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でこのブログ☆私好みの宿日記

十牛庵  京都高台寺

5月中に京都へ行かなくてはいけない用事があり

いつにしようか迷っていましたが

ミニの体調を見て、検査結果も良かったので

先週、急遽 行ってきました。

新幹線で45分なのであっと言う間ですし。

午前中に用事を済ませ

お昼は・・・

ずっと行きたいと思っていた

「高台寺 十牛庵」でいただいてきました。 

「十牛庵」じゅうぎゅうあん・・・と読みます。

去年の9月にオープンした

フレンチのひらまつ初の和食の料亭。

オープン当初は

昼も夜の同じコース1つしかなく

(税込25000円ぐらいだったかな?)

私的には敷居が高すぎたので諦めていました。

一度だけ

建物見たさに前まで行ってみたものの

スタッフさんが門の前にガッツリ立っていて

こちらをガン見。

とても気軽に立ち止まって

写真なんて撮れない雰囲気だったので

ほうほうのていで退散。。

今回京都に行くついでに

久しぶりにHPを覗いてみたら

お昼のみのコースが出来ていて

私でもちょっと手が出る金額になっていたので

株主カードで1割引きにもなるし(ここ大きい!)

当分泊まりの旅行は行けないし(ここも大きい!!)

ちょっと奮発して行ってきました。

門は同じですが

左側がフレンチの「レストランひらまつ高台寺」の入口。

「牛十庵」はそのまま石の階段をまっすぐ進みます。

今回は予約を入れているので

入口にスタッフさんが立っていても

ビビる事なく?堂々と名前を伝え、中へ。

着物の女性に案内され、階段を上がります。

この着物の女性がある程度の年代の方なら

場所的に納得でしたが

20代前半に見えると~っても若い女の子だったので

少し驚きました。(まさかバイト!?)

 

ここで最近いつも思う事・・・

「車椅子だったらこの階段どうするの??」

ご心配なく。

フレンチのお店の方にエレベーターがあり

中で牛十庵と繋がっているんだそうです。

今回、ちょうど娘が仕事が休みの日だったで

お腹の子も6か月に入り安定期なので

一緒に同行。

段々お腹が目立ってきて

ナース服も、マタニティ―仕様に。

「ひらまつ熱海」を思い出させる玄関です。

明治40年に数寄屋造りの名工、上坂浅次郎・北村捨次郎により

建築された建物と、庭師・小川治平衛が造り上げた庭園を有する

日本でも有数の歴史建築物なんだとか。

ここで靴を脱ぐのですが

こういうお店に行くと

靴にも気を使ってしまいますねぇー

ストッキングが伝線でもしてた時には

どうしよう(汗)~~~~です。

通されたお部屋はとても広いカウンターの席。

個室も数室あるそうです。

席につくと、お庭が見えるように障子を開けて下さいました。

今の季節、新緑が本当にキレイで

気持ちが清々します。

さ~~

どんなお料理がいただけるのでしょう~

期待いっぱいです!

品書きがなかったので、いい加減な記憶ですが

最初は、食前酒として

赤い器で、日本酒が出されました。

八寸。

5月の新緑を意識した盛り付け。

ジュンサイ、そら豆、海老

ちまきと柏餅を真似たアナゴと鯛のお寿司。

椀物は、鯉の揚げたものが中に入っていました。

臭みは全く無し。美味しくいただきました。

私達2人の為に、板さんが

目の前で切ったり、焼いたりしてくださいます。

料理長さんも、この板さんも

「祇園丸山」で修業をされた方だとか。

お刺身は、アマダイの薄造り。

焼き物は、カウンターの上に置かれた

炭火で、焼かれます。

演出の1つでしょうね。

この焼き上がりまでの時間も

目で、香ばしい匂いで、楽しめました。

キュウリのサッパリした

夏向けの餡が掛かっています。

白味噌と赤味噌の田楽。

お豆腐が溶ろけるような食感でした。

京都の有名なお豆腐屋さん(名前を忘れてしまった)の

お豆腐だそうです。

松阪牛の焼き物。

甘めのタレで。

炊き合わせ。

京茄子が美味しい!

鯛ごはん。

「お代わりどうそ」と言われても

お腹いっぱいで・・

でも頑張って2杯いただきました。

途中、おしぼりとお茶を4回ほど交換。

ずっと昔に

積み立てをして

バレーのみんなで行った「吉兆」が

そうだったなぁ~と、懐かしく思い出し。

最後は和菓子とお薄。

ざっと2時間・・・

私達2人だけの貸し切りで

贅沢な時間を過ごすことができました。

「他のお部屋も見られますか?」と。

はい!喜んで!

