愛知県幡豆郡、三河湾に浮かぶ佐久島。
その島にある、1日1組限定の創作懐石の店「満愛貴」
野菜は無農薬、魚介類は三河湾近郊の天然素材
味噌や醤油や塩などの調味料もほとんど自家製・・・というこだわりの店。
テレビで放送されて以降、土日は予約が2ヶ月待ちとか・・・
その「満愛貴」が佐久島のお店を閉め、去年12月に名古屋に移転してきました。
同級生がここの仕事に関わり、知らせてくれたので
少年野球仲間のお母さん達との新年会で、行ってきました。
まだオープンしたばかりなので、あまり知られていないようで?
スムーズに予約が取れました。
名古屋城にほど近い「四間道」という古い町並みのすぐ北。
(東)円頓寺商店街の一番奥。
蔵を改装した店・・・小さな看板で素通りしてしまいそう。
この「四間道」にはこういう個性的な店が数店舗あり
以前名古屋モーニングで紹介した「sara」も、この近くにあります。
ドアを開けると、いきなり階段があり、そこを上がると・・・
・・・この空間。
ここは待合室?になっているようで、コートを脱いで預けました。
トイレと厨房はこの階にあります。
また少し階段を上がると・・・そこがダイニングルーム。
なんか素敵な空間でワクワクしながら階段を上りました。
蔵なので、小さな窓が1つしかなく、昼間でも暗めで落ち着きます。
中高年の方は老眼鏡のご用意をお勧めします・苦笑
佐久島の時は1日1組だったそうですが、ここはさすがに5席ありました。
こだわりの食材や調味料を使っているという「店主の想い」が綴ってあります。
「ノンカロリー」「アンチエイジング」の単語に速攻反応!!笑
角砂糖より少し小さめのキューブの前菜。
「わ~可愛い~、これなに??」と思わず歓声が・・・
左から ひじき・人参・小松菜・なばな・ゴマ。野菜のムースのよう。
「離乳食にもいいわねぇ~」と、孫が生まれたばかりの1人が・・・笑
次にもうご飯とお味噌汁が出てきてびっくり!
お酒の前に少しお腹を満たしていただきたい・・・という配慮だそうです。
それにしてもこのご飯の少なさに一同苦笑い。
金目の刺身。クセがなく生もの苦手な私でも美味しくいただきました。
金目の上に乗ってるのは泡醤油。一緒に食べます。
胡麻豆腐。この器が変ってて・・・まるでパズルのように
うまく組み合わせないとカップが置けない。
取っ手も変わってます。
器も料理も本当に凝っていて、今度は何が出てくるか楽しみで・・・
まさしく目で楽しみ舌で楽しむ・・・です。
この長~いお皿に、この高さのある料理を
2階から3階まで階段で運ぶのって大変そう~
里芋の上に蟹の身とミソを和えたものが乗ってます。
平ら貝の上に野菜色々が小松菜で包まれ、その上に紫長いものセンベイ。
たらの白子
これで6人分。1切れずつ。
大根とからすみ
安納芋 甘くて美味しくて・・・焼き芋大好きだからこれ1人で全部食べたかったがね・笑
少年野球クラブ時代、小学生だった息子達も今は27歳。
あんな頃、私達はみんな若かった~~(涙)
大根の上にあなご
普通のご飯とおこげご飯の2種類が入ってました。
そこにこの漬物を混ぜてお茶づけのようにいただきます。
味噌・なばな・ごぼう・ラディッシュ。
どんな食材もアイスクリームになるんですね~
ここで立てた抹茶と、デザートを最後に出してくれます。
佐久島の時は8500円の1コースしかなかったようですが
今は昼5000円、夜10000円。
創作懐石というだけあって、本当に個性的な料理ばかりで・・・
でも食材は身近な野菜たちばかり、でもまあきさんのマジックにかかると
形を変えてこんな素敵な料理に変身するんですね。
夜はどんな器で、どんな料理が出るか、興味深々・・・
今度はぜひ夜に伺いたいです。
名古屋駅からもほど近いので、機会があればぜひ~
名古屋市西区那古野21-2-12
052-462-9077 満愛貴(まあき)