プロジェクト・マネジメントの要諦The Key to Project Management

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1 → A
ゼロから新たに生みだす。既にあるものを作り替える。
楽しみながら考えていきましょう

アジャイルの人事評価

2018-08-03 | 考え方

アジャイルチームをどう評価するか。

人事評価は組織マターなので、決まりはないが、ガイドラインを3つ示しておく。

  1. チームで評価する
  2. 頻繁に評価する
  3. 失敗を追求せず、挑戦を奨励する
アジャイルはチーム単位で行動する。だから、評価もチーム単位だ。個人単位で評価すると、個人プレーが増える。チーム全体の総合力に焦点を当てるため、チームレベルで評価する。
 
アジャイルは、反復しながら漸進的に進めていく手法だ。アジャイルを加速するには、頻繁にフィードバックする仕組みが欠かせない。評価についても年次評価だけでは少なすぎる。四半期単位、できれば毎月評価し、フィードバックしよう。フィードバックすることで、成長を促そう。
 
また、変化の激しい世の中である。役割が変わることもあるだろう。そんな時も、短期の評価ループなら柔軟に対応できる。変化を取り込める。
 
アジャイルは、自律したチームとして、自ら思考し改善していく。変化を機会と捉え、よくなっていくには、新しい事に挑戦するマインドが求められる。挑戦を奨励し、失敗を追求しない評価制度が不可欠である。
 
人事評価を考える際も、アジャイルマニフェストは参考になる。
以下抜粋するので、もう一度、読み返してほしい。

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  • プロセスやツールよりも個人と対話
  • 包括的なドキュメントよりも動くソフトウェア
  • 契約交渉よりも顧客との協調
  • 計画に従うことよりも変化への対応
評価タイミングを決めてしまうのもオススメである。時間軸で進めるメリットはこちら
 

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