
JRと三陸鉄道の駅舎を見る。規模は大きいが、結局はバスの停留所になってしまったJRの駅の隣で、三陸鉄道が必死に自身の生存と存在を訴えている。
その訴えが生み出したキャラクター。これで腐女子がどのぐらい惹きつけられるのか、現役のそれが私の周囲に見当たらないので分からない。単に知らないだけかも知れないが。
三陸鉄道三鉄の駅に入ると、ちょうど「あまちゃん」が放映中。舞台はこの南リアス線ではなく(北)リアス線だとはいえ、三鉄の駅まで来て見る「あまちゃん」は乙なものだ。
再びホーム。線路が残る三陸鉄道の乗車口に渡る。
JRの信号だろうか、無残にも十字が押しつけられたそばの車庫で、三陸鉄道の車両が発車を待っている。
駅のヤードには、貨車が止まっている。しかし、JRの線路は既になく、三陸鉄道は貨物営業を行っていない。
にもかかわらず、なぜ、この貨車があるのか。
三陸鉄道の車止の先、BRTの隣、小さなホームがあるのが見える。これも盛駅だ。
実は、盛駅には、三陸鉄道とJRの他に岩手開発鉄道が乗り入れている(いた)。同社は現在は貨物専業の鉄道で、石灰石を港まで積みだしているのだ。
ただ、かつては旅客営業も行っていて、ホームはその時代の名残である。レールバスもかくやという小さな車両と、戦前並の古風なメカニズム、早い話がマニュアルの車両とで、細々と営業していた時代、見てみたかった。
噂をすれば影!岩手開発鉄道の貨物列車がやって来た。このタイミングで盛駅に着けたのは本当に良かった。貨物専門の鉄ヲタではないにせよ、これはこれで得をした気分だ。
吉浜からの列車が入線してきた。真新しい車両だ。
この車両は、大震災で存続の危機に晒された三陸鉄道に対し、クウェート政府から贈られたものだ。
車両にはクウェートの紋章が記されている。どういう経緯だったかは寡聞にして知らないのだが、海を越えたつながりを、この車両が具現している。
それにしても、こんなところでアラビア語を目にするとは、誰が予想し得ただろうか。
こうして写真を撮っているうちに、デジタルカメラの電池がいよいよもたなくなった。
ただ、1週間の旅で電池が持つとは思っていなかったので、策は打ってある。ケーブルこそ間違えて持ってきて、充電はできないが、替えの電池を持ってきておいたのだ。
撮影する度に電源の無くなる電池を外し、新たな電池に入れ換える。すると……
残量がありません。充電してください。
夏場だが凍りつく。突然進退が窮まった。
大衆魚の地位から離れつつあるサンマ。昔なら地域の「イメージアップ」に使えることはなかったであろう。
ただ何でもいい。シーズンのサンマは美味い。
JRと三陸鉄道の駅舎を見る。規模は大きいが、結局はバスの停留所になってしまったJRの駅の隣で、三陸鉄道が必死に自身の生存と存在を訴えている。
その訴えが生み出したキャラクター。これで腐女子がどのぐらい惹きつけられるのか、現役のそれが私の周囲に見当たらないので分からない。単に知らないだけかも知れないが。
三陸鉄道三鉄の駅に入ると、ちょうど「あまちゃん」が放映中。舞台はこの南リアス線ではなく(北)リアス線だとはいえ、三鉄の駅まで来て見る「あまちゃん」は乙なものだ。
再びホーム。線路が残る三陸鉄道の乗車口に渡る。
JRの信号だろうか、無残にも十字が押しつけられたそばの車庫で、三陸鉄道の車両が発車を待っている。
駅のヤードには、貨車が止まっている。しかし、JRの線路は既になく、三陸鉄道は貨物営業を行っていない。
にもかかわらず、なぜ、この貨車があるのか。
三陸鉄道の車止の先、BRTの隣、小さなホームがあるのが見える。これも盛駅だ。
実は、盛駅には、三陸鉄道とJRの他に岩手開発鉄道が乗り入れている(いた)。同社は現在は貨物専業の鉄道で、石灰石を港まで積みだしているのだ。
ただ、かつては旅客営業も行っていて、ホームはその時代の名残である。レールバスもかくやという小さな車両と、戦前並の古風なメカニズム、早い話がマニュアルの車両とで、細々と営業していた時代、見てみたかった。
噂をすれば影!岩手開発鉄道の貨物列車がやって来た。このタイミングで盛駅に着けたのは本当に良かった。貨物専門の鉄ヲタではないにせよ、これはこれで得をした気分だ。
吉浜からの列車が入線してきた。真新しい車両だ。
この車両は、大震災で存続の危機に晒された三陸鉄道に対し、クウェート政府から贈られたものだ。
車両にはクウェートの紋章が記されている。どういう経緯だったかは寡聞にして知らないのだが、海を越えたつながりを、この車両が具現している。
それにしても、こんなところでアラビア語を目にするとは、誰が予想し得ただろうか。
こうして写真を撮っているうちに、デジタルカメラの電池がいよいよもたなくなった。
ただ、1週間の旅で電池が持つとは思っていなかったので、策は打ってある。ケーブルこそ間違えて持ってきて、充電はできないが、替えの電池を持ってきておいたのだ。
撮影する度に電源の無くなる電池を外し、新たな電池に入れ換える。すると……
残量がありません。充電してください。
夏場だが凍りつく。突然進退が窮まった。
私も2008年頃に買った800万画素の単3電池式カメラを持っていますが、なかなか頑丈で(昨春に買ったカメラは雨に当たっただけで壊れたし)画質も意外に悪くないので、最近は再び使い始めています。
そういえば、妻が結構長い間電池式を使ってましたが、
やはり持ってみると、同型の充電池式と比べてずしりと来ましたし。