2008年8月15日(天気:晴れ・気温:33/27℃)。
須磨浦公園~鵯越駅。
その勘違いのまま練習日初日を迎えた。
計画では「須磨浦公園~鵯越駅」を行く予定で、須磨浦公園を朝7時に出発。
道のりは約15km。
今でもそのメールは保存しているが、15kmを4時間で行く計画だった。
その他に休憩を2時間。6時間あれば着くだろう…と。
帰りには、お弁当屋さんで牛めしを予約していた。お弁当屋に行く時間はお店に2~3日前までに連絡が必要だったので、余裕を持った時間を設定していた。そう…この時は、歩き終わった後の食事のことなどを考えていたのだ。
昔もこの数年も運動経験のなかった僕にとっては甘すぎる考えだった、とすぐに知ることになる。
以下、二年前の大会直後(この練習初日から約3~4ヵ月後)に記したメモを元に記す。読みにくい点や意味不明の文章もあります(笑)。
2008年8月15日(天気:晴れ・気温:27~33℃)。
須磨浦公園を7時出発。
この時間でもとても暑い。凍らせたペットなどお茶を約2.5L持つ。
気温は33~27℃。何もしなくてもバテてしまいそう。
鉄拐山頂を経る。老夫婦と話す。高倉山~交番手前の休憩所で、年配の方数人と話す。
おらが茶屋~交番への下り(約300段)の階段でひざ裏(ふくらはぎの上)の痛みが出始める。毛虫が手についてこわかった。直後にカナヘビ二匹。
次の400階段上りを数えて登る。栂尾山頂ベンチで休む。
須磨アルプスでは足が痛くて、ゆっくりしか歩けない。
横尾団地~妙法寺交差点への道では、下り階段がきつい。悲鳴を上げそうなほど、一歩ずつの歩みで足に激痛。小学校前では誤って左折してしまい、20分以上のロス。気持ちが折れそうだった。
高取山では、果てしなく続くように感じられた登りで、両足太ももがつって座り込んでしまう。帽子や地図を山中に投げそうになり、泣きそうになってた。
「こんなことをしてても人生の何の役に立つねん!」と。
やっとのことで高取下山。しかしここからの丸山の急な下りが大変。高取橋東詰交差点でも誤って左折してしまう。ショック。20分位のロス。丸山の上りも最高にきつかった。
今まで、足が痛くても登りは何とか来られたが、限界。足を引きずり歩く。
やっと…やっとコンビニに着いた。飲み物&トイレ。店員さんに鵯までもうすぐときき、もうひと頑張り。鵯の駅前ではブロック塀をつたい歩きし、すれ違ったおじいさんに心配そうに見られた。
鵯越駅に14:30に着いた。休憩こそあったが、7時間半かかった。
電車が来ても、ホームと電車をまたげない。
足の不自由な人の気持ちが、初めて少しわかった気がした。
時間が経ちやっと電車に乗れた。Aさんに「もう縦走練習をやめさせていただきます」と言った。初日にして音を上げた。
車内で、いすに座ると立てない。下車するひと駅前から(!)、ゆっくり立ち始める。
乗り換えの駅では20分位動けず座る。
駅の上り下り階段は、山と同じくつらい。
帰宅までの下りと上り階段も悲鳴を上げそうだった。
家の階段も片道5分はかかった。トイレもつらい。
シャワーをしてて、座ったら足(ふくらはぎ横)がつって固まった。
部屋のいすにも座れない(立てなくなるから)。
服の着替えも一苦労。やめたくなった。
この日の筋肉痛は、とにかくひどかった。
これが初日の記録。
よく考えたら当たり前だが、初めての縦走路で平均4kmなんて無理な話だった。
結構歩き慣れた今でさえ、真夏の暑さの中では普通の歩きは難しい。
靴も服装もリュックも、何から何まで準備不足だった。
やめたくなったのも確かだが、もしこの先練習をするなら、最低限の道具は必要だと思った(後日、登山用品店で靴とズボンを買った)。
