
【at“SHEA STADIUM”(1965.08.15)】
ビートルズのポール・マッカートニーは、‘Long Tall Sally ’に
代わるコンサートのトリの曲を目指し、‘I'm Down’を作りました。
その結果、1965年夏の全米ツアーから、‘I'm Down’と‘Long Tall
Sally ’のどちらかがコンサートのラスト・ナンバーとして演奏され
るようになりました。ある日、どちらにしようか迷っていたポールに
対して、ジョンがこのようにコメントしたのです。
どっちでもたいして変わらないよ。同じ曲と言ってもいいんじゃ
ないかな。両方をメドレーでやってみたいもんだみん。
この「企画」はついに実現されず(されるわけがない!?)4人は
解散してしまいました。後年わたしは、もしも実際にメドレーで演奏
されたら、どんなインパクトを受けるだろうとずっと思っていました。
そして・・・本日、ある実験を試みたのです。
CDの音源を編集し両方をつなげちゃえ!
あの‘Strawberry Fields ’とは異なり、この音源はキーも曲調も
いっしょです。まずはナチュラルに両者をつなげます。その方法は、
‘Long Tall Sally ’の最後から1小節前の3拍以降をカットし2拍
分の「ブレイク」を確保した上で‘I'm Down’のヴォーカルにつなげ
るというものです。
これが・・・
意外と聴ける
のです。興味を感じたみなさま、トライしてみてくださいね。
また、メドレーではありませんが、‘I'm Down’で始め「間奏」を
‘Long Tall Sally ’、間奏後に再び‘I'm Down’、或いはその反対。
などと編集していくのも面白いかもしれません。
そんなことが高じると‘Long Tall Sally ’と‘I'm Down’以外の
ビートルズ・ナンバーの間で「つなげちゃえ」なんていう曲をあなた
自身が発見するかもしれません。
あなたの手によるあなただけのビートルズ・ナンバー
もちろん、個人でお楽しみくださいね♪

↑If this article is quite good, will you please click?
ならば…
コンピューターの普及で、若い頃には考えられなかった
ことが現実に行なえるようになりました。スゴイ。
先年の「Love」なども類例と言えましょう。
ところで同じヘ長調のYesterdayとHey Judeを繋いだら
ちゃんと同一人物の声に聞こえますかね?
(一説によれば別人?というハナシもありますので)
こりゃ失礼しました。
よいお年を!
>ところで同じヘ長調のYesterdayとHey Judeを繋いだら
アコースティックつながりで
‘Yesterday’→‘I Will’なんていかがでしょうか。
というわけで
よいお年を♪
↑
なるほど、これもヘ長調の繋ぎと言えますね。
しかしポールは1966年末の自動車事故で
亡くなっている…わけないですね、やはり。
ポールのメドレーと言えば「ブロード・ストリート」で、
‘Yesterday’→‘Here,There And Everywhere’を
演奏していましたが、前者をG(ト長調)にUPして
上手く繋いでいたのを思い出しました。
ト長調の‘Yesterday’は日本公演などでもお馴染みなので、
案外違和感がないですね。
>しかしポールは1966年末の自動車事故で
>亡くなっている…
この件で思い出しました。
「‘Yesterday'と‘Lady Madonna’のヴォーカルの音を
電気的に分析したら
それぞれ別の人が歌っているとの結果が出た」
と何かの本に書かれていたのを思い出しました。
しかし、いくらなんでも
‘Lady Madonna’のヴォーカルがリンゴ
だなんて・・・。