My Rosemary Nights

映画の感想などなど

(記事に無関係あるいは御遠慮願いたいトラコメは削除いたします)

ハケンの品格 第4話

2007年01月31日 | ドラマ・アニメ関連
今日の大前春子さんには大拍手!
熱は出しても出勤して仕事をこなす。風邪は土日に直すもの、その通り!体調管理は自己責任ですから。簡単に休むやつにはわからないでしょう。

めずらしく東海林君がいいセリフ言ってました。
「2ヶ月後には俺はアンタをもっと好きになっているかもしれない」
こうも言ってましたが。
「一緒に仕事するってのは一緒に生きていくってことじゃないのか」
それは違う。

森ちゃん~、早く大人になって。
今日はいっぱい突っ込ませてもらいます。
振込額を嘆きながら外食(飲む)ってどういうこと?ちゃんと自炊して出費を押さえなきゃダメでしょう。自分の身を嘆くだけで、努力が足りません。家に帰ってからパソコンでEXCELやWORD練習するとか自己努力・研鑽してないじゃん!スキル向上の努力もしないで嘆くだけは子供のすることです。
それから、会社の鍵持って帰るな!同じ失敗を2度してはいけません。黒岩さんにも「また~?!」って指摘されてるし(よくぞ指摘してくれました、これは注意すべき行動ですから)。
ぞれからズル休みして就職活動するのはいけません。みんなやっていること?バカ~!まあ、これについては本人も反省していましたから1歩前進。

ところで森ちゃんは時給1200円?あの程度の仕事で?なんてバブリーな会社。モスクワ支社とかあるくせに披露宴の状況からして社員の質などそのレベルにない会社です。ちょっと脚本の設定おかしい。もう少しリアルさ求めたいです。
ちなみに私、時給で言うと1000円以下です。かつては派遣を使役する正社員の立場にいた経験があるので、黒岩さんの気持ちもわかる部分があります。彼女が抱えている淋しさとか。

ヒミツの花園 第4話

2007年01月31日 | ドラマ・アニメ関連
今日の釈由美子はまあまあでした。やっとこさ。

今日は4兄弟の演技競演が楽しかったです。
航の長兄らしいところ、修のひょうきん、智のキレた時の感じ、陽のするどさ。
陽の「欲求不満なんじゃない?」の一言にはその通り!と思わず言ってしまいました。

4兄弟の中の誰かとくっつけるんなら、最終的には池田鉄洋さん演じる修とくっつけて欲しいです。優しい航、イケメン智と安易にくっつけないで欲しい。今のところ夏世にまったくその気のない修だが、忙しい修を思いやって料理を作ってあげようとした夏世にそのうち・・・というのが私の好みです。

思うんですが、月山夏世って仕事なめてますよね・・・。
それに料理は得意でないくせに、変に凝った料理をいきなり作ろうとする(美味しいはず無いのに)、ちょっとあさはか。

噂の女

2007年01月28日 | 映画の感想
作品:「噂の女」(監督:溝口健二/ 1954年/ 日本/ 84分)
月日:2007/1/27
場所:高知県立美術館ホール
主催:高知県立美術館

この作品、今回観た溝口作品の中で、私的には一番面白かったです。

田中絹代の演技も、観た作品の中で一番良かったです。美しいヒロイン、性格の良いヒロインではなく、女のいやらしさとか多少嫌な部分もある役の方が彼女は映えると思います。顔はふっくらやや下ぶくれで美人ではないが、目がキュートでお茶目ですし。

娘役の久我美子が綺麗で、オードリー・ヘップバーンに似ていました。意識して真似しているのかしらと思い調べたら、前年に「ローマの休日」同年に「麗しのサブリナ」が作成されていました。ウエストとか細いですね~。憧れます、ああいうスタイル。

2人から想われる若い医者は、途中で本性が現れ、母娘ともにこんな男に翻弄されてるのかと思うと、あ~バカバカ早く気付けよ!とハラハラしましたが、娘が鋏を持って向かっていったのには良くやった!と拍手、胸がスッキリしました。

