たっちゃんのニックネームで手芸やフランス語の紹介をしてくれていた、松井一恵さんが9月26日に亡くなられました。55歳と言う若すぎる旅立ちでした。追悼特集として彼女の手芸作品、宝物、フランス語の詩の再掲をしています。27日にアップした、たっちゃんの手芸、休日、庭もご覧ください。
先日、私が京都大学の総合博物館のショップで購入した石のコレクションのブログをアップしましたら、たっちゃんが大変に興味を持ってくれて、二人で化石堀りや、考古学の話をしていたら、紀元以前の壺を持っていると言うので「見せて、見せて」とお願いしましたら、アップしました写真を彼女が送ってくれました。高さ15cm、幅14cmの飴色の壺です。
時の試練に耐えてヒビも欠けもなく水漏れも無いそうです。紀元前2000年から3000年ほど前の陶器だそうです。なんとも愛らしい形の壺です。彼女と何を入れたのであろうかとワインかそれとも蜂蜜だろうかと壺の話題が日々、ラインに踊りロマンが広がりました。私はエジプトのカイロ博物館でツタンカーメンの黄金のマスクなど多くの遺物を見ましたが身近なこの可愛らしい壺がなんとも気に入りました。
古代エジプトの壺が時空を超えて2018年の日本のブログに今日、載った事は何とも不思議な出来事です。
2018年6月29日