ロルフィング®︎のある生活。

走る!泳ぐ!蹴る!ロルファー リョウの身体的思考の記録。

歩行器

2010-01-17 11:40:33 | リハビリ
 いろいろな歩行器があって、どんなタイプの歩行器が良いのかという話。

膝の変形性関節症がある人のために。
ゴールは、実用レベルで、ピックアップの4点歩行器で歩くというもの。
それだったら、その歩行器で歩く練習をすれば良し、と思うのですが。実際、ごく軽い介助で可能。
(日常生活では、車いす自操レベル。)

耐久性を向上させたいので、歩行量を稼ぐために、サークル型ウォーカーで、介助して歩かせていたら、膝が痛いという訴えが出て来た。

さて、どう考えるか?
常勤のPTさんが言うには、サークルで、きちんと肘で支えられたら、免荷になるので、耐久性をあげるためには、このままで良いのではないか、とのこと。
う~ん?

4点のピックアップで歩くのと、サークルで歩くのでは、ストラテジーが全く違うわけで。
ピックアップでは、膝に荷重がかかる瞬間だけ、自分で調節して、免荷するわけで、サークルのように四六時中免荷しているものとは違う。
クローズドキネティックチェーン、オープンキネティックチェーンの違いくらい、あるのでは?
きちんと足の裏を付けていないということだけでも、膝の不安定性を増大させるのではなかろうか。

耐久性の面にしても、歩行量だけではかれるものでもなく、時間、質を考えて、そして、ゴールを考えて、きちんとした運動処方をしたいものだとちょっと、思ったりして。

(今日は、いつもとは違う感じで、書いてみました。)

最新の画像もっと見る

コメントを投稿