ろこめっとのこれでいいのかな?

社会問題と子ども関連にしぼって再開します!

屋久島海がめ日記 Ⅲ

2009年07月08日 16時16分08秒 | 地元九州のお話
海がめ館では基本的に男女共同生活です。
プライベートな空間や時間はまずありません。
着替え、トイレ、シャワーはさすがに仕切られてますが。
その辺が改善されればもっと参加者が増えると思うのですが…
公共の建物ですのであまり豪華にする予算も難しいし非難も来るかな~と。

前回でも出しましたが基本的に風雨決行です。
なかなか過酷ですが記録をとりにくいのが一番面倒でした。
他の作業は海辺だし砂の上這いずり回るのである意味すぐあきらめられました(笑)

やはり一番嫌だったのは見世物にされていることかな~
お金とって産卵を見世物にするのはいかがなものかと。
そのために調査が滞るしカメが上陸してくるのですが目の前を見物人が横切ったり勝手に動いてビックリさせて追い返しちゃったり。
今のところ調査に参加するかこの団体に仲介してもらわないと産卵見れないのである意味仕方ないと言えば仕方ないんですけどね。
ゴミを産卵した場所の横に捨てたり酔っ払って叫んだり変な方がいっぱいいました。
みなさんはそんなことしないでね!
無茶をされるより限定した見物をされる方がずいぶんいいので私はいろいろ書きましたが半分以上納得しています。
何百人もわらわら浜に降りられたらどうしようもありませんしね。
調査団体とうまく共存してほしいものです。

基本的に産卵が多いのは永田浜といわれる小さい浜をいくつかまとめた総称の浜です。
中でも見学や産卵に適したのはいなか浜です。
他の浜は人工的な護岸工事のため砂が大量に減り産卵が非常にしにくくなったそうです。
いなか浜には宿泊施設もあり「マリンブルー」「キャンプ場」などいくつかの小規模な宿があります。
もちろん巨大なホテルより施設はつつましいのですが泊まるには十分、だと思います。

なおカメは光や動くものに反応して引き返してしまうのであまり好ましないのですが…
存在している以上活用しないのもどうかと思うので情報は個人で調べてみてください。
大きなホテルはちょうどいなか浜の島の反対側にありますがバスが来ていたのでツアーみたいなものが組まれていると思います。
そこも個人でお調べください。
なにせカメの調査以外する時間も何もなかったので…

もともとカメは日本沿岸全域で産卵していたのですが環境の悪化によりほとんど産卵しなくなってしまいました。
人間が追いやってしまったどこででも見れた光景を見に行っているということを忘れないでくださいね。
本来保護なんて必要なく、人間のせいで、人間から守るため保護しなければならないのです。


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