七転びあおき

時にゆるゆる、時に必死!30越えしても、一人ぼっちでも、全く気にしない開き直り役者青木律によるアオキリツの観察日記

初日終了。本日楽日。

2014-04-30 12:57:31 | Weblog
昨日きていただいた皆様、ありがとうございました。
好き嫌いがはっきり分かれる芝居。私自身も最初は戸惑いましたが、最終的には面白いと思えるようになり、演出の平木さんや座組みの皆さんを信じて、楽しく演じさせていただきました。
厳しいものも含め、様々な意見があるかと思いますが、、また感想など聞かせていただきたいです。

私や芝居全体のことでの意見はいくらでも聞くけれど、私とは関係のないところのことで、お客様に頭を下げなくてはいけないこと、ほんとうに悔しく思います。
てゆうか人間、ホンイキの虫酸が走ると、嗤うのだね。
びっくりだ。
何の話かはここには書けないけど、観に来ていただいた人には、「ああ、このことか」と、すぐにわかるかと思います。
今日来てくれるお客さんにはばっちり、対策済み。情けない・・・やり場ねぇ~、この怒り。

あとは、自分のなすべきことを、まっとうするだけ。
一番聞きたかった、「面白かった」も、聞けたし。ホントに励みになる。

さあ、泣いても笑ってもあと1回。
嗤うぞ、どうせなら。


いちおこちらにも。

2014-04-28 22:23:25 | Weblog
明日ご来場くださるかたにさきほどメールしましたが、こちらにもいちおのせておきます。



青木律です。明日29日「青森県のせむし男」ご予約ありがとうございます。

会場は日暮里d-倉庫
18時開場
19時開演となっております。

当日のチケットは完売しております。5分前からキャンセル分の当日券の発売が始まるそうなので、早めのご来場をお願いします。
客席の関係上、開演後の入場はご遠慮いただく可能性があるそうです。
万が一遅くなる場合は、劇団の制作さんか劇場に直接、連絡をください。

皆様ご存知のとおり、今携帯をなくしてまして。
明日は9時過ぎには家を出ますので、何かありましたら、杉村さんという劇団の制作さんに許可をとってありますので、彼女に連絡ください。


※お送りしたメールに彼女のメアドを貼っておきました


さて、会場までの行き方です。

日暮里駅南口を出て、左手の階段を下りると、左斜め前方に「馬賊」というラーメン屋がありますので、駅を背にしてその通りを直進。
その通りが「繊維街通り」です。その通りを5分くらい歩きますと、ファミリーマートが左手に見えてきますので、そこを左折。
1つめの四つ角を右折すると、d倉庫の看板が出ています。

d倉庫の詳細はこちら↓

荒川区東日暮里6-19-7-2F
03(5811)5399

http://www.geocities.jp/azabubu/index_d


長い稽古の日々、皆さんに観てほしくて頑張りました。
どうぞお楽しみに!会場でお待ちしております☆

小屋入り前夜。

2014-04-28 04:02:09 | Weblog
この緊張感、好きだ。

然し、作業が残ってゐる。
アローンでやる芝居のチラシ。コンビニでコピーして、ちょきちょき。
というのは、コピー代をケチるため、A3の中に4枚分入れたので、切らねばならんのだ。
四等分して、周りの白い部分もちょきちょき。あー、めんどくせー!

youtubeでチャイコフスキー×カラヤンのオーケストラを流しながら、ちょきちょき。
このガキが!と言われようが、カラヤンが好きなんだ。チャイコも。


明日から、楽しい楽しい3日間が始まる。
仕込み入れて3日間て、ほかの現場に比べたら短いけど、上演時間も1時間と短いけど、めちゃくちゃ疲れるんだろうな。
そしてそれを終えた後に飲む酒は、うまいんだろうな。

今回の人たちも、優しくて面白かったな。




稽古の写真。ちなみにこのようなシーンはございません。



休憩中。共演者のさよさん睦ちゃんと。



疲労困憊の、わし。


自分で撮った写真はスマホと一緒に消えてしまったので。色ちゃんのブログから拝借した。

幸い、思ったより入りも遅いので、もうちょい作業する。ヒィー

まだまだ。

2014-04-27 02:14:28 | Weblog
明日、いよいよ稽古最終日。

できることは、まだまだたくさんある。

小さい役ですが、
気のせいかもですが、

やっと、やっと、最近、
少しだけ自分らしい輝きを放てるようになってきた気がする。

いつもやってることと、まるで違う毛色の演劇ではあるが、やるべきことや大切にしなくちゃいけないことは案外同じであると気付いた。
気付いたからには、もう迷わずに突き進むしかないね。

最後の1日。
磨けるところは全部磨くぜ!

