七転びあおき

時にゆるゆる、時に必死!30越えしても、一人ぼっちでも、全く気にしない開き直り役者青木律によるアオキリツの観察日記

きんきょう。

2008-08-05 15:00:48 | Weblog
深谷市ってのは、東京から1時間半~2時間くらいの、埼玉県の猛暑地帯です。

そこで、7月いっぱいまで撮影をやってました。
深谷の人たちは、心は熱く、人に温かい、カッコイイ人たちばかりでした。

深谷の皆様、本当にありがとうございました。
絶対に、面白いモノ作って、イイ顔でまた来ます。

さて、8月からはずっと都内で撮影しています。
主に、近所の公園で撮っているのですが、気温や騒音に加え、子供たちが曲者なんです。
めちゃくちゃなつかれとる・・・。

あたしにはキレてばかりのカトー君が、対子供だとたじたじなんです。
10人くらいの子供に囲まれて困り果ててました。
「これ何ー?」と聞かれたらちゃんと答える、「撮ってー」と言われたら手を抜かずに撮る、ボケた子にはつっこむ、彼は不器用だが、マジメなんだと思います。
ヒロインのめぐも、女の子に大人気で、休憩時間もずっと、その子達と遊んでました。

結局その日は撮りきれず、また後日撮ることになりました。
それってすごく、ダメなことですが、子供にキレて追い帰すような人が一人もいなくて、そこにいた子が帰る時、「面白かった」と言ってくれて、それはそれでよかったなあと思います。

この企画を始めて、冷たい人やずるい人はたくさん見てきました。
しかししかし、このドラマは、役者、スタッフの頑張りとアイデアに加え、人の優しさや応援で成り立っています。てゆうか、それがなきゃできない。

深谷の人たちの支えがなくなって、この先どうしようかと思ってましたが、自分が面白いと思ったことを、真剣にやっていれば、応援してくれる人は必ずいるようです。
子供たち!みんなの応援は忘れないから、みんなもカトー君やめぐの優しさを、ずっと忘れないでくれ!
お父さんお母さんへの宣伝も、忘れないでくれ!そして、もう少し静かにしてくれ。ほんとたのむ。

昨日は久しぶりに息抜き。めっちゃ元気出た。
あたしも、人を元気にできる人になりたい。もっともっと、面白くなりたいな。