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Rosso Laboratory

第1回 下準備

まずメニューバー[ファイル]-[新規レイアウト作成]を実行します。

次にレイヤーを設定します。レイヤーとは階層のことで部品を種類ごとに分けてレイヤーに入れることで表示・非表示やロックが出来、編集作業が楽になりますから作っておきましょう。まずレイヤーパレットの何もない部分で右ドラッグのポップアップメニュー[フォルダ作成]を実行し7つのレイヤーを作りましょう。

次に各レイヤーの文字上で右ドラッグのポップアップメニュー[名前変更]を実行し、01-ボード、02-線路、03-編成、04-橋脚、05-架線柱、06-ホーム、07-建物とします。「トミックス鉄道模型レイアウターNXF2023」では編成は使えないと思いますが一応作っておきましょう。

右側にある□、〇、鍵のマークは各レイヤーの色、表示、ロックの機能を持っていますので□をクリックし色を変えましょう。そして「01-ボード」レイヤーをクリックしこのレイヤーをアクティブにします。

今[2]の前にアスタリスクが付き、左側が水色になっていますがこれがアクティブになっている状態です。準備が出来たらレイアウト画面にパーツパレット[ベースボード]-[[NX]TOMIXボード]からレイアウトボードをドラッグ&ドロップします。

今回はボード上に線路を配置するのではなく、地面上に配置するためボードを地下に配置していきます。ツール[ツールオプション]-[ジオメトリ]で座標を(X=450,Z=300)、高度数値入力にチェックを入れてから高度(Y=-2)とします。

レイアウトボードを選択状態にし右ドラッグのポップアップメニュー[Clone...]を実行し、クローンツールを起動します。

個数:1、Offset X:900としてクローン実行を押します。

すると最初のボードの右にクローンで追加されたボードが配置されますので2つのボードを選択状態にし再びクローンツールを起動します。今度は個数:1、Offset Z:600としてクローン実行を押します。

これで必要な4つのボードが配置されました。

次はこのレイアウトボードの大きさにレイアウトサイズを変更します。メニューバー[レイアウト]-[レイアウトサイズ]を実行します。

Xサイズ:1800、Yサイズ(本当はZサイズのはず):1200としレイアウトサイズを設定します。

これで一応準備は出来たのですが、ビューワーの設定を少し変更します。デフォルトではボケが再現されている設定になっているのでツール[レイアウト]-[レイアウト設定]-[フォーカス]ぼけの強さを0にします。また[インフォメーション]には作品名や作者なども記載しておきましょう。

ここまで完了したらメニューバー[ファイル]-[名前を付けて保存]で保存してください。鉄道模型シミュレーターNXはビューワー起動に失敗することも稀にありますので安全のためファイルを保存しておきましょう。

保存したらビューワーで確認します。ツールボックスの[運転]もしくは[試運転]を実行して視点を移動してください。このようになっているでしょうか?

出来ていればOKです。次回はココに線路を配置します。

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