
3連休の中日、三田城山に関西独立リーグの試合を観に行きました。リーグ所属の4チームのうち、今シーズン加わった韓国ヘチ(コリア・ヘチから改称)の試合を見るのはこれが初めてです。

今日も暑い中、ガーリーは普段通り歩き回ってます。しかし、気になるのは彼の視線の先にあるスタンドの客足。
先日観戦した時があんまりだっただけに、はたしてどうなることかと思っていたのですが、

ホーム側がこんな感じで、

バックネット裏、ビジター側がこんな感じ。正確には数えていませんが、以前観た試合よりはまだ多いような印象です。

この日のスタメン。ヘチは選手が多くないようで、この日はDHを使っていません。それにしても、ヘチに日本で生まれたと思しき選手がいれば、神戸には韓国から来日した秀範がいるのは興味深いです。

神戸の先発は、明石から移籍してきた吉川。

一方、ヘチの先発は李敬吾(読み方を忘れてしまった……他の選手も分からないので、以下漢字表記のみで失礼)。サイドスローのフォームは悪くないのですが、いかんせん制球が定まりきりません。

初回から山田の併殺崩れやパスボールで2失点。最下位に沈むヘチが、いきなりリードを許してしまいます。

それでも、ヘチは2回に金亨根のソロで1点差に迫ります。

しかしその裏、神戸が死球に守備の乱れも加わり無死満塁のチャンスを作ると、1番の秀範がタイムリーを放ち、まず1点を追加。

さらに武田翔のタイムリーで2点、大久保の犠牲フライで1点を加え、2回終了時に早くも5点をリードします。
このあと、3回はヘチが三者凡退、神戸は2死1,2塁のチャンスに秀範がヒットを放つも2塁走者上田が走塁死、ともに無得点で4回表に移ります。
で、上田がプロテクターを装着している間、吉川と投球連勝をするべく神戸の選手がミットを持って現れたのですが、

なぜかミットを引き取り、吉川の投球を受けるヘチの1塁コーチ。
武田翔も今村もどうしていいか分からない様子でしたが、おそらくコーチからしたら、手伝い半分、受けてみたいのが半分だったのでしょう。

そんな4回も両チーム無得点で終わりますが、5回裏になると三輪・秀範の連続タイムリーで神戸が2点を追加。8-1とヘチを完全に突き放します。

5回が終わりグランド整備。ガーリーにとってはお散歩の時間です。ホームベース周辺のへりを歩くガーリー。

なにやらトンボが気になるもよう。

トンボがけを始めたガーリー。

しっかり腰を入れて、グランドをならしていきます。

ライン引きはさすがにできないので、いったん引いて見守るガーリー。

トンボがけ再開。

こ っ ち 見(ry
何かと好奇心旺盛なこのカモメさん。次は何をするんでしょうか(笑)

さて試合再開。神戸は6回から福泉が登板。ヘチ打線に単打こそ許すものの、さらにつけいるスキを与えません。

対するヘチは6回に洪大山、

8回には金承鉱を送りますが、どちらも1失点と流れをつかめません。

そして最終回、神戸は3番手今村がマウンドに上がります。

今村はきっちり三人で締め、ゲームセット。

最終スコア。神戸が理想的なゲーム運びで大勝しました。

ヒーローインタビューは秀範。5打数5安打の大活躍でした。

こうして試合は終了。あとは球場を引きあげるだけかと思いきや、なにやら両監督が話しこんでいます。

ホームベース上では、両チームの選手が歓談中。

次第に選手の数が増えていきます。

すると、ヘチの選手が、神戸の選手と一緒に写真を撮りはじめました。

神戸とはこれが最終戦だったのかな?だとすれば、記念に写真を撮るのも納得……と思っていたら、それどころの話ではなかったのです。
この試合の裏で、関西独立リーグでは紀州対明石戦を行っていました。試合は紀州の勝ちだったのですが、その紀州が後期優勝を決めたため、残りの日程がすべて打ち切られてしまったのです。
つまり、この試合はヘチの選手にとって最終戦。選手によっては、この試合を最後に韓国に帰る人がいてもおかしくありません。
だとすれば、日本でプレーした記念に、対戦相手の選手と写真に納まるのも分かる気がします。

神戸の選手とユニホームを交換するヘチの選手。

海を渡って、決して恵まれていない環境の下で、それでも好きな野球をプレーしたこの1年が、彼らにとってどんなものだったかは、私には想像するよりほかありません。
ただ、こうして交流を深める姿を見ると、決して悪いものではなかったのかな、という気はします。

シーズンが終われば選手の行く道はさまざまに分かれます。母国に帰る選手、日本で新たな道を歩む選手、来シーズンも韓国ヘチがあればという条件付きですが、チームに残る選手……
それぞれ、いい思い出を胸に、来シーズンに進んでくれればと思っています。

今日も暑い中、ガーリーは普段通り歩き回ってます。しかし、気になるのは彼の視線の先にあるスタンドの客足。
先日観戦した時があんまりだっただけに、はたしてどうなることかと思っていたのですが、

ホーム側がこんな感じで、

バックネット裏、ビジター側がこんな感じ。正確には数えていませんが、以前観た試合よりはまだ多いような印象です。

この日のスタメン。ヘチは選手が多くないようで、この日はDHを使っていません。それにしても、ヘチに日本で生まれたと思しき選手がいれば、神戸には韓国から来日した秀範がいるのは興味深いです。

