らば~そうる “IN MY LIFE”

旅、音楽、そしてスポーツのこと。過去、現在、そして未来のこと・・・「考えるブログ」。

199.プロ野球・雑感

2006-05-23 | 23.Baseball
【写真:「これがプロ野球のスコアだよね」 2005年05月25日21時21分撮影】
 ★この写真と記事内容は直接関係がありません。

 プロ野球。ひいきのチームの勝敗に一喜一憂のファン(野球の場合
「サポーター」という語はなじまない)もおられることだろう。

 勝っているチームはチーム内の雰囲気もよく、団体として機能して
いる。負けが込んでくると、その反対。原因と結果は微妙なところ。

 「調子のよい」チームは、やはり投手力を中心とした守備が安定し
ている。先発の仕事ももちろん大事であるが、重要なのは中継ぎ投手
である。勝っているときは味方が加点するまで辛抱し、失点を防ぐ。
負けているときでも、相手の攻撃を辛抱してしのぎながら味方が反撃
できる雰囲気を作る。あえて投手の個人的な技術について言わせても
らえるのならば、「アウト・ローにコントロールされたキレのある球
を投げられるか」がポイントではないか。球威があるのは武器だ。

 「調子のよい」チームは、攻撃においても着実である。「ここだ」
というときの集中力がものすごい。だから、ひとつひとつのプレイを
他の選手が感じ取ることにより、打「線」になる。たとえ自分の型に
ならなくても必死に食らいつき、相手の僅かなスキが出るまで粘って
いく。いわゆる「相手がいやがる攻撃」である。どこからでも「波状
攻撃」ができるチームは、相手の守備のリズムを狂わすことができる。

 守備・攻撃で共通していることは、「つなぎ」である。プロ野球の
一軍レベルの選手であれば技術力には大差はないと思う。だからこそ
選手ひとりひとりの気持ちや体力面のコンディションで「差」が出る
のだと思う。従って「つなぎ」を意識することができるタフな選手が
揃っているチームは、本来の力を発揮しやすいのではないだろうか。

 いろいろなBBSを訪問すると、「監督の采配」や「コーチの指導」
について、批判をしている投稿が多い。もちろん、熱心な応援のあま
りの言動であるのは理解できる。しかし結局のところ「プレイをする
のは選手」である。その選手も精密機械ではない。感情をもった人間
である。だから「稼動状況」には波があるし、期待通りの結果が出な
いこともある。当然のことながら精神的・体力面で問題を抱えている
時もある。その点は理解してあげたいものだ。

 ただそうはいっても、やはり「プロ」である。お客様に「価値有る
プレイ」を魅せることができるよう、選手は常に研鑽しなければなら
ない。「闘う姿勢」が感じられない選手は、即刻退場だ。そのことを
いちばんよく知っているのは、選手自身であろう。

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