アリアハンの宿屋はかく語りき。

2014-04-27 01:14:50 | Weblog
たとえば画太郎が描くババアとか、大変な思いして老人介護してる人とかが激怒する可能性もあるわけじゃん。ただただ下品で不快だと思う人もいるじゃん?
私だって、実際に自分がババアと呼ばれる年齢になった時、直視できないかも知れないし。

だけど、誰に批判されたって、画太郎はババアを描き続けるでしょ?
覚悟と信念って、ああゆうのを言うんじゃないかな。

私は有名人じゃないし影響力もないけど、表現者を自称するからには、私が世に送り出したものには責任を持たなければいけない。
誰かからの反感と戦わなければいけない。

…違うな。戦うんじゃなくて、その反感とも寄り添っていかなきゃダメだ。

それは不謹慎うんぬんだけじゃなくて、「つまらない」って感想や、身体的な悪口や、あらゆるバッシングと。だ。


それが覚悟ってやつさ。


こないだ怒られたこともそうだし、私の芝居に関しても、色んな人から色んな感想を言われる。
それ自体はとっても喜ばしいことだけど、それをいちいち真に受けてたら、自分がやりたいことが、どんどんぶれてく。
「誰に何を言われても、これがやりたいんじゃい!」
その心意気が薄れていけばいくほど、作品はぼやけていく。

色んな意見や、人から嫌われる恐怖や、あらゆる雑念で頭がぐちゃぐちゃにとっちらかってても、必ず見えるところに置いてあるもの。
それが信念。


「当たり障りがある」ことをやろうと思うのなら、誰かを傷つけたり嫌われる覚悟をしないといけないし、
「それでもこれがやりたいんじゃい!」と言い張れるだけの信念を持たなければならない。

それがあって初めて、「表現者としての発言権」ってのが得られるんじゃないかな。
それなしで「当たり障りがある」ことやってる人は、言葉の暴力を振りかざす自分に酔ってるだけだ。ただのいじめっこ。

そうゆうの、かっこ悪いからやめようよ、ってことだ。

むう、やること多いから、すごく中途半端だけど。今日はこの辺で。
明日は最後の稽古。

ホントはもっと色んな人と、こんな話したい。
めんどくさがらずに、話そうよ。本番終わったらね。

反省すべきこと。

2014-04-25 02:02:16 | Weblog
先日のブログの内容について、ある方に怒られた。

人の死と笑いについて。
軽率な発言でありました。

まじめに芝居を作っている私だからこそ、こうゆう場への書き込みにも注意をはらうべきであると。
大好きだった人の死と向き合う人をバカにしたり、背景も良く知らないくせにネタにしたりしてはいけないと。
真剣に言われました。

そのあとはいつもの、優しくて豪快で暑苦し…熱いその人に戻りましたが。
正直、こたえたわー。


また、大切な人を傷つけてしまった。
批判される覚悟とか偉そうなこと言っておいて、全然でしたわ。


私は表現者なんだから、もっともっと、人の気持ちのわかる人にならなくてはいけない。

誰かを傷つけてでも、それはやる価値のあることなのか、
誰かに不快な思いをさせてまで、ブログで書かねばならんのか、

ちゃんと考えなきゃいけないね。
昨日言ってくれたその人以外にも、不快な思いをした人がいたら、本当にごめんなさい。
気をつけます。

ジークムント・フロイトはかく語りき。

2014-04-23 03:03:37 | Weblog
今日、生まれて初めて、人を殺す夢を見た。

祭り会場みたいな、人がごった返してるところで、見ず知らずの男性を森に誘い込んで、さくっと殺して、さくっと埋めた。
そして、何事もなかったかのように家族のもとに戻って、そのまま祭りを楽しんだ。

むろん、そんな願望はない。私の脳みそのどこ探してもない。精神的に病んでもいない。むしろすごく充実してる。

たぶん、何かの暗示だと思う。
…今調べた。人を殺す夢。



都合の悪いものは消してしまいたい、現状をリセットしたい、そんな願望がストレートに現れたのが、殺す夢や殺される夢です
殺す夢なら、自分の努力が幸運を呼び込みます。新たな道を切り開こうとする積極的な姿勢を意味しています。夢の中で誰かを殺すことによって、抱えていたトラブルは解決に向かいます。気力が満ちている証拠でもあり、積極的な行動が幸運を呼びます。



