らば~そうる “IN MY LIFE”

旅、音楽、そしてスポーツのこと。過去、現在、そして未来のこと・・・「考えるブログ」。

2402.今年も北の大地が呼んでいる

2012-06-03 | 01.Journey
【写真:牧草ロール@サロベツ原野 2011年08月28日17時13分撮影】
 ★この写真は記事内容のイメージです。

 毎年6月になると、北の大地に心を馳せる。今年もそんな季節が
やってきた。

 1984年の夏。北の大地に到着した。横浜から東北道を爆走し
フェリーの出港の地八戸へ。当時は八戸まで開通しておらず、途中
滝沢で退出し一般道をひた走る。東北の暑い夏の午後を体感した。

 フェリーで八戸を出港する瞬間、そして苫小牧に入港する瞬間は
いつも心地よいものだ。これから「北の大地を走り回るぞ」という
ワクワク感満載なのだ。この気持ちは28年経過した今でも同じ。

 道路がよくなった。1984年当時、喜茂別から国道 276号線を
東進し美笛を経て支笏湖まで走ったが、そこはジャリダートが延々
と続く道だった。クルマは砂埃で真っ白け。速度も出ない。でも、
なぜかそれが楽しかった。次の瞬間、いったいどんな景色に出会う
のだろうか。そんなアドヴェンチャー的な雰囲気が周りに漂ってい
たのだ。これこそ旅の原点。

 食料品調達。ガソリン補給・・・。今では割と簡単に店舗やGS
を発見し手にすることができる。しかし、当時は下手をすれば手に
入れることができないリスクと隣合わせだった。このスリル感も旅
には必要な要素だと思っている。

 アウトドアーでの宿泊。キャンプ場や駐車場に車を停め車泊する。
これぞ、北の大地の旅の醍醐味。今では道の駅が整備され、自然と
ともに一夜を過ごす機会も減少した。便利になったものだ。と同時
にやはり、ワクワク感、スリル感が薄れてきたと感じる。

 しかし、この気持ちの変化は外的要因によるものなのだろうか。
いや、違う。自分自身の内的要因なのだ。年齢を重ねるとともに、
生活環境も変化、旅のスタイルも変わってきた。いつまでもアウト
ドアーというわけにはいかず、ホテル等を利用するようになった。
セイコマで食事を済ます、1日 700Kmもの長距離を走る、ダートを
攻める・・・ということにもある程度制約が出てきた。

 だから・・・。

 このまま、安易な方向に自分の旅のスタイルをもっていってよい
とは言えない。そうだ。原点に戻ろう。夏のギラギラした陽射しの
中、十勝三股から国道 273号線のダートをひた走り、三国峠に到達
したときのあの達成感を・・・。


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