我が家には 聖遺物がいくつかある
父母や義父がなくなった時の布団とかタオルを取ってあるわけじゃない
また ミイラ化したなにものか・・・であるわけもない
母や義父が残した庭の花たちである
主なしとて春な 忘れそ・・・って歌があったけど
たしかに 花々は それを育てていた人がいなくなっても
いつまでも咲き続ける
それも 季節を違わずにかならず同じ頃に・・
当たり前のことだけど なんか不思議な気がする
思えば 母方の祖父が植木仕事が大好きだった
箱庭を造っては小さな世界に季節を呼び込んでいた
母の実家から持ってきた薔薇が母の家にあって その後 私の家に来た
今でも 小ぶりの淡い桃色の花を沢山咲かせる
この薔薇が咲くと いろいろな思い出がよみがえる
義父の家のベランダには 所狭しと植木が並んでいたっけ
私が子供だった頃は 母もベランダを花園にして
菖蒲や藤や朝顔や鉄線や いろいろな花を咲かせていた
私は 庭仕事は半分は敷地内の維持・・みたいは義務感でやっているのだけれど
毎年あれこれやっていると 見よう見まねやちょっとの経験値から
上手に次の年を迎えさせたりできるようになって
庭仕事の楽しみも感じている私もいるのがわかる
今年は月下美人が多くの花をつけて とてもうれしかった
ジャコバサボテンも昨年は枯れそうだったのに
土の入れ替えがうまくいって 買いたての植木のように
つやつやした葉っぱを伸ばし始めている
二種類のクレマチスも母が大事にしていたものだけれど
今年は思い切って一つの大きな蜂に植え替えた
うまく行けば 来年は一つの鉢に二種類の花が咲くだろう
(実は剪定しすぎて ほとんど芽が枯れてあせったけれど
根っこの近くの枯れた茎から新芽が出てきてくれて安心した)
義父は見るだけで 庭仕事はほとんどしなかったけれど
今私たちが住んでいる家を建て 義父と同居を始めた時に
義父が求めた万年青が 今もまだ生き延びている
実をつけたことはない^^;
でも 枯れることなく黙々といき続けている
去年はだいぶ元気がなくなってしまって
もうぬいてしまおうかと思ったけれど
だめもとで 植え替えをしたら この春から元気になってきた 笑
いちいち 家族や友人に花々の由来は離したことはない
それでも私は満足で きっとそれはどこかで
母や義父とつながっていると感じているからだと思う
そういえば 母の家を借りてくれている人が
「このうち なんかいるんですよ・・・いやな感じじゃない
あったかい感じがするんです」と言っていた
私よりも先住人のカエルも 彼女に挨拶をするらしいし・・・
彼女は なんか独特の感性をもっているんだろうな
彼女が好きだわ~といってくれる花は 母の好きな花たちばかりなのだった
お花の写真は 写真ブログのせてま~す
父母や義父がなくなった時の布団とかタオルを取ってあるわけじゃない
また ミイラ化したなにものか・・・であるわけもない
母や義父が残した庭の花たちである
主なしとて春な 忘れそ・・・って歌があったけど
たしかに 花々は それを育てていた人がいなくなっても
いつまでも咲き続ける
それも 季節を違わずにかならず同じ頃に・・
当たり前のことだけど なんか不思議な気がする
思えば 母方の祖父が植木仕事が大好きだった
箱庭を造っては小さな世界に季節を呼び込んでいた
母の実家から持ってきた薔薇が母の家にあって その後 私の家に来た
今でも 小ぶりの淡い桃色の花を沢山咲かせる
この薔薇が咲くと いろいろな思い出がよみがえる
義父の家のベランダには 所狭しと植木が並んでいたっけ
私が子供だった頃は 母もベランダを花園にして
菖蒲や藤や朝顔や鉄線や いろいろな花を咲かせていた
私は 庭仕事は半分は敷地内の維持・・みたいは義務感でやっているのだけれど
毎年あれこれやっていると 見よう見まねやちょっとの経験値から
上手に次の年を迎えさせたりできるようになって
庭仕事の楽しみも感じている私もいるのがわかる
今年は月下美人が多くの花をつけて とてもうれしかった
ジャコバサボテンも昨年は枯れそうだったのに
土の入れ替えがうまくいって 買いたての植木のように
つやつやした葉っぱを伸ばし始めている
二種類のクレマチスも母が大事にしていたものだけれど
今年は思い切って一つの大きな蜂に植え替えた
うまく行けば 来年は一つの鉢に二種類の花が咲くだろう
(実は剪定しすぎて ほとんど芽が枯れてあせったけれど
根っこの近くの枯れた茎から新芽が出てきてくれて安心した)
義父は見るだけで 庭仕事はほとんどしなかったけれど
今私たちが住んでいる家を建て 義父と同居を始めた時に
義父が求めた万年青が 今もまだ生き延びている
実をつけたことはない^^;
でも 枯れることなく黙々といき続けている
去年はだいぶ元気がなくなってしまって
もうぬいてしまおうかと思ったけれど
だめもとで 植え替えをしたら この春から元気になってきた 笑
いちいち 家族や友人に花々の由来は離したことはない
それでも私は満足で きっとそれはどこかで
母や義父とつながっていると感じているからだと思う
そういえば 母の家を借りてくれている人が
「このうち なんかいるんですよ・・・いやな感じじゃない
あったかい感じがするんです」と言っていた
私よりも先住人のカエルも 彼女に挨拶をするらしいし・・・
彼女は なんか独特の感性をもっているんだろうな
彼女が好きだわ~といってくれる花は 母の好きな花たちばかりなのだった
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