母親にお金を用立てる旦那役が良かったです。ああいう人がいるからその周りの世の中はそれなりにみんなが生活していけるように回っているのだと思います。そりゃ損得も考えながら、でも悪人というわけでもなく、あんじょうやっていく。一番世渡りが上手なタイプではないでしょうか。

ただ、タイトルには疑問あり。「噂の女」って?
母親、娘両方を指しているのでしょうか。


山椒太夫

2007年01月28日 | 映画の感想
作品:「山椒太夫」(監督:溝口健二/ 1954年/ 日本/ 124分)
月日:2007/1/27
場所:高知県立美術館ホール
主催:高知県立美術館

「山椒太夫」の話は、私の記憶では、安寿は姉で厨子王は弟だったが、映画では兄妹になっていた。記憶違いかと思い、帰宅してネットで調べると記憶は正しかった(ほっ)。映画では設定を変えているんですね。

物足りないところは、母親の目が見えなくなったいきさつが描かれていないところ。山椒太夫の元から逃げ出した厨子王が、父親の跡を継いで国主となった途端、物腰や態度などがそれらしく変化しているところ(変わるの早!)。安寿は厨子王を逃がして入水自殺するのに比べ、厨子王は直接父に観音を渡され言葉を聞いていながら希望をなくして流された生き方をしていて、やはり兄妹ではなく姉弟にすべきではなかったかというところ。最後に親子が再開するシーンで、母の玉木の手足は薄汚れているのに、顔だけ白くて違和感があったところ。なんとなく、時間を割いて欲しいところとそうでないところがちょっと私の感覚とずれていたところ。

今回の溝口健二映画祭の中で一番観たかった作品だったので、期待しすぎていたのかもしれません。ヴェネチア映画祭で賞を与えられた理由はどこなのだろうか?そのうち調べてみようかと思います。

ススキの原は綺麗でした。白黒はテレビで見ると暗いと聞いていたので、技術的なことはよくわからないのですが、明暗が綺麗に出ていると感じました。

ヒミツの花園 第3話

2007年01月26日 | ドラマ・アニメ関連
どうしても釈由美子の演技のヘタさが気になる・・・。

顔がかわいいだけで、表情がまったくないというか乏しいというか。映画館の中での居眠りも、「眠っているフリ」をしている演技に見える。感情がぜんぜんこもっていないのです。微妙な表情の変化(まゆをひそめるとか、息つかいの変化とか)、そういった工夫がほとんど見られない。

なんかお人形さんみたい。

隣でボロボロ泣いている要潤さんは、ちゃんとこのドラマに合った演技をしているのに。

ハケンの品格 第3話

2007年01月25日 | ドラマ・アニメ関連
今日のは第2話ほどではなかったかな。設定に不満あり。

マグロも解体できる大前春子って何それ。安直。2500円のランチを毎日でも食べれる派遣って、何それ。どんな生活環境。解体ショー当日のその時間になって謝り入れるって非常識な会社。
ドラマを進めるために変な設定にしちゃってる気がします。

今回のは板谷由夏さんが良かったなぁ。男たちの中で頑張っている人。派遣を見下しているところ・嫌いなことはずばずば言いすぎるところとか直せばかなりいい人材だと思う。

大前春子さんは里中主任を仕事ができないと言っているけど、そんなことはないと思うのです。頼りないけど、仕事ができないわけじゃない。そこんとこ、ちゃんと描いて欲しい。

森美雪ちゃん、あなたはこれからなんだから、周りの人の良いところを吸収して、悪いところは反面教師にして、もっと成長するんだよ。頑張れ。

かもめ食堂

2007年01月25日 | 映画の感想
作品:「かもめ食堂」(監督:荻上直子 / 2005年/ 日本/ 102分)
月日:2007/1/20
上映:DVD鑑賞

ずっと以前にポンさんという方がコメントくださり「かもめ食堂」を観たと書かれていたので気になっていた作品です。
DVD借りて観て、その後日「チネチッタ高知」見てたら、3月に自主上映があるのを知りました。DVDで観ちゃったよ・・・。

