校長先生が読んでくださいました
涙が出てきました
ちいさなあなたへ
作 アリスン・マギー
あのひ、わたしは あなたの ちいさな ゆびを かぞえ、
その いっぽん いっぽんに キスを した。
はじめて ゆきが ふった ひ、そらに むけて だきあげた
あなたの まあるい ほっぺのうえで、ゆきが とけていった。
みちを わたるとき、あなたは いつも わたしの てに しがみついてきた。
いつのまにやら あなたは おおきくなって、わたしの あかちゃんは、
わたしの こどもに なった。
すやすやと ゆめを みている あなたを みながら
わたしも ときどき ゆめを みる ・・・・・・
いつか きっと、あなたも とびこむのだろう
ひんやり すきとおった みずうみの なかへ。
ほのぐらい もりへ さまよいこむことも あるかもしれない。
うれしくてたのしくて、ひとみを きらきら かがやかせる ひが きっと ある。
しんぞうが はりさけそうに なるまで はやく、とおくへ、かけていくひも あるだろう。
もっと たかく、もっと たかくとはずみをつけて、めまいがするほど たかくまで、
じぶんを ためすことも あるだろう。
かなしい しらせに みみを ふさぎたくなる ひも あるだろう。
あなたが かぜに むかって たからかに うたう うたを
かぜが とおい ところへ はこんでいく。
やがて、せいいっぱい てを ふりながら しだいに とおざかってく
あなたを みおくる ひが やってくる。
あなたは ふりかえり、あんなに おおきかった いえが
とても ちっぽけに みえることに おどろくだろう。
いつか、あなたも たくましくなった その せなかに
ちいさな おもさを せおうときが くるかもしれない。
わたしの まえで こどもの やわらかな かみのけを とかすのかもしれない。
そうして いつか ながい としつきのはてには、あなたじしんの かみも
ぎんいろに かがやく ひが やってくる。
わたしの いとしいこ。
そのときは どうか、わたしの ことを おもいだして。
涙が出てきました
ちいさなあなたへ
作 アリスン・マギー
あのひ、わたしは あなたの ちいさな ゆびを かぞえ、
その いっぽん いっぽんに キスを した。
はじめて ゆきが ふった ひ、そらに むけて だきあげた
あなたの まあるい ほっぺのうえで、ゆきが とけていった。
みちを わたるとき、あなたは いつも わたしの てに しがみついてきた。
いつのまにやら あなたは おおきくなって、わたしの あかちゃんは、
わたしの こどもに なった。
すやすやと ゆめを みている あなたを みながら
わたしも ときどき ゆめを みる ・・・・・・
いつか きっと、あなたも とびこむのだろう
ひんやり すきとおった みずうみの なかへ。
ほのぐらい もりへ さまよいこむことも あるかもしれない。
うれしくてたのしくて、ひとみを きらきら かがやかせる ひが きっと ある。
しんぞうが はりさけそうに なるまで はやく、とおくへ、かけていくひも あるだろう。
もっと たかく、もっと たかくとはずみをつけて、めまいがするほど たかくまで、
じぶんを ためすことも あるだろう。
かなしい しらせに みみを ふさぎたくなる ひも あるだろう。
あなたが かぜに むかって たからかに うたう うたを
かぜが とおい ところへ はこんでいく。
やがて、せいいっぱい てを ふりながら しだいに とおざかってく
あなたを みおくる ひが やってくる。
あなたは ふりかえり、あんなに おおきかった いえが
とても ちっぽけに みえることに おどろくだろう。
いつか、あなたも たくましくなった その せなかに
ちいさな おもさを せおうときが くるかもしれない。
わたしの まえで こどもの やわらかな かみのけを とかすのかもしれない。
そうして いつか ながい としつきのはてには、あなたじしんの かみも
ぎんいろに かがやく ひが やってくる。
わたしの いとしいこ。
そのときは どうか、わたしの ことを おもいだして。
新たな自分を知る
普段やりたがらないこと
躊躇していること
勇気をもって
一歩、踏み出して
みよう
いがいと
自分って
やれるものです
普段やりたがらないこと
躊躇していること
勇気をもって
一歩、踏み出して
みよう
いがいと
自分って
やれるものです