この記事をブログに書こうか、やめようか迷ったんですが、
吐き出してしまおうと思って長々と書いてしまいました…。
先日の運動会のときの話です。
実は始まる前にこんな事がありました…。
今年、私の担当の役員会は運動会で交通整理を任されました。
学校付近の路駐を防ぐために、声かけをするとのこと。
子供達の運動会がスムーズに行われるために…です。
これは毎年行われていることで、私は今年初の担当。
自分の担当エリアに立ち、停車する車に頭を下げながら声をかけていました。
どの車も「すみませ~ん、すぐ動かしますね~」と快く車を移動してくれたのですが…
停車した一台の車に、それまでと同様に声をかけたんです。
「おはようございます。駐車禁止になってますので手早くお願いします」たったこれだけの一言…。
するとおじさん(おそらく児童の祖父)の顔色がパッと変わり…
「そんなことは分かってるよ!手早くって何秒なんだよ?
何時間も停めてるわけじゃないだろ。たった4,5分荷物を下ろすだけじゃねぇか!」
私「学校から依頼されているのでみなさんに声をかけているんですよ」と。
私だって分かっています。荷物を下ろすだけ…ちょっとだけ…。
誰もがそう思って止めているんです。
実際のところ荷物を下ろすのは黙認しているけど、声かけをすることで、
なるべく早く移動してもらおうというのが目的。
手早くって何秒?そんな子供じみた質問に唖然としてしまいました…。
ちょうどその時、後ろに一台の車が停まったんです。
すると「後ろのにも早く言ってこいよ!言いたくてしょうがねぇんだろ?」
何をそんなに怒ってるのか、私には全く理解できなかった…
この人はいくら言っても聞く耳持たない人、そう判断して少し離れました。
でもおじさんは大きな声でこれでもか、というほどの罵声を次々と浴びせて来たんですよ。
あ~もうヤダ。これ以上この人と関わりたくない…
そう思った私は不本意だったけど「すみません」と頭を下げました…。
情けなかった…。
人前で怒鳴られたこと…、理由もないのに頭を下げたこと…、とにかく屈辱でした…。
その後、一緒に荷物を降ろしていたのに知らん顔をしていた奥さんと、
後から荷物を運びに来た娘(児童の母!)が母に状況を聞いたらしく
私の前を通り過ぎるときに顔も見ずに「スミマセンデシタ」と一言…。
心にもないのが有り有りと分かる態度で…
そして驚いたことに奥さんは「でもあなた、後ろの車には言わなかったわよねッ!」と
捨てゼリフを吐いて立ち去った…。
もう呆れて何も言えませんでした…。
思わず、近くにいた初対面の役員さんに駆け寄って泣いてしまった…。
ホントに、ホントに悔しかった。
こういう人って、自分を正当化するために人の事を怒鳴ったりするのかなぁ…
相手より自分の方が強いと思わせたいのかな。
あの時隣にいた奥さんは知らん顔だったけど、もし私だったら「やめなよ」って止めると思う。
何も言わなかったということは、同じ考えだったんだろうか。
よく夫婦とか家族って似てくるって言うけど、もし夫がこんな自己中心的な考え方だったら
私は絶対に同化したくない。
いくら夫でも否定して考えを正してもらうと思う。
人を怒鳴るなんてこと自体そうそうあることじゃないし、人間として最低のこと。
まず相手の話を聞くという姿勢がないと、人間関係は築けないと思います。
この人達はきっと人をいつも上から見てるんだろうな。
こんな人の子供はやっぱりこんな人間になるんだろうか…。
色々考えてしまいました。
一部始終を見ていた初対面の役員の方は
「あなたは全然悪くないよ。向こうが一方的に悪いのよ。」と声をかけてくれた。
あったかい言葉…ありがとう。救われました。
そうだよね…私は子供のため、学校のために役目を果たしただけ。
私に罵声を浴びせた夫婦は、きっと気持ちのいい運動会ではなかったはず。
こんな人と出会ってしまったのはツイテなかっただけ…と思うことにしよう。
世の中にはいろんな人がいて、私の常識が全ての人の常識じゃないんだよね…。
少なくとも私を常識人に育ててくれた親、
回りの温かい知人達に恵まれて良かった…そう思いました。
自分の子供たちも勉強なんかできなくても、
常識人としての人間関係を築ける人になってほしいと
自分の子育てを反省しつつ切に願うばかりです。
運動会の爽やかな朝に、ちょっとブルーな出来事でした…。
最後まで読んでくださった方、ありがとう