仏の映画監督フィリップガレル作品を初見☆
2008年(なのに敢えて!のモノクローム作品)「愛の残像」
若いカメラマンと既婚の女優との決して満たされることのない揺らぐ男と女の物語
鑑賞中はいかにもザ・フランス映画っ!ってアンニュイな退廃感が散見されたり
時代設定は間違えなく21世紀なんだけどケータイを誰も持っていない
もちろんメールも登場しない手紙で気持ちのやり取りをする
などのアンバランス設定
そして唐突なスピード感でやって来るエンディングに呆然……
しかしそして鑑賞後暫くするとジワジワとモノクロームで丁寧に美しく撮られた各場面や
登場人物のアンニュイな表情 精神の苦悩の描写が脳裏に蘇ってくるという
それって決して悪い作品ではなかったって証拠
主演のルイガレル(監督のフィリップガレルの実の息子)の彫刻のような屈強な!?顔立ちはジョーペリーのよう
このルイガレル プライベートでは映画「ゲンズブールと女たち」でブリジットバルドー役も演じたレティシアカスタと最近結婚したらしい
(レティシアは彼より5歳年上で3人の連れ子がいるとのこと!)
とにかく21世紀の今でも健在なり男と女のザ・フランス映画!を感じたい方は是非☆☆☆
最新の画像[もっと見る]
- 勝手にしやがれ! 4年前
- 勝手にしやがれ! 4年前
- まとめて!サマーシーズン2019☆ 5年前
- まとめて!サマーシーズン2019☆ 5年前
- タブレットがやって来た♪ 5年前
- お江戸日本橋亭 5年前
- さよなら夏の日2018 6年前
- さよなら夏の日2018 6年前
- 長く暑い今年の7月 と 7月のらいむらいと♪ 6年前
- 2018年も折り返しました☆ 6年前