しおれてく風船みたいに

ヘルパーを休むと決めた頃から
気が抜けてしまって
なんだか ぼおっと過ごしている

結婚して 不器用に子育てに奮闘しながら
両親四人と義理の姉をおくってきた
なんだか いつも必至だった
外からのねばならぬという気持ちもあったし
自分自身から沸く気持ちでもあった

それらを終えても
介護のステップアップの資格を取ったり
電話相談の研修に一生懸命参加してきた

でもそんなにストイックじゃなく
大好きな旅行もたくさんしてきた
本当に恵まれてると思う

それでもなお 何か
ヘルパーを休むということで
私の何かが開放されていく

まずは本の整理だ
西洋美術関係 仏像関係 古建築関係
精神心理関係 その他もろもろ

次は写真や とってある紙類

削って削って
まだ置きたいものだけを選んでいこう

そんなこと考えながら
珈琲を飲んで ミスチルを聞いている

いろんな思い出がよみがえる