【写真:西武ドーム 2008年05月05日13時35分撮影】
★この写真と記事内容は直接関係がありません。
2010年ペナントレースのレギュラー・シーズンが、10月 1日の
マリーンズvsバファローズ戦を以て終了した。それにしても今年は
近年まれにみる激戦であった。最後の10試合はホークスとライオンズ
の優勝決定戦、マリーンズとファイターズによる3位決定戦の様相を
呈し、その決まり方も複雑であった。ライオンズ・ファイターズは、
いずれも「あと1試合、あのゲームでなんとか勝っていれば」という
悔いの残る結果であった。いっぽうホークスは、2003年以来の優勝を
果たし、マリーンズは2年前の「10.1」でCS進出を逃したリベンジ
をやはり「10.1」で果たしたことになる。
例によって私の順位予想を振り返ってみよう。(→№1595の記事参照)
■予想順位
1.北海道日本ハムファイターズ
2.福岡ソフトバンクホークス
3.埼玉西武ライオンズ
4.オリックスバファローズ
5.千葉ロッテマリーンズ
6.東北楽天ゴールデンイーグルス
10月1日、全日程終了の結果の順位は以下の通りである。
■順位(2010.10.01時点)
勝差
1.福岡ソフトバンクホークス 76勝63敗 5分 -
2.埼玉西武ライオンズ 78勝65敗 1分 0.0
3.千葉ロッテマリーンズ 75勝67敗 2分 2.5
4.北海道日本ハムファイターズ 74勝67敗 3分 3.0
5.オリックスバファローズ 69勝71敗 4分 7.5
6.東北楽天ゴールデンイーグルス 62勝79敗 3分 15.0
■解説
9月上旬に投打のかみ合ったライオンズが中旬にマジック8を点灯
させ、このままVを勝ち取るものと思った。しかし僅かな間隙があっ
たのだろうか、いずれにしてもそのスキを「あの福岡三連戦」で見事
についたホークスが大逆転Vを果たした。
■CS展望
2004年に始まったプレーオフ制度・CS制度において、ホークスは
あまりよい結果が出ていない。しかし今年はVを決定した流れと勢い
があり過去の年と比較するとモチベーションが高いだろう。「SBM」
と言われるリリーフ陣が強固であるため、CS勝ち残りは攻撃陣次第
であろう。
2位のライオンズは、終盤に大失速した原因を把握できているだろ
うか。この短期間でその立て直しを図ることが急務だが、一度失った
流れを再度取り戻すためには、大きなモチベーションが必要だ。若手
中心、リーダー不在といわれるだけに「なぜ戦うのか」チーム全員が
一つにまとまることができるだろうか。注目である。
「頑張った3位」を最終ゲームで獲得したマリーンズ。西岡が気持
ちを前面に出し、チームを牽引する。モチベーションはかなり高い。
3位通過で初の日本シリーズ進出をかけてまずファースト・ステージ
でライオンズと対戦する。勝ちぬく可能性は十分ある。
ともあれ。ライオンズとマリーンズは、10日間のインターバルで
ファースト・ステージを西武ドームで戦う。またホークスはその勝者
と約20日間のインターバルの後、ファイナル・ステージをヤフー・
ドームで戦う。
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