早咲きの桜があちらこちらで見頃になってきました。今日と明日は、私の周りで今咲いている桜をご紹介します。最初はやはり地元の「桜」、「玉縄桜」から。
「染井吉野」の自然交配によって生まれたとされる、早咲き種の桜です。県職員の方が発見し、「大船フラワーセンター」で育てられました。「河津桜」により、「早咲きの桜」がブームとなり、近年「玉縄桜」も人気が高まってきたようです。需要に答えるため、造園業者の協力を得て、苗木の増産が進められています。
「河津桜」。「鶴ヶ岡八幡宮」本殿前の、階段横に咲いています。下の「舞殿」を背景に。
「河津桜」は、各地の行政が積極的に植樹を進め、一躍人気者になったようです。「寒緋桜」と「早咲き大島桜」の自然交配種と言われています。
河津桜の原木は、樹齢約50年・樹高約10m、樹巾約10m、幹周約115cmです。
河津町田中の飯田勝美氏(故人)が昭和30年頃の2月のある日に河津川沿いの冬枯れの雑草の中で芽吹いている桜の苗を見つけて、現在地に植えたものです。昭和41年から開花が見られ1月下旬頃から1ヶ月にわたり咲き続けました。この桜は、河津町に原木があることから、昭和49年に河津桜と命名され、昭和50年に河津町の木に指定されました。(河津町役場のウエブサイトから抜粋)

「おかめ桜」。イギリス生まれの桜だそうです。イギリスの桜愛好者、イングラム氏が「豆桜」と「寒緋桜」をかけ合わせて生み出した品種。濃いピンクの俯き加減の花が、とても愛らしいですね。名前の「おかめ」、日本の代表的な美人を表す言葉ですね。
ロシナンテ