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らば~そうる “IN MY LIFE”

旅、音楽、そしてスポーツのこと。過去、現在、そして未来のこと・・・「考えるブログ」。

4127.西武球場(ベルーナドーム)の「環境」

2025-06-28 | 23.Baseball
【写真:「9年前の西武球場(Seibu Prince Dome)」 2016年06月10日撮影】
 ★この写真と記事内容は少しだけ関係があります

 プロ野球ペナントレースのリーグ戦が再開した2025年 6月27日、ショッキングなアクシデントが発生
しました。

 今井達也投手 熱中症で緊急降板

 心機一転、これからというときに誰がこのようなことが起こることを想定していたでしょうか。アク
シデントが発生したのはライオンズvsファイターズ第9回戦の4回表、2点ビハインドのファイターズ
が田宮裕涼選手のソロ本塁打で反撃、なおも2死一・二塁の好機で打者は万波中正選手。今井投手が82
球目を投げようとした時、マウンド後方にしゃがみこんでしまったのです。その時は「体調不良で降板」
と西口監督はコメントしていましたが、後日「熱中症」と診断されました。

 もっともこのアクシデントは想定できなかったことではありませんでした。ここ数年の西武球場(現
在の「ベルーナドーム」の呼称ではなくあえて総称的に使用します)は「環境」面で世間からいろいろ
と言われ続けていました。「立地」、「アクセス手段」、そして「球場としての構造」など。特に「球
場としての構造」については、1979年に開場した時、1999年にドーム化(といっても完全ドームでは
ない)した時と現在を比較した場合、日本自体が気候面で明らかに変化しています。具体的にはいわゆ
る梅雨のシーズン、「高温な状態」に加え「湿度の高さ」が、丘陵を掘り下げて造ったグラウンド上や
観客席の環境を悪化させているのです。

 過去にも熱中症にかかってしまった選手がいます。当方の知る限りではマリーンズの小島和哉投手、
ライオンズの中村剛也選手、少し前になりますが、バファローズ時代の糸井嘉男選手・・・。よくない
ことなのです。しかし、まだまだいるでしょう。

 何かとんでもないことが起きなければよいが・・・

 思ってことすれ、具体的な対策はどうなのでしょうか。巨大扇風機、そして7月から稼働するという
ミスト・・・。高温よりもまず湿度対策だと思うのですが、ミストはどうなのでしょうか。かえって、
湿度をあげることになってしまうことで環境が悪化しなければよいのですが、どうなのでしょうか。

 抜本的な対策として「球場の移転」や「完全ドーム化」など、さまざまな意見が飛び交っています。
いずれも莫大な費用がかかるため、西武グループの財政状況を考えるに実行に移せない事情も理解でき
る面はあります。しかし、選手や観客の「環境」を考えるのであれば、西武グループがライオンズを保
有することに本当に価値を感じているのであれば、この窮地を乗り越えてほしいと切に願うのです。

 ただ即実行できるアイデアを出すだけではなく、まずここの数十年の気象データを解析してほしいで
すね。所沢市ではなく、「西武球場のグラウンドのデータ」です。取れていなければ、今からでも測定
していただきたいと思います。そして、観客からアンケートを取り、選手から聴き取り調査(言いにく
い面もあるとは思いますが)を実施し「現場の実態(事実と要求)」を正確に捉えることを地道に実行
してほしいと考えます。


【民族大移動】西武ライオンズ応援歌 チャンステーマ2(歌詞付き)2025.5.11



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