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らば~そうる “IN MY LIFE”

旅、音楽、そしてスポーツのこと。過去、現在、そして未来のこと・・・「考えるブログ」。

1002.これでいいのだ!

2008-08-03 | 51.The Present
 漫画家の赤塚不二夫さんが、 8月 2日の夕刻にお亡くなりになりま
した。

 訃報を聞き愕然としたのですが、もっと驚いたことがあったのです。
赤塚さんがお亡くなりになる日の「日刊スポーツ」27面の「文化・芸
能面」に「赤塚不二夫トリビュートなのだ」と題して記事が掲載され
ていたのです。

 記事の概要は、赤塚さんの初のトリビュート・アルバム『四十一歳
の春だから』が今年の 9月24日に発売されることを伝えるものでした。
その記事では現在( 8月 2日の朝)の赤塚さんを「脳内出血で闘病中」
と報道していました。「このタイミングはあまりにも・・・」。偶然
にしては、あまりにもミステリアスです。このニュースの発表と赤塚
さんの死に、何の関係も無いかと思うのですが・・・。

 わたしにとっての赤塚さんといえば、『おそ松くん』であり『天才
バカボン』
でした。『おそ松くん』はリアルタイムからやや経過した
頃、「単行本」を買い、小学校のクラス仲間の間で「回し読み」して
いたことを思い出します。イヤミの「シェー!!」も、後追いですが
やっていましたね。靴下の先をわざと伸ばしてヨレヨレにしないと、
あの感じがでないんです。それから、「シェー!!」は、上にあがる
ほうの手(右手?)の肘を曲げてまねる人が多かったのですが、実は
オリジナルモデルは、肘を曲げないでストレートなんですよ。曲げる
のは手首だけです。上原チョーの手首の向きとは反対ですが。

 『天才バカボン』については、谷岡ヤスジさんの「ムジ鳥」と同様
まさに「ナンセンス・コメディ」のハシリではないでしょうか。あの
豪華絢爛のキャラクターもすごいのですが、次第に実験的要素が強く
なっていった感があります。まさに「革新」です。特に「最終回」の
構成には、驚かされました。1ページめに大きく「最終回」と描き、
次のページの頭の「コマ」にパパの顔が上半分だけ描かれ、その他は
コマの枠線だけ。あたかも未完成のように思わせておいて、そのまた
次のページからストーリーがちゃんと始まる・・・というシュールな
内容でした。それでいて「最終回」というのが、実はギャグ。その数
週間後から連載が再開したりしていました。恐るべし。キャラ的には
「レレレのおじさん」がスキだったなぁ~・・・。レレレのレ~♪

 ・・・と取りとめもなく書きなぐりました。赤塚さんこそ、まさに
「天才」でした。ご冥福をお祈り申し上げます。



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2 Comments(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (くまみちゃん)
2008-08-03 18:47:37
ついにこの人も亡くなりましたね、昭和が本当に終わってしまいますね。
長嶋さんは、元気で長生きしてほしい。
そういや白馬童子の山城新伍さんも認知症になってるそうですね、『チョメ・チョメ』っていい言葉でしたね、昭和がよかったと思いますが、、、
返信する
昭和 (らば~そうる)
2008-08-05 23:29:15
to:くまみちゃん

同感です。
昭和の象徴のような人物が各界にいらっしゃいますが
「そういえば、あの人どうしているの?」
と言われて「ハッ」となりますね。

今と比べれば不便なことが多かったんだろうけれど
当時はそれが不便とはぜんぜん思わなかった・・・
昭和とはそんなよき時代です。
返信する

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