大浴場は、ロビー横の階段を降りたところにあります。
母を連れていったので、結構あちこちに階段があり大変でした。
大浴場のこんな数段の階段でも、年寄りにはキツイようです。。
私も母の歳になるとバリアフリーの有難さが分かるんでしょうね。
脱衣場もいたってシンプル。
ここにも、浴場の中にも、無可有ブランドのバスアメがずらり。
売店で売ってるの見たけど、結構高いんだわね。
だからここぞとばかり思う存分バシャバシャと使わせていただきました。
自分の持ってきた化粧品類は一度も使わず。
内湯は多分以前の旅館のままなのではないかと思うほど普通・・・と言うか古めかしい。
窓が一方しかないので、結構暗め。
露天風呂も広くありませんが、木漏れ日の中・・・落ち着く雰囲気でした。
かけ流しでないのが残念。
上は女風呂、下は男風呂です。入替制ではありません。
見て分かると思いますが、男性の内湯の方が窓が全面にあって
景観も良く、明るくて広いんです。露天風呂もしかり。
「朝晩男女入れ替え制にして欲しい」とアンケートに書いときました。
思い返せばむか~し昔は、女湯より男湯の方が立派でしたよね。
多分その名残りなのかも。。。
今そんな事したら女性からブーイングが起きる事間違いなし!
食事処。
ここは、2年前?までは「方林」という瞑想部屋だったそうですが
部屋食を希望する人が少なくなり、まずここの半分を食堂用に改装したそうですが
今は全スペースを使っているそうです。
もちろん部屋食も希望すればOK。
仕切りがなく、すべての席を見渡せ、プライベート感は全くありません。
ぶっちゃけ社員食堂みたい・苦笑
一応「高級宿」と呼ばれるところで、こんな感じの食事処は少ないかもしれませんね。
こういうのが嫌な方は部屋食にされたらいいと思います。
私は、お忍び旅行ならいざ知らず
ダンナや母と来てるし、こんな空間も全く気にならず
かえってどんな人達が泊まっているのか「家政婦は見た」状態で
観察してしまいましたがね。(;^ω^)
朝晩、女将手書きのおしながき。可愛い~☆
女将さん、英語もペラペラ、ヨガも指導できて
こんな絵も書いちゃうなんて、すごいし!
北陸なので蟹が出るかなぁ~と期待してたら・・・出ました。
ほんの1口だけど・苦笑。
でも甲羅を器に、可愛いでしょ!
胡瓜の器に入った椀もの。
隣りの外人さんが、この胡瓜まで食べてました・笑
↑お刺身(ヒラメとウニ)
↓刺身の苦手な私はあわび
↑お寿司(まぐろ、真鯛、白海老)
↓生もの苦手な私には(エビ、アナゴ、イカ)
のどぐろ杉板焼き
牛山椒焼き
ちらし寿司
夜食、シソご飯。
朝食です。
野菜ジュースに始まり、生野菜、蒸し野菜と続き
それだけで、もうお腹の8割を満たしてしまいました。
食後のコーヒーはヨガをやった外のベランダで。
朝食夕食共、味も器も量も、大満足でした!
今までにないちょっと不思議で、かつ新鮮な空間の宿でした。
モダンな中に落ち着いた雰囲気・・・温泉旅館の1つの進化系?
着いた早々、外観が古く不安になったけど
ロビーがオシャレで安心し
ライブラリーが素敵でテンションマックス!
部屋に案内されるエレベーターが古く狭くテンション落ちつつ
廊下や部屋のドアが全く素気なく、ますます不安に
でもでも、お部屋は、頑張った感満載で~
内湯は普通過ぎてがっかりだったけど、露天風呂はいい感じ☆
食事処は社員食堂みたいだけど、出されたお料理は大満足~~
ベランダでの朝ヨガは楽しかったし、爽快~!
そんな、ところどころ以前の古い旅館の姿が垣間見られ
ちぐはぐを感じる事もありましたが・・・
それでも私はお気に入りの宿の1つになりました。
チェックアウト時にもらったアンケートと
1000円の金券と、誕生月に泊まると2割引になるチケット。
主婦には嬉しい割引券を活用しない手はないでしょ!