悪性リンパ腫サバイバル

リンパ腫生活3年目に突入。
暮らしのあれこれや感じることを記録。

移植後の再発の可能性

2006年05月30日 | Weblog
5月30日(火) 入院15日目 41.40kg

ケモから9day 朝の体温 37.1度

グラン注射、抗菌剤内服 5日目

主治医と少し長く話した。
・今回の血球の上がり方を見て、透析センターの予約を入れる
・G-CSFは大量に使う

自家移植しても再発することがあるらしいけど?という質問について
・骨髄には、あるといえる範囲では確認できなかった。検査の限界はある。
・自家移植して再発する人は、採取してきた細胞にあるのではない。何個かあったとしてもそれが増えるまで時間がかかる。再発する人はもっと早く再発してる。ってことは残存してたんだろう。

Dr.の話を思い出してメモしながら、それは前処置の超大量ケモでも全部叩けなかったってこと?という疑問がわいた。
超大量の前処置をやっても腫瘍がすべてなくなるわけではないのか。。。
それはやはり、薬剤への反応性が悪ければ残っちゃうってことか。
それもやっぱ毒性とのかねあいで、腫瘍はなくなったけど臓器がダメージ受けて死にました、になってはいけないってことか?


でももし再発しても、再発するまでは生きてることができるってことじゃん?と思った。
たとえ再発したとしてもまだやれることはあるし、すぐ死ぬわけではない。

移植できないとしたら、またあの痛みがやってくる。
痛みをごまかすための薬から離れることができなくて、薬がなくなったらどうしよう?と不安になって、痛みを恐れながら低い活動レベルでダラダラと生きる日々。いつ薬の耐性ができるかかわからない。

臓器とか何かの理由で移植できないなら、ダラダラした日々でも生きていることに感謝して過ごすだろうが、臓器の条件がいいなら、再発したって、やってみたほうがいい。

もしかしたらCHASEが劇的に効いて、2~3回で完全寛解するかもしれないじゃん。
そしたら幹細胞は2年くらいは凍結しておけるそうだから、それまで時間稼ぎできるじゃん・・・

それじゃあダメなの??などと考えてるところに研修医がやってきたので、大量ケモとCHASEを繰り返すのとどっちが毒性が高いのか質問したら、それは今回の自分の役割の範囲を超えているとのことだった。

でも話してみたら気持ちが整理できて、とにかく、今は、そんなに先のことは考えず、今回の骨髄抑制を乗り切って、幹細胞が採れることを目標に、そのために次の治療ができるように、それだけ考えよう。
その先のことは先生たちが考えてくれるさ。