
【写真:十勝地方某所のカラマツ林 2002年08月14日11時23分撮影】
北海道をよく訪れる。とはいってもだいたい毎年6月から10月に
かけてがほとんどだ。6月から7月にかけて、わたしが生活している
地域は、じめじめした毎日である。北海道に梅雨が無いのはよく知ら
れているが、それは北海道が地理学的に「亜寒帯」に分類される地域
に位置するからである。
気候や地理的な特性は、植物に影響を与える。「北海道らしい」と
わたしがよく感じる風景は、エゾマツやトドマツ、そしてシラカバが
繁茂している林なのであるが、この風景は、いわゆる「黒松内線」の
北側の風景である。例えば、温帯に広く分布するスギは、道内で自生
していない。北海道神宮の見事なスギの大木は、開拓期に植林された
ものなのである。わたしが大好きな風景のひとつに、美瑛のカラマツ
林があるが、それらはすべて人工林である。北海道にはもともとカラ
マツはなかったのである。
亜寒帯気候に位置する地域の夏場の爽快さ、自然と人工とが絶妙に
ブレンドされた風景・・・。北海道は、わたしにとって何にも代えが
たい「癒しの空間」なのである。心のささくれを感じた時、北海道へ
行くことによって、今までに何度元気になったことだろう。わたしに
とって北海道は自然の治癒力があるらしい。実際に北海道に滞在して
いる時は、精神面もリラックスしており、身体面でも軽さを感じるの
である。それは、確かに「生活のリズム」が朝型になるという理由も
あるだろうけれども。
そんなにいいんだったら、いっそのこと移住しちゃえばいいじゃん。
最近よくそう言われる。しかしそれに対しては慎重だ。なぜならば、
ある一時だけ観光で滞在することと、全て根を下ろし生活することと
では、あらゆる面で何もかもが異なると思うから。
しかし、最近本当に真剣に考え始めるようになった・・・。
Blog Ranking
↑If this article is quite good, will you please click?
首都圏に住むのに疲れて北海道に移住してはや10年になりました。
でも、おっしゃるとおり、観光でくるのと住むのと(なにより働くこと)はまったく違う世界で、最初の1~2年は苦労したことを思いだします。
が、それをもってしても、やっぱり移住してよかったかな、、と今では思えるようになりました。
もう、本州には住めないかもしれません。。。
ちがった、いちばんは日本ハムだネ!
僕は沖縄にするかな。
北海道は行ったことないですけど、寒いの苦手なので…もともと九州の人間ってのもあるかな。
駒場です。
まいどです。
重み、実感があります。
とても響くコメントですね・・・
>それをもってしても、やっぱり移住してよかったかな
そのように思えるというのは尊いことですね♪
しかし、このように思えるまでのプロセスには
かなりのご苦労がおありだったのだと推測いたします。
非現実的かとお思いでしょうが、「豊富」あたりなんですよ。
まあ、「甘ちゃん」です。笑ってやってください♪
雪。現在、ちょっとの積雪があっても車の運転が
できません♪
こんなんで北海道で生活するなんて
10年早いですよね。
でも、好きなんですよ。なにかこう、求心力を
感じるのです。
「ダイナミック」。
魅力的なキーワードですね♪
沖縄!
いいですね♪
「碧色の海」「白い砂」
「蒼い空」「白い雲」「緑の木々」・・・
そんな風景に憧れます。
井上陽水の「枕詞」の世界です♪