神戸の先発は、明石から移籍してきた吉川。

一方、ヘチの先発は李敬吾(読み方を忘れてしまった……他の選手も分からないので、以下漢字表記のみで失礼)。サイドスローのフォームは悪くないのですが、いかんせん制球が定まりきりません。

初回から山田の併殺崩れやパスボールで2失点。最下位に沈むヘチが、いきなりリードを許してしまいます。

それでも、ヘチは2回に金亨根のソロで1点差に迫ります。

しかしその裏、神戸が死球に守備の乱れも加わり無死満塁のチャンスを作ると、1番の秀範がタイムリーを放ち、まず1点を追加。

さらに武田翔のタイムリーで2点、大久保の犠牲フライで1点を加え、2回終了時に早くも5点をリードします。
このあと、3回はヘチが三者凡退、神戸は2死1,2塁のチャンスに秀範がヒットを放つも2塁走者上田が走塁死、ともに無得点で4回表に移ります。
で、上田がプロテクターを装着している間、吉川と投球連勝をするべく神戸の選手がミットを持って現れたのですが、

なぜかミットを引き取り、吉川の投球を受けるヘチの1塁コーチ。
武田翔も今村もどうしていいか分からない様子でしたが、おそらくコーチからしたら、手伝い半分、受けてみたいのが半分だったのでしょう。

そんな4回も両チーム無得点で終わりますが、5回裏になると三輪・秀範の連続タイムリーで神戸が2点を追加。8-1とヘチを完全に突き放します。

5回が終わりグランド整備。ガーリーにとってはお散歩の時間です。ホームベース周辺のへりを歩くガーリー。

なにやらトンボが気になるもよう。

トンボがけを始めたガーリー。

しっかり腰を入れて、グランドをならしていきます。

ライン引きはさすがにできないので、いったん引いて見守るガーリー。

トンボがけ再開。

こ っ ち 見(ry
何かと好奇心旺盛なこのカモメさん。次は何をするんでしょうか(笑)

さて試合再開。神戸は6回から福泉が登板。ヘチ打線に単打こそ許すものの、さらにつけいるスキを与えません。

対するヘチは6回に洪大山、

8回には金承鉱を送りますが、どちらも1失点と流れをつかめません。

そして最終回、神戸は3番手今村がマウンドに上がります。

今村はきっちり三人で締め、ゲームセット。

最終スコア。神戸が理想的なゲーム運びで大勝しました。

ヒーローインタビューは秀範。5打数5安打の大活躍でした。

こうして試合は終了。あとは球場を引きあげるだけかと思いきや、なにやら両監督が話しこんでいます。

ホームベース上では、両チームの選手が歓談中。

次第に選手の数が増えていきます。

すると、ヘチの選手が、神戸の選手と一緒に写真を撮りはじめました。

神戸とはこれが最終戦だったのかな?だとすれば、記念に写真を撮るのも納得……と思っていたら、それどころの話ではなかったのです。
この試合の裏で、関西独立リーグでは紀州対明石戦を行っていました。試合は紀州の勝ちだったのですが、その紀州が後期優勝を決めたため、残りの日程がすべて打ち切られてしまったのです。
つまり、この試合はヘチの選手にとって最終戦。選手によっては、この試合を最後に韓国に帰る人がいてもおかしくありません。
だとすれば、日本でプレーした記念に、対戦相手の選手と写真に納まるのも分かる気がします。

神戸の選手とユニホームを交換するヘチの選手。

海を渡って、決して恵まれていない環境の下で、それでも好きな野球をプレーしたこの1年が、彼らにとってどんなものだったかは、私には想像するよりほかありません。
ただ、こうして交流を深める姿を見ると、決して悪いものではなかったのかな、という気はします。

シーズンが終われば選手の行く道はさまざまに分かれます。母国に帰る選手、日本で新たな道を歩む選手、来シーズンも韓国ヘチがあればという条件付きですが、チームに残る選手……
それぞれ、いい思い出を胸に、来シーズンに進んでくれればと思っています。
日本の独立リーグに来るのが選択肢の1つとして確立されたのかも知れませんね。
韓国にも独立リーグができたら面白いのにとふと思ったんですが、難しいのかな。
NPBや他の独立リーグでもプレーした選手が参加してますね、韓国ヘチ。
漢字表記ですが、当の本人たちが日常的に使ってるかどうかは分かりませんよね。
もっとも、特に文句も出ているという話は聞きませんから、
スコアボードの表示で間違いないのでしょう。
>秀範
そうです、スコアボードの方が正しいですorz
このところどうもポカが多いですね。ダメだ……
名前の表記は、発音から推測して書かれていることもあるとか。
(「一」と「日」が同じイルとか。)
李敬吾 イ・キョンモ(あるいはギョンモ)
金亨根 キム・ビョングン
李承範 イ・スンボム
洪大山 ホン・テサン(あるいはデサン)
金承鉱 キム・スングヮン
柳炯祚 ユ・ヒョンチョ
姜秉秀 カン・ビョンス(※元ヤクルトの大原秉秀)
趙子龍 チョ・ジャヨン(ジャリョンかな?)
崔裕貴 チェ・ヨンギ
あと、神戸の1番は李承範(イ・スンボム)ではなく、
電光掲示板の写真を拝見する限り、李秀範(イ・スボム)ではないでしょうか?
なお、一部はこちらの記事を転載しました。
ttp://ameblo.jp/jo68/entry-10605515284.html