ロマソ派.web

青い高校時代のすっぱい男達10人。バイクと温泉と星空を愛した。
彼らは自らをロマソ派と名乗ったが、今じゃもう言わない。

付き合ってた彼とは最近別れて顔も見たくない、と言う後輩を見て

2018-06-04 23:13:36 | 不意に思ったこと
愛なんてものは自由で気まぐれなもので、愛の隣にはいつでも憎悪っていう感情が付きまとっている。
感情のベクトルはどちらかを指していることもあれば、どちらも指していない時もある。
ただ、強い気持ちのベクトルが、いきなり消えてしまうのは感覚的に嫌であるから、憎悪に向いているような気がするのかもしれない。

という風に考えるのは多分男性だけなんじゃないかとも思う。
感情を理論的に整理、なんて煩わしいことはせずとも自分の感情がメインで、どうしてそんな感情になるかは、不要なのかも。

誰かが言っていたけど、愛には3つのingが必要だと。
タイミング、フィーリング、ハプニング
これって有名な話だったんだね、感心して損した。
そして、誰かの心情を察したいときに見るネットは中毒性があって怖いものだ。
別に正解が書いてあるわけじゃないのに。

さて、3つのingのどれがどのくらいの割合になっているか知りたいところだが、どうやらその割合ってのもタイミングで変化するらしい。
タイミングが悪い時は全てが裏目に出るものだ。
誰かのタイミングが悪い時は、誰かのタイミングが良いってことか。
これはもうどうしようもない。
多分、周囲の環境の変化を観察するしかない、できるだけ長く、できるだけ近くで。

なら次はハプニングか。
偶然っぽいのが良いとは思う。
が、偶然じゃ発生し得ないレベルのハプニングでは、逆に興ざめって感じか。
であれば、偶然が起こりうる物理的な距離か、周囲の友人関係に根回しを頼むしかない。

最後にフィーリングだが、これがどうにかなっているのであれば、こんな事になっていない。
どちらかが我慢するんだから、よく口が動き、共感による幸せを多く感じる、女性側の話に相槌を打つしかない。


冷静になって書いて見ると分かったが、男女間のいざこざが発生した場合、男性は「早いとこ、この状況を打破したい。から直接相手に何が不満か聞こう。」となるであろうし、
女性は「私がこんなに怒っている。タイミングよくハプニングが起こってフィーリングが合わない限り、この状況は変わらない。」と思うだろう。
男性側から会話をする機会を作ったところで、会話は的を得ないのは容易に想像がつく。

であれば、男性側は直接本陣に攻め入ることは得策ではない。
本陣の周囲だったり本陣に関わる人物を観察するのが良いであろう。
そうすれば、タイミングが、ハプニングが、フィーリングであっても、見えてくるはずで、見えなければ、その時は色々揃っていないだろう。

女性側は何するか、そんなこと僕は知らない。