
浴室の戸がドアの場合、脱衣場のスペースを無駄にしないよう内開きが多いですが、浴室内で倒れた場合救出が難しくなるという危険性があります。できれば、開き戸にすると良いと思います。また浴室の戸の場所には浴室からの水が出ないように10cm位の段差があります。この段差を降りる際に体のバランスを崩しやすく転倒の危険性があります。さらに浴室の洗い場の床が濡れていると滑りやすく、転倒の危険性があります。ドアがガラスでできている場合は、万一、転倒してドアにぶつかってガラスが割れると頭を切るなどの大怪我につながります。もし、浴室の戸がガラスならば、できるだけ早くアクリルなどを使ったドアに変更することをお勧めします。もちろん、その際、開き戸に改修する余裕があれば、開き戸にすることに越したことはありません。(続く)
(投稿者のURL 「老後と住まい」http://www.rougotosumai.com/ )