穏かな映画です。
サチエさんってすごい。日々の生活は規則正しく、動じずマイペース。激昂などすることなく、お店に来てくれる人は皆ウェルカム。身なりは清潔、お店も清潔。料理はシンプルだが、丁寧に料理していて美味しそう(じゅる)。焼き鮭、おにぎり、トンカツ、豚のしょうが焼き(だよね多分)、どれもこれも本当に美味しそうです。ランチに行きたい雰囲気。

私なら、ああいうお店があったら、人には教えず隠れ家にするのになぁ。
でも店構えはオープン、ウェルカムって感じで、隠れ家的ではないのですが。

悩めるサチエさんも観てみたいですっていったら、この映画の路線とはちょっと違ってきちゃいますね。

もたいまさこさんも、片桐はいりさんも持ち味生かしてて良いです。
特にもたいまさこさんのあの感じ。
カバン開けたら、一面、きのこ(だよね?)。何てファンタジー。ムーミンのフィンランドだから、そんな事も有り得るのかも?いえいえ、そんなはずは。でもおおげさに驚いたりしないもたいまさこさんなのです。

焼き鮭は本当に美味しそうですよ(じゅる)。
美味しいランチに憧れる方、ぜひご鑑賞(ご賞味)下さい。

西鶴一代女

2007年01月23日 | 映画の感想
作品:「西鶴一代女」(監督:溝口健二/ 1952年/ 日本/ 136分)
月日:2007/1/8
場所:高知県立美術館ホール
主催:高知県立美術館

田中絹代さんという女優さんは、名前は聞いたことがあるのですが、出演されている映画を見るのは「お遊さま」含めこの日が初めて。さて、どんな演技をされる方なのだろうかと興味深々だったのですが、ものすごく感動した!というのは特になかったです。

お!と思ったのは、お堂?の中で、たくさん並ぶ仏様の1つの顔をじっと見入るところ。あの目。映像のおかげでもあるのですが、あの目は煌いていて美しかった。落ちるところまで落ちた身なのだが、自分が一番輝いた頃を思い描いて、その時と同様の美しさ・艶・情熱といったものが目に表れているのだと感じました。

「お遊さま」と違ってイライラすることはなく、周りの人間に翻弄されてしまう主人公はまことに不運。現代人の私からすると、どうしてそこで言うことを聞いてしまうのか!?というはがゆさは若干ありますが、「意に反して落ち続ける女の映画」と思って観れば面白いです。それが現代では「嫌われ松子の一生」になるのですね。

1カットの長さはすごいですね。それで演じる役者さんもすごい。
若い時の三船敏郎はいい男(*^^*)。そっちにいくんかい!?と自分つっこみですが、新しい発見でした。

2007年01月22日 | 映画の感想
作品:「弓」(監督:キム・ギドク/ 2005年/ 韓国/ 90分)
月日:2007/1/19
場所:高知県立美術館ホール
主催:シネマ・サンライズ

昨年、キム・ギドク監督の「うつせみ」を観ていい作品だと思ったので、同監督作品なので今回も観に行きました。

老人の風貌が仲代達也に似ていて、目の感情表現が伝わってきました。
「うつせみ」同様、ほとんどセリフなし。主人公2人はまったくなし。少女が笑うぐらい。
少女は船の上で10年暮らしているから、食事の仕方も自然児。大口でバックバックと食べる。老人は少女を大事に育てているので使役はしない。食事も作ってあげるし、身体も洗ってあげるし。「俺のもんだ!」って感じ。老人にとっては上等の持ち物(宝物)。
青年に出会うまでは少女にとっては別に不満のない世界だったけど、青年と出会って、嫉妬したおじいさんに邪魔されてはじめて少女は自分がいる世界が檻であることに気付く。
でも少女が自分から離れていくについて死のうとした老人を抱きしめ、結局、老人と結婚する。なんで~?
そこのところの描き方がいまいちよくわからなかった。