予約していたお弁当屋に行こうにも、足が動かない。階段が、ほぼ歩けない状態だった。Aさんに行ってもらった。牛めしはおいしかったけど、精根尽き果てていたからあまりすすまなかった。
※後日Aさんが縦走経験者のTさんにこの日のことを話し、あきらめかけていると、「真夏で初めてなら仕方ないよ。季節が変われば全然違うから…」と言ってもらった。それでAさんは、あきらめるのをやめた。
(意外にも時間のことは全然問題ないというか、触れられなかったらしい。
Aさんと違って登山の経験がない僕は、根本的な体力や歩きなれていない体や足腰の問題が大きいと思っていたし、Tさんが山歩きや運動ですごい経験を持っている方だということをこの時は知らなかったが、ほとんど考える暇も無く、2回目の練習に…)
僕もAさんも、もう少しのところでやめていたかもしれない。
それほど大変な一日だった。
2008年8月15日(天気:晴れ・気温:27~33℃)。
須磨浦公園~鵯越駅。
須磨浦公園 7:00
おらが茶屋 8:42
高倉交番 8:55
400階段 9:05
栂尾山 9:20
横尾山 9:50
馬の背 10:20
妙法寺交差点11:18
高取山 12:35
コンビニ ?
鵯越駅 14:30
☆2012年3月に写真を更新。
友達が撮影。
ここからスタート。
休憩。ここまでだけで相当疲れていた。
400階段。
栂尾山頂の展望台から。
鉢伏山・旗振山・鉄拐山・高倉台方面。向こうに見える山から歩いてきた。
その山の手前の住宅街に高倉会館や交番やお店がある。
こちらがスタート付近(と思う)。
須磨アルプス。
横尾山頂を過ぎて岩場が始まって間もなくの場所。
ここから馬ノ背に向かっていく。
馬ノ背を渡る直前。
過ぎた須磨アルプスを振り返る。今歩いてきたところ。
ここには載っていない写真で、撮影の時に手すりを両手で不安そうに持っているものがあった。今もだが、初めて来た時は特に怖かった…。
須磨浦公園~鵯越駅。
その勘違いのまま練習日初日を迎えた。
計画では「須磨浦公園~鵯越駅」を行く予定で、須磨浦公園を朝7時に出発。
道のりは約15km。
今でもそのメールは保存しているが、15kmを4時間で行く計画だった。
その他に休憩を2時間。6時間あれば着くだろう…と。
帰りには、お弁当屋さんで牛めしを予約していた。お弁当屋に行く時間はお店に2~3日前までに連絡が必要だったので、余裕を持った時間を設定していた。そう…この時は、歩き終わった後の食事のことなどを考えていたのだ。
昔もこの数年も運動経験のなかった僕にとっては甘すぎる考えだった、とすぐに知ることになる。
以下、二年前の大会直後(この練習初日から約3~4ヵ月後)に記したメモを元に記す。読みにくい点や意味不明の文章もあります(笑)。
2008年8月15日(天気:晴れ・気温:27~33℃)。
須磨浦公園を7時出発。
この時間でもとても暑い。凍らせたペットなどお茶を約2.5L持つ。
気温は33~27℃。何もしなくてもバテてしまいそう。
鉄拐山頂を経る。老夫婦と話す。高倉山~交番手前の休憩所で、年配の方数人と話す。
おらが茶屋~交番への下り(約300段)の階段でひざ裏(ふくらはぎの上)の痛みが出始める。毛虫が手についてこわかった。直後にカナヘビ二匹。
次の400階段上りを数えて登る。栂尾山頂ベンチで休む。
須磨アルプスでは足が痛くて、ゆっくりしか歩けない。
横尾団地~妙法寺交差点への道では、下り階段がきつい。悲鳴を上げそうなほど、一歩ずつの歩みで足に激痛。小学校前では誤って左折してしまい、20分以上のロス。気持ちが折れそうだった。
高取山では、果てしなく続くように感じられた登りで、両足太ももがつって座り込んでしまう。帽子や地図を山中に投げそうになり、泣きそうになってた。
「こんなことをしてても人生の何の役に立つねん!」と。
