結構、ん?と思うタイトルの記事が
ITmediaに載ってました。
まぁ、とりあえず読んで下さい。
コンピューティングの世界では、最も大きく致命的な欠陥はそれを人間が使っていることにあるという話は笑い話でもあり真実でもあります。
結局SP2でどんなにセキュリティ強化しても、ユーザーがアホなら全てが無意味であると。 例えばAdministratorのパスワードが空とかね、何でもして下さいと言わんばかり。 「Administratorって?」とか言われると頭痛くなります。
でも、逆に大半のユーザーがそういうもんだという事を前提に物を作らなければならないのではないでしょうか?
そういう意味では記事にも書いてありますが、Windowsというのは非常に遅れていると思うんですね。
LinuxやMac OS Xを使っていると分かるのですが、「管理者」と「一般ユーザー」が明確に分かれていて、通常「一般ユーザー」でしかコンピュータを使うことができません。 Windowsみたいにいきなり「管理者」でログインはできないのです。
LinuxやMac OS Xでは「一般ユーザー」ではシステム内部のファイルをいじったり、アプリケーションのインストールや、システムを変更してしまうようなコードの実行はできなくて、どうしても実行したければ、その時点で一時的に管理者モードに切り替えます。
Windowsにも「管理者」と「それ以外」という分け方があるようなのですが、「それ以外」のユーザーは、本当に一切のシステム側のファイルがいじれず、それは例えば、何かソフトを動かして、そのソフトが一時的に作業ファイルをシステム側に設けようとしても拒否されます、なので「それ以外」の設定のユーザーではほとんどのソフトがまともに動作しないのです。 ユーザーが「管理者」であることが前提のシステム構成になっているのです。 インストール時に最初に設定したユーザーが無条件に「管理者」になるのもWindowsだけです。
ちゃんと知識のある賢いユーザーであっても、無知でアホなユーザーであっても管理者は管理者。
Windowsの問題の本質ってのはそこにあると思うんですけどねぇ…。
その辺りのバランスをもっとうまくやってほしいものです。
まぁ、マイクロソフト自身もそれは認識しているようで、次期版のWindowsで対応するとか言ってますけどね。
遅 ぇ ん だ よ 。 そ れ じ ゃ 。
ま、僕は家ではマックとLinuxしか使ってないので良いですけどね。