しかし、ああいう終わり方するとは。この映画はファンタジーだったのか?と一瞬勘違いしそうでした。
あの終り方は男のロマンなのではないだろうか?じいさん、そこまであの少女に固執するの?幽霊になってまで?「抱けば俺のもの」なのか?男ってバカだぁ~。
結婚式を黙って眺めているだけの青年もバカだぁ~。

それに対比して、少女が悲しげな風でもなく、驚いているふうでもなく、未練でついていこうとする船(じいさん)に向かってバイバイしている姿が、何とも可笑しみを感じました。

ヒミツの花園 第2話

2007年01月18日 | ドラマ・アニメ関連
はぁ~。釈由美子の演技が相変わらずイマイチ。脚本もイマイチ。
キャラがちゃんと描けていないから、セリフでカバーしている。
ドラマとしては「ハケンの品格」が数段上のような気がします。

とりあえずはハンサム4兄弟と寺島進さん、真矢みきさんが出ているから観ていられるけど。

脚本の永田優子さん、もっと頑張って下さい。
監督は・・・誰だっけ?

ハケンの品格 第2話

2007年01月17日 | ドラマ・アニメ関連
今日の第2話はとても面白かったです。

第1話を観た時は、大前春子はあの路線のまま進むのかと思ったけど、第2話では第1話では見られなかった別の一面を見せてくれて、大前春子に奥行きが出ていました。

加藤あいちゃんの演技は、今までのドラマの中で一番安心して、というか自然に演技しているようで良いです。「海猿」では内心ヘタクソ・・・と思っていたけど、今回の役は当り役ではないでしょうか(もしくは演技が上達したか)。

今日の最後の方で、大泉洋演じる正社員が初めて「大前さん」と呼び、大前春子が「おはようございます、東海林主任」とにっこり挨拶していました。あの場面は、いいですねえ。プライド高い東海林主任は、できる女大前春子ににっこり微笑んで挨拶されると絶対に嬉しいはず(内心、うっし!!と思っているはず)。次回予告の1シーンにつながるのですねぇ。

小泉孝太郎君演じる里中主任は頼りないけど、見るところ気づくべきところはちゃんと気付いてくれていて、メンタルフォローもあり、将来は部下に信頼される良き上司になるのだと思います。里中主任の良いところは、東海林主任と違って、変なプライドを抱えていないこと。でも、出世上手なのは東海林主任なのですよね。

今シーズンのドラマ

2007年01月11日 | ドラマ・アニメ関連
前シーズンはのだめカンタービレで楽しめましたが、さて、今シーズンはどうでしょうね?
とりあえず、今日の段階で観たドラマは、
「花より男子2」「浅草ふくまる旅館」「ヒミツの花園」「ハケンの品格」
の4本。うーん、どれも初っ端から突出して面白い!というのはないですね。

個人的に最期まで観たいと思っているのは、「ヒミツの花園」。
だって、ハンサム揃いなんだもの~!
堺雅人さんは「オードリー!」の頃から注目している人。要潤さん、相変わらず素敵。池田鉄洋さん、「医龍」でのものすごい存在感が記憶に新しく、今回もオーラがビンビン。本郷奏多くん、将来楽しみ!
4人の演技比べが楽しみです。初回は堺雅人さんの勝ち!温和だけど本音の見えない感じが良く出ていましたよ~うふふ。
女性陣は、真矢みきさん、大好きだよ~!。釈由美子さん、演技まだまだヘタです、底が浅いです、もっと勉強してください。監督さん、あの演技でOK出さないで。

「花男2」は、う~ん。もう少し観てから感想書きます。

「浅草ふくまる旅館」は賀来千香子さんが好きなので観たい作品。でも作品としては、西田敏行さんのお得意のキャラのままなので、もう少し変化が欲しいところ。違った西田さんを観たいなぁ。お姉さん役の木野花さんがいい味です。

