らば~そうる “IN MY LIFE”

旅、音楽、そしてスポーツのこと。過去、現在、そして未来のこと・・・「考えるブログ」。

450.VAN McCOY ‘THE HUSTLE’

2007-01-29 | 11.Music
【SINGLE 「ハッスル」】

 ‘The Hustle’。邦題は、「ハッスル」です。小川直也ではありま
せん。正式(?)には、“VAN McCOY & THE SOUL CITY SYMPHONY”が
1975年にリリースした曲です。「?」とした理由は、日本で『ヴァン
マッコイとスタイリスティックス・オーケストラ』と紹介されていた
からです。そのような混乱の背景には、彼が「ハッスル」をリリース
する直前にプロデュースした、スタイリスティックスの「ラブ・イズ
ジ・アンサー」が大ヒットしたことがあげられるかと思います。

 ヴァン・マッコイは、1970年代に活躍したプロデューサー、ソング
ライターです。彼は1974年にスタイリスティックスのプロデュースを
手がけたことにより、そのキャリアに転機が訪れました。当時、時代
を先取りした「ディスコ・ビート」を積極果敢に導入することにより
マッコイは、「愛がすべて」を大ヒットに導きました。その後、「超」
売れっ子プロデューサーとして世に出ることになったのです。

 ‘The Hustle’はその流れに乗ってマッコイ自身が発表した曲です。
この曲の中核をなす「フルート」の音色に、この曲を聴いた誰しもが
爽やかなインパクトを感じたのではありませんか。わたしとこの曲の
接点は、高校の体育祭です。体育祭の学年毎に企画する「出し物」の
BGMとして「ハッスル」を採用したのでした。「ハッスル」の軽快
なリズムに乗り「体操着」姿で「踊る」・・・。6月のじめじめした
空気は一掃されていました。そんな想い出です。

 その後‘The Hustle’はヒット・チャートを駆け上がり、ディスコ
ブームにつながる重要なきっかけとなったのでした。「ハッスル」の
直後にリリースされた、スタイリスティックスの「愛がすべて」も、
ヴァン・マッコイの作です。ソウル・ミュージックに与えた影響力は
計り知れませんね。円熟期にさしかかったマッコイですが、1979年に
突然死したことが悔やまれます。35歳という若さでした・・・。

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2 Comments

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じゅらはっそ~♪ (fkh)
2007-02-04 21:41:23
だと思ってたんですよ。これ。
流行ったのは小学校~中学校の頃だったか。
本格的な英語の発音など全然わからなかったので
どういう意味かも全然尻魔線でした。

確か、歌詞と言えるのはこの言葉だけだと思いましたが、イントロ部分でもひそひそ声で何かしゃべってましたよね?あれ、何て言ってたんでしょうか???

当時スキー場でかかっていた記憶が多いですね。
ゴンドラもクワッドもない時代のガラガラの一人乗りのやつ。石打とか・・・(笑)

つい最近ではあの高田総統とやりあってる小川直也の「ハッスル!」のテーマ曲としても使われていました。
返信する
ズラハズソッ! (らば~そうる)
2007-02-04 23:58:40
to:fkhさん

イントロのひそひそ声とは
「ん~ハッ!」でしたっけ。
あ、ぜ~んぜん違う。ひそひそじゃないもんね。
聴きなおしてみます。

高田総統とは、こりゃまた「旬」ですね。
いっとき、とんねるずも扱っていたような・・・♪
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