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Rosso Laboratory

第31回 車両・地形・背景テクスチャーの使い方・作り方

【第五章】その他のテクニック
第31回 車両・地形・背景テクスチャーの使い方・作り方
それぞれの項目について簡単に紹介していきます。

1)車両テクスチャーの使い方
車両テクスチャーはレイアウトのリソースではなく編成のリソースに登録します。その後車両ごとにリソースIDを指定します。

2)車両テクスチャーの作り方
素材および作り方の説明はfox-hobby-gardenを見ましょう。但し2014年に更新が終了しているのでそれ以降の車両等についてはテクスチャーはありません。自分で作る必要があります。まずは基になるテクスチャーを車両から書き出しましょう。

組込車両テクスチャーのセーブを押してPNGまたはBMPファイルとして保存します。そうすると、このような画像が書き出されるのでこれを基にテクスチャーを自作します。

自作するにはペイントツールだけでなくフォントも扱うのでドローツールにも必要になることでしょう。なお(R,G,B)=(0,0,0)の部分は透過状態です。(R,G,B)=(2,2,2)は余白に使われています。どちらも見た目には黒にしか見えませんので注意が必要です。(R,G,B)=(2,2,2)は別の色にしてしまうのが分かりやすくて良いでしょう。
しかしながら「国鉄方向幕書体」というフォントを公開していたロールズのサイトが閉鎖されてしまったのでこのフォントは入手しづらくなりました。「ウソ電フォント-Kokutetsu」は車両番号には使えますが方向幕には対応出来ません。これもまた新規参入が難しくなってしまいました。

3)地形テクスチャーの使い方
たくさんの色を使いたい、綺麗なテクスチャーを使いたいというのであれば【地形テクスチャー2048】から2048×2048サイズのJPGまたはPNGファイルをダウンロードしましょう。その後、メニュー[レイアウト]-[地形テクスチャー管理]を押します。

テクスチャー分割数は8×8とし、レイヤー[0]テクスチャーに読み込みます。[1]~[3]は重ね合わせてグラデーションを作る時に使いますので必要に応じて読み込みます。

4)地形テクスチャーの作り方
【地形テクスチャー2048】にはたくさんの素材があります。2048×256の素材8枚を組み合わせて自分だけの地形テクスチャーを作ってみましょう。フリーソフトのGIMPなどで作ることができます。

また土や草の写真を撮って2048×256の素材を作るのも良いでしょう。

5)背景テクスチャーの使い方
【天球テクスチャー1024】【天球テクスチャー4096】【天球テクスチャー8192】などからJPGまたはPNGファイルをダウンロードしましょう。その後、ツール[レイアウト]-[背景テクスチャー]で天空0テクスチャに登録します。2枚目を使いたい場合は天空1にも登録して合成率で融合させたり切り替えたりします。3枚以上使いたい場合は「お天候くん」を使いましょう。

6)背景テクスチャーの作り方
私はVue6という大分古い3DCGソフトウェアで作成しています。今だと「Vue Professional」や「Terragen4Professional」あたりが使えそうですがどちらも高価です。また実写で作るならば360°カメラなどの機材が必要になるでしょう。どちらにせよ少々ハードルが高いです。

次回は音データの使い方・作り方についてです。
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