あゆはエイベックスの社長より強いと!?

2004-08-04 | 
1日から始まったエイベックスのどたばた劇ですが。
バカ&嫌われ者の依田社長と対立していた、エイベックスの殆どのアーティストのプロデューサー兼専務であるMAX松浦と、同じく専務である千葉氏が突然辞任。
MAX松浦は浜崎あゆみを発掘したことでも有名で、実質アーティストの育成管理は全てMAX松浦が手がけていて、そのMAX松浦がエイベックスからいなくなるというのはとんでもない自体だったのです。
MAX松浦や千葉氏を慕うアーティストは多く、MAX松浦と千葉氏がエイベックスを離れて新レーベルを立ち上げるとうい話と同時にあゆがコメントを発表、「エイベックスは終焉」とばっさり切り捨てる程、その後も続々とアーティストがコメントを発表、エイベックスを育て上げるのに必要だったTRFや安室奈美恵やら90年代売れまくり小室ファミリー、EXILEなどなど、多くのアーティストが明言はしないものの遠回しに移籍の可能性を匂わせ、アーティストや社員の流出、株価の暴落と、存亡の危機になったわけです。

で、一夜明けて事は一転、プレスリリースでMAX松浦、千葉両氏の復帰がアナウンスされてました。

まぁ依田社長が事の大きさに気づき、2人に平謝りに謝ったのではないかと。
稼ぎ頭のあゆを失うわけにはいかなかったのでしょう。 なんせ、多い時期はエイベックスの売上の4割はあゆの稼ぎでしたし、あゆがいなくなればエイベックスは潰れると。 ええ。
ま、もっと言えば依田社長もあゆの足下にも及ばなかったというか。 はいはい。

一連の成り行きは、ココとかココを読んでみるとよろしいかと。

でもって、結末は依田社長退任だそうで。
まぁ、音楽業界と経済界をこの数日のドタバタでかき乱したのだから当然でしょう。
邪魔者を消そうとしたら自分が退く羽目になって、邪魔者は自分だったとやっと気づかされた大バカなのか。
この結果を見越してMAX松浦が仕掛けたクーデターだったのか。

単なる話題作りだったりして…とか最初は思ったんですが、社長退任してるし、それにあまりにも用意周到な気がするんですよね。
辞任発表からあゆや他のアーティストのコメント発表の手際が良すぎる気がして、最初っから根回し済みで、見事依田社長を退任に追い込んだのか。 だとしたらすごすぎる。 こわいこわい。



まぁ、「社長」とか「会長」とか組織の中の肩書きなんてものはクソですね。
肩書きにあぐらをかいて足下見ないでいるうちに、気づけば崖っぷちなんですよ。 聞こえてますかー? そこで椅子にふんぞり返ってるアンタだよアンタ、そう。
肩書きなんかより力ですよ、チカラ。
僕はチカラが欲しい。

僕も戦わなくては、会社の人間と。
単なる組織の歯車人間に拳を振るわなくては。