らば~そうる “IN MY LIFE”

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1791.プロ野球2010ペナントレース(パ・リーグCS展望)

2010-10-01 | 23.Baseball
【写真:西武ドーム 2008年05月05日13時35分撮影】
 ★この写真と記事内容は直接関係がありません。

 2010年ペナントレースのレギュラー・シーズンが、10月 1日の
マリーンズvsバファローズ戦を以て終了した。それにしても今年は
近年まれにみる激戦であった。最後の10試合はホークスとライオンズ
の優勝決定戦、マリーンズとファイターズによる3位決定戦の様相を
呈し、その決まり方も複雑であった。ライオンズ・ファイターズは、
いずれも「あと1試合、あのゲームでなんとか勝っていれば」という
悔いの残る結果であった。いっぽうホークスは、2003年以来の優勝を
果たし、マリーンズは2年前の「10.1」でCS進出を逃したリベンジ
をやはり「10.1」で果たしたことになる。

 例によって私の順位予想を振り返ってみよう。(→№1595の記事参照

■予想順位

 1.北海道日本ハムファイターズ
 2.福岡ソフトバンクホークス
 3.埼玉西武ライオンズ
 4.オリックスバファローズ
 5.千葉ロッテマリーンズ
 6.東北楽天ゴールデンイーグルス

 10月1日、全日程終了の結果の順位は以下の通りである。

■順位(2010.10.01時点)

                          勝差 
 1.福岡ソフトバンクホークス    76勝63敗 5分   -
 2.埼玉西武ライオンズ       78勝65敗 1分  0.0
 3.千葉ロッテマリーンズ      75勝67敗 2分  2.5
 4.北海道日本ハムファイターズ   74勝67敗 3分  3.0
 5.オリックスバファローズ     69勝71敗 4分  7.5
 6.東北楽天ゴールデンイーグルス  62勝79敗 3分 15.0

■解説

 9月上旬に投打のかみ合ったライオンズが中旬にマジック8を点灯
させ、このままVを勝ち取るものと思った。しかし僅かな間隙があっ
たのだろうか、いずれにしてもそのスキを「あの福岡三連戦」で見事
についたホークスが大逆転Vを果たした。

■CS展望

 2004年に始まったプレーオフ制度・CS制度において、ホークスは
あまりよい結果が出ていない。しかし今年はVを決定した流れと勢い
があり過去の年と比較するとモチベーションが高いだろう。「SBM」
と言われるリリーフ陣が強固であるため、CS勝ち残りは攻撃陣次第
であろう。

 2位のライオンズは、終盤に大失速した原因を把握できているだろ
うか。この短期間でその立て直しを図ることが急務だが、一度失った
流れを再度取り戻すためには、大きなモチベーションが必要だ。若手
中心、リーダー不在といわれるだけに「なぜ戦うのか」チーム全員が
一つにまとまることができるだろうか。注目である。

 「頑張った3位」を最終ゲームで獲得したマリーンズ。西岡が気持
ちを前面に出し、チームを牽引する。モチベーションはかなり高い。
3位通過で初の日本シリーズ進出をかけてまずファースト・ステージ
でライオンズと対戦する。勝ちぬく可能性は十分ある。

 ともあれ。ライオンズとマリーンズは、10日間のインターバルで
ファースト・ステージを西武ドームで戦う。またホークスはその勝者
と約20日間のインターバルの後、ファイナル・ステージをヤフー・
ドームで戦う。



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