遠(かなた)の世界

小説出版のご案内、徒然ポエム、たまには短編小説。エッセイ。

もう生き返ってはこない。

2021-05-08 10:16:47 | 日記

エッセイみたいかな?

 親戚が転居することになった。

 娘っちに話していると、
「何かあったら、泊まらせてもらえばええやん」
 と、気軽に言う。
「何かあったらって?」

「LIVEとか」

「……」
言葉につまる。
ああ、人とはそういうもの。
自分のことを中心に考えてしまうのだ。

 



三浦春馬くん、一筋だった私が、
誰のLIVEへ行くというのか?

「だって、もう生き返って来はらへんやん……」

軽い言葉で返事したが、

「春馬くんはもういない」と
いうことを、改めて感じた瞬間でした。

娘っちも「ハッ」としたかも?
彼女に悪気はないのは、よく分かっています。

最近の新緑の美しさを見ていると、
すべては夢だったような気がします。

 



どんなに悲しいことが起こっても、

空は美しく晴れ渡るし、
町は生活していくのです。

それは何度も経験ずみ。

 

その後、彼の楽曲を聴いて しばらく

酔いしれた。

コメント
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