カラヴァッジョ展

2016-04-22 07:38:02 | 美術館
お孫遊びの合間をぬって上野に足を運んだ
イタリア各地からきたカラヴァッジョの絵を見た
所蔵を確認しながら 再会かどうかを確認する
図録で見たり 似たタイプの絵があったりするし
何よに けっこう 記憶は曖昧だからね……

全体として感じたことは
展覧会自体が散漫なことだ
十数年前のカラヴァッジョ展の方が数倍よかった
たしか庭園美術館だったか……
枚数と建物の大きさが合っていた
カラヴァッジョの濃密さをたっぷり感じた
あそこで ナルキッソスやマグダラのマリアに出会えてよかった
今回が初見だったら 好きにならなかったかもしれない
それほど 私にとってはひどい陳列だった

夢のまた夢だけど ボス展とか 企画したいな
とりあえず 私 学芸員なんで 笑っ
夢の中でなら予算とか考えずに
好きなように ボスを紹介できるかな

さて カラヴァッジョに話を戻せば
やはり彼の絵は 現地の教会にあってこそ
その存在やその技法が意味をもつのだと感じた
なんとなく消化不良の展覧会でした

そして 常設の中の企画展が よかった
西洋美術館の版画の収集はすごいな
いろいろな切り口から 年に数回 企画展がある
今回は “夢”がテーマだった
デューラーは珍しい一枚が出ていた
カロ ロップス キージ ピラネージ などなど
私にしたらドキドキするラインナップ
なにより クリンガーの“手袋”シリーズをみれたのがうれしかった






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