…めっちゃいい夢やんけ。
みんなもガンガン見ようぜ!人殺す夢☆

傘さして散歩。

2014-04-22 00:09:33 | Weblog
前にたつさんが、男性の顔がプリントされたシャツを着てたので「それ誰?」って聞いたら、
「サトウハチローだよ」って言われた。のを、急に思い出した。
実際のところサトウハチローってのは嘘で、名前忘れたけど海外のミュージシャンだったのだけど。

なぜか急に思い出して、今読んでた本も読み終わりそうだったので、ドコモショップに寄りがてら船橋の図書館まで、歩いていくことにした。サトウハチローの詩集を求めて。
船橋市には4箇所くらい図書館があって、1箇所、頑張れば徒歩で行ける距離にあったと思ったのだが…二駅くらい歩いて、確かこの辺!って思ってた場所に図書館はなく。
諦めて帰る途中、ステキな神社を見つけたので、お参りして帰った。やっとできた。お参り。イイことあるとイイな。

ウチ帰って、サトウハチローの詩を調べてみたよ。
美しいな。私には、ちょっと美しすぎるな。
もすこし、濁りがあるほうが私は好きだな。



私が携帯落とした日、廣瀬くんと飲んでたんだけど、その日の行動が少しずつ明らかになっていった。彼からの報告があったり、自分で思い出したり。携帯は依然見つからないんだけどね。
少し思い出した。あの日、廣瀬くんと「人の死と笑い」についてすごく話したんだ。

地井武男さんが亡くなった時の田中邦衛の弔辞。
田中邦衛のモノマネする人は、何であんな面白いやつを、やらんのだ。
それをやる人がいたとして、世間が不謹慎だとその人を叩いても、私は評価するぜ。

と言ったら、廣瀬君が猛反発したんだ。誰かがいやな思いをする笑いなんて、あってはいけない。
みたいなことを言ってて、すごくその通りだと思ったよ。
でも、どっちの意見が正しいかは、凄く難しい。

自分がやってることで誰かを傷つけたり、人から非難されたりするのは、怖いことだ。
だからこそ表現者は、相当な覚悟と信念を持って作品と向き合わなければいけない。

しりあがり寿の「3月11日のかけら」って映像を見たとき、私は、ピカソのゲルニカみたいな、深い悲しみを感じたんだ。
不謹慎だとか不愉快だとか言う人は、何て感性が乏しいのだと、怒りさえ感じた。
「3月11日のかけら」についての見解は断じて曲げる気はないけど、否定的な人を否定するのは間違いだと気付いた。
だって、しりあがり寿は、プロだもの。覚悟と信念が私に伝わったから、私は胸を打たれたのだ。
サトウハチローみたいな、誰も傷つけない美しい世界もステキだ。
だけど私は、いつか私も傷つけられたり傷つけたりするかもしれない世界の中で、戦っていたい。

「せむし男」が終わったら、新しい台本の製作を少しずつはじめてく。
色んな意見がある、とってもデリケートなテーマだ。生半可な気持ちでは取り組んではいけない。今から怖くて仕方がない。
だけど、私は逃げないよ。この作品から逃げて、次になんか進めないよ。
うしろめたい気持ちでやるなら、やらないほうがまし。批判されてすぐに「すいません」って言っちゃうくらいの信念なら、最初からやるべきではない。

そんな芝居を、10月あたりにやります。何かと口ばっかりなところが多い私だけど、これだけはホントにやる。


でも、その前に、目先の本番に全力を注ぐ。
きっと当時は非難の声もあったはず、寺山の芝居。
私は今、寺山の信念を、そして演出の平木さんの覚悟を、身をもって感じてる。
私も同じ気持ちで臨まざるを得ない。まだ覚悟が足りてない気がする。
まだ時間はある。もっともっと、この台本を理解したい。




ちなみに、図書館は私が思ってた場所からさらに2駅離れてた。
そして、たつさんが着てたシャツの人とサトウハチロー、全然似てなかった。

やめられない とまれない

2014-04-21 02:22:29 | Weblog
うーん。困ったことに、携帯のない生活が、けっこう快適だ。
周りにただいなる迷惑かけている手前、しゅんとしてなきゃダメなんだけど…