「ハケンの品格」は、篠原涼子さんが「Anego」や「アンフェア」からの変化があまり見られない。ストーリーも「え~、そんな脚本やだ・・・ちょっと違うんじゃない?」と思う個所がいくつかありました。一方で、小泉孝太郎くん、加藤あいちゃんが頑張っていました。

と、こんなところでしょうか。
明日以降は「拝啓、父上様」か「きらきら研修医」、「演歌の女王」、「華麗なる一族」が始まりますね。
さあ、3月末次点で、これが一番面白かった!と言えるのはどの作品になるでしょうか。

観損ねた映画

2007年01月11日 | その他映画関係
昨年の上映作品の中で、観たいな・・と思いつつ観損ねた映画たち。
 サヨナラCOLOR、亀も空を飛ぶ、ALWAYS三丁目の夕日、私の頭の中の消しゴム
 空中庭園、狼少女、綴り字のシーズン、イノセント・ボイス、三年身篭る、力道山
 美しい人、紙屋悦子の青春、ブラック・ダリア、博士の愛した数式、嫌われ松子の一生
その中でも、「紙屋悦子の青春」は特に観たかった・・。
今年はどれだけ観れるかな~。

十二国記

2007年01月10日 | ドラマ・アニメ関連
BS2で再放送始まりました!
番組表に(再)となかったので、もしかして続編?と淡い期待をしたのですが、やはり再放送でした。
大好きな延王様が出てくるまで遠い~。

ぜひともアニメ続編希望します。できれば黄昏の岸暁の空希望!
それよりも、小野不由美様、続編執筆してください~!

お遊さま

2007年01月08日 | 映画の感想
作品:「お遊さま」(監督:溝口健二/ 1951年/ 日本/ 93分)
月日:2007/1/8
場所:高知県立美術館ホール
主催:高知県立美術館

実は溝口監督作品観るのは初めてです(多分)。

この作品は~。観ていて実にイライラしました。ストーリーに引き込まれた上でですので、作品そのものにイライラしたのではなく、登場人物にイライラ。
あまりイライラしたので、この作品に関しては、登場人物をボロカスに言わせてもらいます(役者さんを、じゃないですよ)。
もう、今回は作品の良し悪しはよう書きません・・・。

作品紹介に「性愛を超えた複雑な男女の・・・」とあるけど、性愛は超えてなどいません!それが証拠にお遊は暑気にあたって寝ていて気づいたあとしばし思案しているし、お遊さんにお静と本当の夫婦になってと言われて慎之介は頭を抱えているし。

妹の前で慎之介と平気でじゃれる姉のお遊さんにムカッ!
良き姉のつもりで妹の行く末をあれこれ心配してあげている、いい子チャンのつもりのお遊さんにムカッ!それも、悪意や自意識がないのでタチが悪い。妹のお静があんまり可哀想だ!
お静はお静で、お遊の息子が死んだあと、好きな同士で一緒になってくれと世間知らずな事をいう、イライラッ!
愛ですべて乗り越えられると思っているの?世間はそんなに甘くないですよ。平成の現在じゃない、血縁・親戚など世間体に厳しい当時でそんなの許されるわけ無いでしょう!と、観ながら心の中でずっと毒づいておりました。
一番許せないのは慎之介ですねぇ。何考えてるの、この男!お静の言葉のままに3人の表向き仲良しこよしの状態に甘んじて、お静さんずっと苦しめて。
途中からでいいから愛情はお静に移って、お遊さんのことは憧れに昇華させて欲しかった。なんで最初にお静さんの言いなりになるの?男でしょう?メメしいやつ~。
谷崎潤一郎って・・・・。

ちょっと話はそれるけど、たいがいの優しい人って、人に優しくすることが善だと思いこんでいるアホもよくいるんですよね。突き放す優しさというか、表向きの優しさではなく、結末を予想した上でもっとも良いと思う道に相手が進むように仕向けるのが本当の優しさだと私は思っているので、悪意はないにしても、表向きの、自分が善でいるための自己満足な優しさは大嫌いです。それを美化するようなことも嫌いです。(いえ、この作品がそうやって美化している作品だと言っているのではないですよ)