ここは2階にある4人用のお部屋。

2階から見るお庭も素晴らしい。

今回、板さんから聞いたのですが

ここを外資系の会社がホテルにしたいと名乗り出て

計画ではこの庭をつぶし、プールにすると・・・

なんとかこのままで使って欲しいという持ち主の希望で

ひらまつが購入し、このままの庭と建物を残し

料亭として中をリノベーションしたんだそうです。

購入金額は土地と建物で16.5億円。

そうそう!

今年の冬には京都市中京区に

ひらまつ初の都市型ホテルもオープン予定だそう。

どんどん出店して、ひらまつ凄いですねぇー

でも株価は私が買った時に半分になっちゃったんです。

大丈夫かい?!

この部屋は、八坂の塔が見える2人部屋。

掘りごたつになっています。

お庭の見えるお部屋と

八坂の塔が見えるお部屋と

2種類あり

車椅子や高齢の方用に

テーブル席もあるそうです。

この日は、一番大きなメインのお部屋で

結婚式の準備がされていました。

両家だけのこじんまりしたお式だそうですが

和のお式もとても素敵ですね~

ちょうど帰る時に、新郎新婦のお2人と遭遇。

お幸せに。

帰る時は4人のスタッフさんがお見送り。

1人でも恐れ多いのに4人も!

恐縮しきりでした。

ひらまつのすぐ前に

今秋オープンする「パークハイアット京都」が建築中。

地上4階、地下2階。

2年坂を下り、すぐ右に折れた場所。

高台寺も歩いてすぐ。

 ロケーション的には最高の立地。

オープンが楽しみです。

しかし、昨今の京都の観光地は

外国人だらけで、とても混雑していて

昔のような風情を感じながらゆったり歩く・・・

そんな雰囲気からは程遠くなってしまいました。

・・・が、京都一観光客の多い清水寺周辺にもかかわらず

通りを1本奥に入るだけで

さっきまでの喧噪がウソのように

静寂な空気の中

歴史的な建物とお庭を楽しみながら

別世界の雰囲気の中で

いただく和食。

決してお安くはないですが

それだけの価値はあると思いました。

この八坂の塔周辺でも

浴衣姿の外国人がいっぱい。

浴衣のレンタル着付け2980円の看板があちこちに。

たまたまこの写真は人が途切れた時を

狙って撮りましたが

この後は、またこの通りは

観光客で埋め尽くされました。

ここで道を尋ねられました。

「シミズ寺、どっちですか~?」

「キヨミズ寺です!!」(ーー;)

・・・と言いながらも

やっぱり京都は魅力的な街には違いないので

ついつい足が向いてしまいます。

今年中に

「パークハイアット京都」

「アマン京都」

「ひらまつ京都」と

次々とラグジュアリーホテルがオープンするので

宿好きの私としては

また京都へ行く回数が増えそうです。

十牛庵のあと

もう1つ

贅沢体験をしてきました。

続きは次回。

コメント一覧

でこ
アリスさんへ
昨夜は保護器ありがとうございました。
まさかネコの事で
遠く離れた香川にいるアリスさんの
お世話になるとは・・・苦笑
でも本当に助かりました!!
これで無事保護出来たら
万々歳なんだけど・・
妹さんにも宜しくお伝え下さい。

うん、しばらく遠出はできそうにないから
近場でちょこちょこ楽しもうと思います。

あさって4回目の抗がん剤です。
また朝から心配で憂鬱だけど
頑張るしかないね!
・・って頑張るのは私じゃなくて
ミニだけど。
アリス
でこさん、おはよう。
京都らしい目で見て、ゆっくり味わって
食べる高級な日本料理だね~

だんだんコース料理がきつくなってきて、
〈そのくせ間食して太っていくばかりなんだけど〉
こういう楽しみ方ができなくなってきたなあ~
という感じがする自分です。

でこさんは長い旅行は猫ちゃんの関係も
あって難しいから、京都にできる高級ホテル
にどんどん泊りに行ったらいいよ。

テレビで京都の町家が中国の投資家にどんどん
買われて、民泊としてリノベーションされて
いるというニュースでやっていました。
いや~京都も外国資本に乗っ取られそうだね~
心配になってしまうニュースでした。

次回の贅沢な記事も楽しみにしていますね。
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