外国語の曲に出会う時、
そしてその曲を練習してみようかなと思うとき、
あなたは、何に惹かれてその曲に決めるのでしょうか?
演奏会に行って、またはCDを聞いて、「この曲きれい」なんて理由で
選んでいませんか?
現代のポップスなどの作曲家は、先に曲を作って、そこへ詩を乗せるという方法をとる人も多くいるようですが、クラシックの楽曲でそのように作られるものは本当にまれです。
先に詩があり、それに感動した作曲家が曲をつける。
そして、詩の乗った楽曲に何か惹かれるものをみつけた私たちが演奏する。
「シューベルトのセレナーデっていいですね。」
「冬の旅を一度やってみたい。」
女性の声楽初心者によくあるケースです。
もちろんこれがヨーロッパでは、普通は男性しか歌わない曲であるというのが
わかっていて歌う分にはいいでしょう。でもそれを知らずに演奏してる歌手や、
説明なしに歌わせている指導者には本当に驚くばかりです。
また、上記の例題のように比較的わかりやすいものならばいいのですが、
詩を理解せずにあいまいな表現で歌ってしまう人が本当に多いのです。
今、自分がなんと言う言葉を発し、それはどんな気持ちから発生しているのか?
それを理解せず、呪文のように外国語の歌を歌うことが、芸術でしょうか?
外国で勉強しろとは言いません。
少なくとも、単語を辞書で調べ、言葉を理解し、作曲・作詞者についても調べ、
その詩の生まれた場所を調べ、その詩に関連する文献を読み・・まだまだすることはたくさんあります。
外国語の詩を理解できない観客が悪いのか?いいえ!
客席が理解していないのをいいことに、適当に言葉を扱う演奏者が悪いのです。
でも、どうして詩を理解する必要があるのでしょう?
なぜなら、言葉(詩)が生まれるということは、なんらかしらの感情が生まれるということ。詩から生まれる感情なしに歌っていたって、何も伝わりません。
歌は「音と言葉」から生まれる感情を表現するのであって、
歌手のいい声を示すだけのものではありません。
詩をきちんと理解し、感情を乗せて読むことができたら、歌の練習は簡単です。
なぜなら、その感情を歌声にのせて再現するだけでいいのです。
高い音や、難しいパッセージにまどわされて、表現がわからなくなったとき、
迷うことがありません。
新しい曲を練習する時、音をまだ全く取れていない状態でも
詩を(本を見ずに)声にだしていうことができますよ。
(日本語の訳詩でもいいので、詩を先に好きになりましょう!)
そしてその曲を練習してみようかなと思うとき、
あなたは、何に惹かれてその曲に決めるのでしょうか?
演奏会に行って、またはCDを聞いて、「この曲きれい」なんて理由で
選んでいませんか?
現代のポップスなどの作曲家は、先に曲を作って、そこへ詩を乗せるという方法をとる人も多くいるようですが、クラシックの楽曲でそのように作られるものは本当にまれです。
先に詩があり、それに感動した作曲家が曲をつける。
そして、詩の乗った楽曲に何か惹かれるものをみつけた私たちが演奏する。
「シューベルトのセレナーデっていいですね。」
「冬の旅を一度やってみたい。」
女性の声楽初心者によくあるケースです。
もちろんこれがヨーロッパでは、普通は男性しか歌わない曲であるというのが
わかっていて歌う分にはいいでしょう。でもそれを知らずに演奏してる歌手や、
説明なしに歌わせている指導者には本当に驚くばかりです。
また、上記の例題のように比較的わかりやすいものならばいいのですが、
詩を理解せずにあいまいな表現で歌ってしまう人が本当に多いのです。
今、自分がなんと言う言葉を発し、それはどんな気持ちから発生しているのか?
それを理解せず、呪文のように外国語の歌を歌うことが、芸術でしょうか?
外国で勉強しろとは言いません。
少なくとも、単語を辞書で調べ、言葉を理解し、作曲・作詞者についても調べ、
その詩の生まれた場所を調べ、その詩に関連する文献を読み・・まだまだすることはたくさんあります。
外国語の詩を理解できない観客が悪いのか?いいえ!
客席が理解していないのをいいことに、適当に言葉を扱う演奏者が悪いのです。
でも、どうして詩を理解する必要があるのでしょう?
なぜなら、言葉(詩)が生まれるということは、なんらかしらの感情が生まれるということ。詩から生まれる感情なしに歌っていたって、何も伝わりません。
歌は「音と言葉」から生まれる感情を表現するのであって、
歌手のいい声を示すだけのものではありません。
詩をきちんと理解し、感情を乗せて読むことができたら、歌の練習は簡単です。
なぜなら、その感情を歌声にのせて再現するだけでいいのです。
高い音や、難しいパッセージにまどわされて、表現がわからなくなったとき、
迷うことがありません。
新しい曲を練習する時、音をまだ全く取れていない状態でも
詩を(本を見ずに)声にだしていうことができますよ。
(日本語の訳詩でもいいので、詩を先に好きになりましょう!)