goo blog サービス終了のお知らせ 

でこのブログ☆私好みの宿日記

あらや滔々庵 1 石川県

 
 
アメが亡くなって1か月以上過ぎました。
いつもアメがいた場所を見るたびに
涙があふれてきていましたが
少しずつアメのいない生活に慣れてきて
動物病院から送られたお悔やみのお花が枯れ
それを片づけた日に
自分の中でも区切りを付けました。
アメ、空から見守っててね。
 
そんな中、気持ちもやっと落ち着いてきたので
久しぶりに旅行へ行ってきました。
行き先は前々から泊まりたいと思っていた
ミシュラン1キーの宿
山代温泉の「あらや滔々庵」さん。
「蟹」目的です。
 


今まで、名古屋から北陸へは
「しらさぎ」で1本で行けたのに
北陸新幹線が敦賀まで延伸したため
しらさぎが敦賀駅止まりとなり
新幹線に乗り換えなくてはいけなくなりました。
(大阪からのサンダーバードもしかり)
名古屋の私達にとってはちょっと面倒。
 


でも、北陸新幹線に乗れたので、ま、いいかな。
「つるぎ」の車内です。
赤いシートが目を引きます。
まくらが上下して頭の位置に合わせる事ができます。
 


以前ブログにも書きましたが
私は魚介類が苦手で
蟹もお金を出してまで食べたいとは思いません。
そんな蟹に1泊10万も出すのがもったいなくて
なかなか踏み切れなかったお宿でしたが
相変わらず「蟹蟹蟹」と言い続けているダンナの希望を
1度ぐらい叶えてあげようと、決めました。(上から目線?!笑)
 
 
今回、泊まる前にお宿に尋ねてみたんです。
「1人は懐石コースで、1人は蟹コースは可能か」と。
すると、「2人とも同じコースが基本なので
その場合は、お2人とも懐石コースにして
オプションで蟹を1杯追加で注文されたらいかがでしょう?」と
提案されたので、「そっか~その手があったか!」と
それでお願いしました。
 
 
ちなみにその蟹1杯のお値段はサービス料込で5万円だそうで
高っ!!!と思いましたが
その話しを猫友に話したら、彼女は蟹料理専門店でパートで
働いているのですが、名古屋の蟹のチェーン店でも
毛ガニ1杯15000円するので、北陸の高級宿の
タグ付きなら5万はするのは当然でしょ~と言われ
そういうものなのか・・・と相場を知らない私は
妙に納得してしまいました。
 


加賀温泉駅の前には旅館の送迎バスがずらり。
大江戸温泉のバスが3台も停まってました。
北陸には大江戸温泉が多いですものね~
 


まあ、ぶっちゃけ2人で蟹コースで泊まれば
1人10万越えますが、懐石コースなら6万で済みます。
それに5万追加で掛かっても、3万ほどお安くなるので
まあ、良しとしますか・・・と
そんな細かい計算する人が泊まるお宿じゃないのかもしれませんが
やっぱり蟹1ぱい5万円はどう考えても高いと
今でも思ってます。
 
そんなこんなで蟹好きダンナと、蟹さほど好きじゃない私が
満を持して泊まってきたミシュラン1キー宿のあらやさん
さてどんな滞在になったでしょうか~
 

 
前置きが長くなりました。
 
加賀温泉駅から山代温泉までバスで15分ほど。
2日前まで大雪で北陸自動車道も通行止めだったので
心配していましたが、この日は路肩に積み上げられた雪は
まだ残っていましたが、道路に雪は全くなく
曇りでしたが、2日間、雪の心配はありませんでした。
夕方、外を少し散策した時、雪がチラついていましたが
それも風情があって良かったです。
 
駅へのお迎えは予約制で前もって宿に電話しました。
当日の電話でも大丈夫そうでした。
チェックインは14時なので
13時半でお迎えをお願いしました。
 


あらやさんは古総湯の真ん前にあります。
お隣の大江戸温泉「山下家」さんが
とても立派な高層ホテルなので
あらやさんが小さく見えました。
ですが創業400年越えだそうで
歴史と格式が全然違いますけどね。
 
 
総湯をはさんで反対側は星野リゾート「界加賀」
赤い外観でまるで遊郭のよう。(NHK見てる?)
 




その左側には「たちばなや四季亭」→写真撮ってないです
どれも立派なお宿ばかり。
 
 
あらやさんを正面から撮りました。
白黒ののれんの掛かっているところは売店です。
お土産物を売ってます。
さ、中へ入りましょう。
入口は右側です。
 
石畳、のれん、蛇の目傘、風情がありますね。
 
 
送迎バスを降りると、数人の仲居さんがお出迎え。
荷物を預け、中に案内されます。
のれんをくぐると玄関ロビー。
靴を脱いで入るお宿は久しぶり。
あさば以来かな?
 
そういえば、チェックアウトの時
私の靴が(ブーツ)が温められていました。
寒い朝には嬉しいです。
これもあさば以来。
 
あさばといえば、宿泊料金が
めちゃくちゃ高くなりましたねー
もう2度と泊まれないわ。
 
 
あらやといえば、左に見える
北大路魯山人が書いた「鳥の絵の屏風」が有名。
宿の送迎バスにもこの絵が描かれています。
 
 
広くはありませんが、とても清潔感のあるロビー。
こちらに座ってチェックイン。
女将さんが挨拶にみえました。
ご高齢でしたが小柄でとても品のある
着物がお似合いの方でした。
 
 
ちょうどこの時、外国人の方が数人
「館内を見学させて欲しい」とカタコトの日本語で来館。
こういう時、お宿はどうするんだろう?と思って見ていたら
女将さんが笑顔で応対され、中へ案内されました。
 
今回外国人の方も泊まられていましたし
本当に今の日本は東京や京都だけでなく
こんなどちらかといえばマイナーな北陸にも
観光にいらっしゃるんだぁ~と驚きました。

 
フロントです。
 
 
ミシュラン他、いろいろなところから
素晴らしいお宿だと表彰された盾が
たくさん飾ってありました。
 
次はお部屋を紹介しますね。
 






 
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。

※ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「北陸の宿」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事