やっとのことで高取下山。しかしここからの丸山の急な下りが大変。高取橋東詰交差点でも誤って左折してしまう。ショック。20分位のロス。丸山の上りも最高にきつかった。
今まで、足が痛くても登りは何とか来られたが、限界。足を引きずり歩く。
やっと…やっとコンビニに着いた。飲み物&トイレ。店員さんに鵯までもうすぐときき、もうひと頑張り。鵯の駅前ではブロック塀をつたい歩きし、すれ違ったおじいさんに心配そうに見られた。
鵯越駅に14:30に着いた。休憩こそあったが、7時間半かかった。
電車が来ても、ホームと電車をまたげない。
足の不自由な人の気持ちが、初めて少しわかった気がした。
時間が経ちやっと電車に乗れた。Aさんに「もう縦走練習をやめさせていただきます」と言った。初日にして音を上げた。
車内で、いすに座ると立てない。下車するひと駅前から(!)、ゆっくり立ち始める。
乗り換えの駅では20分位動けず座る。
駅の上り下り階段は、山と同じくつらい。
帰宅までの下りと上り階段も悲鳴を上げそうだった。
家の階段も片道5分はかかった。トイレもつらい。
シャワーをしてて、座ったら足(ふくらはぎ横)がつって固まった。
部屋のいすにも座れない(立てなくなるから)。
服の着替えも一苦労。やめたくなった。
この日の筋肉痛は、とにかくひどかった。
これが初日の記録。
よく考えたら当たり前だが、初めての縦走路で平均4kmなんて無理な話だった。
結構歩き慣れた今でさえ、真夏の暑さの中では普通の歩きは難しい。
靴も服装もリュックも、何から何まで準備不足だった。
やめたくなったのも確かだが、もしこの先練習をするなら、最低限の道具は必要だと思った(後日、登山用品店で靴とズボンを買った)。
予約していたお弁当屋に行こうにも、足が動かない。階段が、ほぼ歩けない状態だった。Aさんに行ってもらった。牛めしはおいしかったけど、精根尽き果てていたからあまりすすまなかった。
※後日Aさんが縦走経験者のTさんにこの日のことを話し、あきらめかけていると、「真夏で初めてなら仕方ないよ。季節が変われば全然違うから…」と言ってもらった。それでAさんは、あきらめるのをやめた。
(意外にも時間のことは全然問題ないというか、触れられなかったらしい。
Aさんと違って登山の経験がない僕は、根本的な体力や歩きなれていない体や足腰の問題が大きいと思っていたし、Tさんが山歩きや運動ですごい経験を持っている方だということをこの時は知らなかったが、ほとんど考える暇も無く、2回目の練習に…)
僕もAさんも、もう少しのところでやめていたかもしれない。
それほど大変な一日だった。
2008年8月15日(天気:晴れ・気温:27~33℃)。
須磨浦公園~鵯越駅。
須磨浦公園 7:00
おらが茶屋 8:42
高倉交番 8:55
400階段 9:05
栂尾山 9:20
横尾山 9:50
馬の背 10:20
妙法寺交差点11:18
高取山 12:35
コンビニ ?
鵯越駅 14:30
☆2012年3月に写真を更新。
友達が撮影。
ここからスタート。
休憩。ここまでだけで相当疲れていた。
400階段。
栂尾山頂の展望台から。
鉢伏山・旗振山・鉄拐山・高倉台方面。向こうに見える山から歩いてきた。
その山の手前の住宅街に高倉会館や交番やお店がある。
こちらがスタート付近(と思う)。
須磨アルプス。
横尾山頂を過ぎて岩場が始まって間もなくの場所。
ここから馬ノ背に向かっていく。
馬ノ背を渡る直前。
過ぎた須磨アルプスを振り返る。今歩いてきたところ。
ここには載っていない写真で、撮影の時に手すりを両手で不安そうに持っているものがあった。今もだが、初めて来た時は特に怖かった…。
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