ヨーロッパの生活

スイスのドイツ語圏での生活20ヶ月を経て、フランスのパリにやってきました。

クープ・ド・モンド・ド・ラ・パティスリー

2009年02月14日 09時41分51秒 | FRANCEモノ
書こう、書こうと思っていたのに 色々ありすぎてかなり時間がたっちゃいましたあせあせ

でも、せっかくなので書こうと思いますダッシュ(走り出す様)



 



リヨンの外食産業市で行われた大会の一つ、クープ・ド・モンド・ド・ラ・パティスリーはお菓子の世界大会ですショートケーキ

2日間にわたって今回は世界22ヶ国が参加でした↓

 


一日ではできないので2日間にわたって。日本は2日目。10時間ぶっ通しでアントルメ・ショコラ、飴のピエスモンテ、皿盛りデザート、チョコレートのピエスモンテ、アントルメ・グラスと氷彫刻を3人でチームを組んで10時間で仕上げます。


ピエスモンテは最後に出来上がって展示されるんだけど、アントルメと皿盛りは時間が決まっていて、その時間に審査員によって味見されます。


もっとじっくり見たいのにもちろん客席からだと遠くて。。。見えない~~涙。。。


なんとかスクリーンに映し出されるのと、司会の人の説明で解釈しようとするも。。。某調理師学校生のみなさまの熱い応援によって声が聞き取れないよ~~あせあせ




いや、若いってすごいね。笑


この応援、かなりのすごさで他の観客はもちろん。世界の著名なシェフだと思われる方々にも写真を撮られる始末カメラぴかぴか(新しい)


で、私もとってみた。笑

 


そんなこんなで行われている大会。やっぱりアクシデントはあるもので。。。


特に飴と氷は危険なのよね。


クープドモンド1日目もできたと思った矢先に崩れてしまった国もあったし。


クープドモンド以外にもフランス国内大会とかがあちらこちらで開かれてて、見ていた飴細工の大会でも残り30分もないところで ガシャーーーーン!!!   と大きな音を立てて崩れてしまったり。。。


今回それがすっごい怖いなぁ~って思った!!


その作品を作るのに10時間とかず~っとやってて、それにここにくるまでにだって膨大な時間を費やして練習してきたはず。


なのにそれが1秒もかからないうちに跡形もなく なくなっちゃうんだよ。。。。



それまでは自分の国や知り合い等を応援していても、そういうときはみんな よくがんばった って拍手をするんだよね。

一番悔しいのは本人だし、そんな拍手くらいじゃ報われないかもしれないけど、見ているこっちまで辛くなる瞬間でした。



チョードキドキした瞬間。日本チームができた作品を表に運んでるときexclamation ×2きゃーーー!!!


 


そしてこちらがそんな試練を乗り越えて出来上がった作品の数々。 たくさん写真撮ったんだけど、代表してフランスと日本の作品を♪

ショコラのピエスモンテの一部にはアントルメ・ショコラが組み込まれています。


フランス


 

 

 


日本


 

 

 





そして有名パティシエ、ピエール・エルメ氏も。


 


そして熱い戦いの結果。

 


表彰の瞬間。

花火すごかったぁ~~笑

 



残念ながら日本は入賞できなかったけど、ここで戦えただけでもすごいことだよね!!






はて。明日はバレンタインだよ~~


いつもは平均30人ほどの予約のうちの店、あしたは96人だって~~

ふらふらあせあせ(飛び散る汗)うひゃ~~~;;


ちなみにフランスでは女性から男性に。なんてことはないらしいです。

カップルの日 みたいなかんじらしい。


日本ほど盛り上がってる感はまったくないけど、ここぞとばかりに出かけるフランス人も意外とイベント好きexclamation & questionハート達(複数ハート)

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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ほおお~ (どいつりす)
2009-02-16 02:03:04
こ、これは食べ物ですか?
ほとんど、観賞用の芸術品にしか見えないのですが。
調理師も美術館に足を運んで学ばなくてはならないのでしょうね。
う~
凄いぃぃ~
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本当 (どれみ)
2009-02-22 17:53:13
食べ物に見えないですよねぇ。
特に日本の雨傘みたいなの!
天辺というか先端のの部分は
チョコレートでしょうか?
妙にリアル。
あ、もちろん傘部分も!!
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凄いねぇ、 (さやか)
2009-02-22 21:21:29
全部お菓子??

凄いねぇ。美術館に置いてありそうな作品・・・

食べたいような。勿体無いような。

仕事柄みることないけど。見て見たいなぁ。

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どいつりすさん>> (run)
2009-02-25 01:01:49
いうならば。。。食べ物でできている観賞用の芸術品?!

パティシエさんは私たち調理師から見ても”職人”だと思います。

同じような職業に思えて全然違う~~
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どれみさん>> (run)
2009-02-25 01:05:41
傘が開いてるほうのですか?そっちは飴細工の作品なので詳しいルールは知りませんが、原則としては土台からすべて飴でできてるはずです!

色を変えたり 手を加えたり。。。力を入れて引っ張ると傘の下のようにすごい光沢が出るんですよー!すごいですよね!!同じ飴でも全然違う感じになります。
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さやか>> (run)
2009-02-25 01:08:14
食べられなくはないけど。。。食べるものではないのよん。

東京とかだと結構見ようと思えば見れるんだけどねー!!大会とか結構あるので。。。そういうのを美術館的な感じで見に行くのも面白いかもね♪函館じゃ難しそうだけど・・・
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