にわか日ハムファンのブログ記念館

2004年8月から2014年6月にかけて更新してきた当ブログを静態保存しております。

観戦記を書く前に(雑感)

2009-05-07 07:07:07 | ブログにまつわるエトセトラ
 昨日夜遅く、関西に戻ってきました。
 今回の遠征では、あるいは今回もという方が正確でしょうが、内容の濃い試合ばかりを見ることができました。ええ、いろんな意味で濃い試合を。
 なので、観戦記を今から書きたくて書きたくてしょうがないのですが、目下時間の余裕がないもので、あれだけの濃い試合をまとめるのは簡単ではないので、もう少しお待ちくださいね。

 それにしても、今回もいろんな人に良くしていただき、また新たな人たちとの交流の機会を持つことができた、とても自分にとって意味のある、本当にすばらしい遠征でした。
 私が遠征に行くのは、もちろんファイターズの試合が見たいからですし、それ以外にもポジティブな理由、ネガティブな理由、ネタティブな理由(ネタ的な理由)があります。
 でも、遠征を重ねる中で、一番大きな理由が何なのか、自分の中でハッキリしてきたような気がします。
 それは、行く先々でさまざまな人たちとのつながりがあるから
 遠征に行くからこそ見られる試合があるのと同じように、遠征に行くからこそ、出会える人たちがいる。
 それは、地元の人たちだったり、(関西からも含め)他所からの人たちだったり、あるいはファイターズファンや他チームのファン、野球と全然関係ない人など、本当にさまざまな人たちです。
 そんな人たちと直接会って、話し合ったり、一緒に呑んで盛り上がってるそばで私はつぶれてたりすることが、私にとっては何よりの宝だったりします。
 ただ、ふと思えば、私がここまでブログを続けているのも、同じような理由があるからじゃないかな、という気がしています。
 筆不精で、夏休みの日記など幾度となく踏み倒してきた私が、1日1本ペースでエントリを書く理由。
 それは、文章を書いて、それを公開し、レスポンスを得ることで、ブログがなければ知り合うことのできない、さまざまな、本当にさまざまな人たちとつながっていられるからです。
 実生活上の私は、対人能力に関しては、本当にひどいものです。
 加えて、人と趣味が大きく異なっていたり(野球に関しては、つい数年前まで関西では絶対多数派の1人だったのですが……)、相手の意図を察知し、理解する能力が劣っていたり……
 そんな私にとって、人との接点を作り、保つことは、時に苦痛すら感じることのある難題でした。
 そんな私なのに、書いたものを読んでくれる人たちがいる。
 そんな私の書いたものに、反応を返してくれる人たちがいる。
 そして、ブログを通じたやりとりが、さまざまな人たちとの、実際上のつながりになっていく。
 こんな私と、時間と情報、そしてなにより、楽しみを共有してくれる人たちがいる。
 本当は申し訳ないことなのかも知れませんが、それ以上に、なんて幸せなことなんだろう、と思うのです。
 そんな人たちに、自分は何ができているのだろう?
 そう思うと、自分が恥ずかしい気分になることもあります。
 でも、そう思うヒマがあったら、このブログで、あるいは野球場やいろんな場所で、また新たなレポートやネタやなんやかやからなる楽しさを、どんどん発信していきたい。
 そして、私が感じた楽しさを発信すること、そして発信すること自体を楽しむことで、このブログを通じて知り合うことのできた人たちと、楽しみを分かち合いたい。
 それこそが、私にできる皆さんへのせめてもの、そして一番大事にしたいことだと思っています。
 当ブログは、コメント・トラックバックを通じて、あるいはどちらも書いたり送ったりしたことはないけれど、エントリを読んでいただいている皆さんの存在が原動力です。
 そんな皆さんがいるから、私は書き続けていられる。書く者として、存在し続けられるのです。
 今後とも、どうか、当ブログとルパート・ジョーンズをよろしくお願いします。

 実は、あまり詳しいことは書けないのですが、ルパート・ジョーンズの中の人はこのところいろいろあって[;;0中0]、今後の人生もかかった決断を下す気になっていました。
 これからを考えたときに、何を一番大事にするべきなのか?
 何を守るために、何を捨てるべきなのか?
 いろいろ考える中で、私にとってのブログの意味合いと、ブログがもたらすものの大きさを確認することになり、こんな駄文を書いた次第です。


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