でも、携帯なんてなくたって生きてゆけることは、わかった。
まあ、元から依存してないし、依存してる人はかっこ悪いと感じていたわけなんだが。
サシで飲んでて、私がトイレから帰ると、必ず携帯いじってる人とかね。
そうゆう人はきっと、「時間を味わう」と言う感覚を、忘れてる。さみしいことだと思うよ。まあ、本人がそれでいいならいいけど。


電話でもなんでも、最新の機器たちに囲まれながら、古い(ダサいとも言う)人もいるし、
そんなものなくたって、いつだってかっこよい人もいる。
気の持ちよう、ですな。まさに。
まあ、結局買い換えることになるのだろうけど、もう少し、このままでいるよ。


さて。今日も昼から夜まで稽古でござんした。
地味に足の指を突き指した。突き指なんて、学生以来だよ。
「突き指」という概念をすかっり忘れてて、折れてるのかと思ったもの。
痛いけど、我慢できないほどじゃなし、芝居にも全く支障がないので、放置。

そんなかんじで自分のカラダを痛めつけながら稽古に励んでおります。
最初はアップの筋トレだけでキツかったけど、今ではすっかり慣れた。できなかったことができるようになったり、重い荷物を持って30分歩いて帰宅してもへっちゃらだったり、体の変化を実感せざるを得ない。本番終わっても、筋力はキープしたいな。そして本番までに、あと2キロ、体重を落としたい。落とす。まだ間に合うさ。
芝居的にもまだまだやることだらけ。カラダも疲弊しまくってる。そこへ携帯なくすハプニング。でも、心はすごく前向きだ。

大事な大事な1週間。やるっきゃないない!
気合入れていこう。




青木律から大事なお知らせその2。

2014-04-20 10:32:08 | Weblog

こんつわ。携帯を落とした青木です。

私の事情はおかまいなしに、舞台の本番が近付いてまいりました。

劇団IYAYOWORKの『青森県のせむし男』に客演いたします。
演者として、初めて触れる寺山修司の戯曲。難解な表現に戸惑いつつも、私なりに理解しつつ、日々稽古に励んでおります。
寺山修司の芝居を敬遠するかたも多いかと思います。私もその一人でしたが・・・
この舞台は、物語の世界観や雰囲気を守りつつ、演出の平木さんによるピリッとしたユーモアが加わり、面白い作品になっているかと、思います!

それでも寺山は苦手・・・という方、今回は他劇団と同時上演があります。
我々の前にやる『宇宙論☆講座』さんて劇団が、生演奏や音楽多めでコメディタッチで面白いみたいですよ。そちらにもご期待ください。

私はなかなか小さな役ですが、ちょっとだけ活躍、します。kou・・・じゃない、乞うご期待!

予約を入れないと、客席数の関係で入場いただけない場合もあるようなので、来てくださる方は必ず事前に予約の連絡をください。
ご存知のとおり、携帯が使えませんので、ご予約はこちら(rittyomenz@yahoo.co.jp
)にメールしてください。・・・すんません。夜には確認して返信いたします。

それでは公演の詳細です。



<die pratze 主催>

現代劇作家シリーズ4 寺山修司

『青森県のせむし男』フェスティバル




【日】

2014年 

4月29日(火・祝)

19:00~

4月30日(水)

19:00~

★開演60 分前より受付開始

★開演後は入場できない場合があります

※2団体同時上演となっています。




【会場】

日暮里 d-倉庫

[住所]  荒川区東日暮里6-19-7

[問合せ] azabubu26@ybb.ne.jp

[電話番号] 03(5811)5399

(日暮里駅南口より、徒歩7分。)


【作】 寺山修司

【演出】平木大士

【出演】青木律

    金城色

    佐藤沙予

    勝理治

    能條由宇

    平木大士

    増森剛大

    吉富睦

【楽曲協力】太田友城

【仮面作家】坂爪康太郎

【道具協力】高田百合絵(快楽のまばたき)

【制作・アートディレクター】杉村彩
【料金】

前売 2500円 (学生2200円 ※要学生証)

当日 2800円 (学生2500円 ※要学生証)

(同時上演の団体もご覧いただけます。)


《IYAYOWORKより》


叙情的なストーリーを、ロジカルに解体!

クラシカルなのか、アヴァンギャルドなのか、

先進的なのか、狂信的なのか、

盲目なのか、両目をふかく裂かんとするのか……。

寺山修司が海辺でたずさえていた、地平線のよく映るまで磨いた剃刀を、

IYAYOWORKがお借りしようという試みです。


長々とすみません。よろしくお願いします!